脱ぎ捨てられた靴下 - 赤堤教室 - 幼児小学生のための国語算数英語学習教室ガウディア

脱ぎ捨てられた靴下

私の教室は、自宅1階を改装したものです。
図書館用の大きなテーブルを2台配し、みんなで、一緒に、勉強する雰囲気をつくりました。
家のリビングでリラックスして取り組むように…。(この雰囲気はHPを見てくださいね)。
自宅ですから(日本ですから?)、玄関で靴を脱いであがります。玄関で靴を揃えて…。
当然ですね。

「この靴下、誰の?」
「あー、俺の…。」
「こっちは誰?」
「僕のです!(なぜか自信満々)」
靴を脱いで、靴下も脱いで、裸足でくつろぐ、駆け回る…。
「だって、気持ちいいし、家ではいつもこうしているよ」
「うーん、わかる。でもね、ここはおうちじゃなくて、教室だよ。靴下を放り出さないで。」
「いいじゃん、ここはおうちみたいじゃん。」
おうちみたいにくつろいでくれるのはうれしい、しかし、絶句。お行儀悪いです…。で、

「靴下、脱いでもいいけど、脱いだら、自分のくつに丸めてしまっておこう!。」
「はーい!(なぜかうれしそう)」

こうして、教室に脱ぎ捨てられ、点々と散らばる靴下は行方を定め、落ち着きました。

しかし、また、常習犯により、靴下はあちこちに飛んでいます。
同じ会話の繰り返し。

リラックスしてくれて、うれしいけど、「これはこれ、それはそれ」。
礼儀とか、周りを思いやる大切さとか、そんな話をしたいけど、まあ、それは少しずつ…。
まずは、(理屈抜きで、気持ちで)わかってくれるかな。