「こんなにボロボロになってるよ」
「えーっと、はい、そうね、そろそろ新しくしようかな。ホントお疲れ様の辞典だね」
教室には漢字字典を置いています。漢字がわからないと聞かれたら、あるいは、怪しい?漢字を書いていたら、漢字字典を調べて「これだよ」と示します。決して書いて教えません。書いて教えることは簡単ですが、漢字の意味や使い方が学べないし、漢字への興味も湧きません。その結果、かなり使います。
そんなことをしていたら、みんな、自分たちで調べ始めました。
「へー、そうか」
「なるほどね、こういう言葉もあるのか」
いいですねえ。
1年生のお子さまが調べ始めたら、上の学年の子たちも調べ始めました。小さな子がこうしているのに、自分たちも負けていられない、ってことかな。
パソコンやスマホで調べればすぐにわかることもありますが、字典を調べることで、関連した情報はもちろん、他のページも見たりしていろいろ楽しいんですよね。
あ、新しい字典買おうかな。でも、今のボロボロ字典もまだまだ活躍してもらうわよ!