「読書習慣」の大切さ - 国分寺駅前教室 - 幼児小学生のための国語算数英語学習教室ガウディア

「読書習慣」の大切さ

最近の研究でも明らかになってきましたが、「読解力」と「語彙力」はお互いに影響しながら成長していきます。つまり、どちらかが欠けていると成長力は鈍るということです。海外の研究ですが、「読解力」の高い子どもは、「未知の単語」を類推する能力が明らかに高いことが証明されています。また、「語彙力」の高い子どもは、当然ですが「読解力」も高くなります。このような「読解力」と「語彙力」の高い子どもは、「国語」以外の教科においても「理解力」が高く、「算数」「理科」「社会」「英語」においても、成績が優秀なケースが多いという結果が出ています。その「読解力」と「語彙力」は、小学校入学時点で既に「差」がついているそうです。そして、その「差」は、どんなに勉強しても、「小学校6年間では追い付けない」と結論付けられています。もし、自分の子どもに「読解力」と「語彙力」を付けさせたいのであれば、小さな頃から「読書習慣」を付けさせる事が推奨されています。「読解力」と「語彙力」を身に付ける特効薬は、「読書」です。そして、その「読書の質」「読書時間」も成績に影響するというデータが出ています。「読書時間」の多い子どもは、少ない子どもよりも有意に成績が高くなっています。小さい頃からの「読書習慣」は、幼児期の親のかかわり方(読み聞かせ、物の名前の教え方、日常会話など)でも影響されます。両親共働きが普通になり、1人の時間が多くなった子どもですが、「ゲーム」や「スマートフォン」を与えるのではなく、「本」を与えることを推奨します。「紙の本」の方が効果が高いとされていますが、私は「電子本」でも十分だと思います。