最近、近隣の小学校の状況を詳しく聞く機会がありました。国分寺市政は保守的で、社会科見学も中止、修学旅行も中止、クラブ活動の対外試合も禁止、とにかく「コロナウイルス」については問題を起こさない方向性を向いています。近隣市である小金井市や小平市については、クラブ活動の対外試合は行っていることは確認できましたが、修学旅行やその他イベントについては確認できませんでした。私は大学で微生物学を専攻しておりました。さらには、バイオ・医薬品・検査薬企業などで15年以上に渡って勤務しました。現在の世界情勢が、1~2年程度でどうにかなるようなものではないことは明らかであると言えます。自市の生徒を守りたい気持ちは分かりますが、人や物が動く以上は、完全に守り抜く事は不可能です。それであれば、いかにこの状況と上手に共生していくかを考える方が建設的ではないかと思います。子どもの楽しみを奪う方向性ではなく、何とかして子どものために出来る事をかなえてあげるのが、我々大人の本当に成すべき事なのではないでしょうか?教室内で、「学校がつまらなくなった」という声を何度聞いたことでしょう。この世代も「ロストジェネレーション」になってしまうのでしょうか?
ただし、本当に何が正しかったのかは、時間が経過してみてからでないと判明しません。