「やり方を知っている」と「使える」と「点数がとれる」は違います
3学期も無事スタートし、そろそろそれぞれの進学・進級に思いを馳せる時期になってきました。
八王子教室も、1年生になる子、小学校を卒業する子、ガウディアを卒業して日能研に入塾する子、などなど多くのお子さんが次のステップを前にドキドキワクワクしています。小学校で、中学校で、受験勉強で、これまでガウディアで学習してきた経験が子ども達を支えてくれるはずです。私達もまた、子ども達が一段と頼もしい表情を見せてくれるのが楽しみです。
ところで、八王子教室のお子さん達は３学期ぐらいになると、一つ上の学年のプリントに取り組むお子さんが増えてきます。
「先取り学習」なんて言葉があり、よくその是非が論争になったりしますが、ガウディアでは先取り学習を推奨しているわけではありません。ガウディアでは「その子にピッタリ」の箇所を学習することを重視していますので、一つ上の学年のプリントにチャレンジしているお子さん達は「ピッタリ」の箇所が結果として「先取り」になっているだけで、「目的としての先取り」ではなく「結果としての先取り」と言えます。
１～２年生ぐらいのお子さんに多いのですが、「〇〇君は割り算が出来る」「私は〇っていう漢字が書ける」など、先取りをしている子を「すごい」「えらい」「あたまいい」という評価をし、自分の順位や立ち位置を決めたがることがあります。そのこと自体は「自分と他者の違いを認識し始めた成長の証」とも言えますし、「よし、自分が一番になるぞ！」と学習のモチベーションにもつながるので、決して悪いことではないのですが、それを聞いた保護者の方が「他の学習教室の子はここまで先取りしているらしい」「うちの子も出来るかやらせてみたけど出来なかった。出来るようにさせなくては。」と勘違いをして焦ってしまうこともよくあるのです。
ところが、高学年になってくると、あまりそのような話題は出てこなくなります。「英検〇級合格したらしい、すごいね。」「漢字検定〇級受けるんだって、頑張ってるね。」というようなことは勿論ありますが、闇雲に「皆が知らないことを先に知っている」ということだけを賞賛するのではなく、英検〇級に合格する為に積み重ねた努力や過程に賞賛を送るようになってきます。自分自身も何かしら努力した経験があるはずなので、「結果としての先取り」に敬意を感じるようになるのかと思います。
さて、１～２年生に話を戻すと、「〇〇君は割り算が出来る」というクラス内のニュース、子ども達にとっては「出来る」とだけ認識されますが、この「出来る」は実は「やり方を知っている」「使える」「点数がとれる」の３段階に分けることが出来て、往々にして「出来る」が「やり方を知っている」だけのケースが多いのです。
例えば1年生の算数のたし算の問題
「２つのきんぎょばちにきんぎょを３びきずついれました。きんぎょはぜんぶでなんびきいるでしょう。しきとこたえをかきましょう。」
このような問題、「うちの子、年長だけどたし算出来ます！」というお子さんでも「２+３＝５」と答えてしまうことが多く見受けられます。たし算の「やり方を知っている」けど「使える」までは至っていない例ですね。
「しき ３+３＝６ こたえ６」このパターンも多いです。「使える」までは出来ていますが、「点数がとれる」には至っていません。
「しき ３+３＝６ こたえ６ぴき」これが「点数がとれる」です。答えの欄に「６」でも「６ひき」でもなく「６ぴき」と書いてようやく点数にむすびつくのです。
「やり方を知っている」（３+３は？と聞かれたら６と答えられる）のレベルで習得とみなし先に進めばどんどん「先取り学習」は出来てしまいます。でも「使える」もしくは「点数がとれる」ようになる為には、失敗しながらも様々なパターンの問題を経験し、問われている内容を自分で読解し求められた方法でアウトプットする練習が必要です。そこまで踏み込んで学習をしていると、「やり方を知っている」だけで先に進む「先取り学習」のようなスピードでは先取り出来なくて当然です。
それでも八王子教室には、「使える」「点数がとれる」レベルまで習得しながらも先取りするに至っている生徒さんが沢山います。ガウディアのコンセプトでもある「使える力」を養うプリントを毎日取り組んでいるうちに、「使える」ようになり、「点数がとれる」ようになり、結果として先取りに至っています。「かんたん、かんたん」なんてかっこつけていたある１年生の男の子が、素直に「むずかしい」と言えるようになりました。大きな成長です。知らなかったり間違ったりすることは恥ずかしいことではなく、次は正解出来るように理解しておこうと問題にきちんと向き合ったからこそ「むずかしい」という感想が出てきたのです。ここから先の成長がとても楽しみです。
春の無料体験学習キャンペーンをスタート致します。是非、ガウディアの教材を見にいらして下さい。「使える」ってこういうことか、と感じて頂けるかと思います。初回に簡単な診断テストにチャレンジして頂いて、お子様に「ピッタリ」の箇所からスタート致します。それが復習であったとしても先取りであったとしても「初めてのおべんきょう」であったとしても、今その子が取り組むべき「ピッタリ」の学習プランをご提案致します。
お問い合わせはお電話でも、メールでも、ショートメールでも。ショートメールでお名前、学年、無料体験希望日時を送って頂くだけでも大丈夫です。スタッフ一同、皆様のお力になれることを楽しみにしております。
ガウディア八王子教室
電話・ショートメールはこちら 090-6726-5870
メールはこちら hachioji@gaudia.co.jp
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
教室では以下をお願いしております。
・マスク着用・手指のアルコール消毒
（入口に設置）
・通室前の検温チェックと記録表の提出
教室では以下を実施しております。
・定期的な換気・定期的な机、いす、
ドアノブなどの室内・備品の消毒作業
自宅での学習を選択される場合は、通室
日分のプリントもお渡ししております。
通室曜日の変更やふりかえなども柔軟
に承っております。
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八王子教室も、1年生になる子、小学校を卒業する子、ガウディアを卒業して日能研に入塾する子、などなど多くのお子さんが次のステップを前にドキドキワクワクしています。小学校で、中学校で、受験勉強で、これまでガウディアで学習してきた経験が子ども達を支えてくれるはずです。私達もまた、子ども達が一段と頼もしい表情を見せてくれるのが楽しみです。
ところで、八王子教室のお子さん達は３学期ぐらいになると、一つ上の学年のプリントに取り組むお子さんが増えてきます。
「先取り学習」なんて言葉があり、よくその是非が論争になったりしますが、ガウディアでは先取り学習を推奨しているわけではありません。ガウディアでは「その子にピッタリ」の箇所を学習することを重視していますので、一つ上の学年のプリントにチャレンジしているお子さん達は「ピッタリ」の箇所が結果として「先取り」になっているだけで、「目的としての先取り」ではなく「結果としての先取り」と言えます。
１～２年生ぐらいのお子さんに多いのですが、「〇〇君は割り算が出来る」「私は〇っていう漢字が書ける」など、先取りをしている子を「すごい」「えらい」「あたまいい」という評価をし、自分の順位や立ち位置を決めたがることがあります。そのこと自体は「自分と他者の違いを認識し始めた成長の証」とも言えますし、「よし、自分が一番になるぞ！」と学習のモチベーションにもつながるので、決して悪いことではないのですが、それを聞いた保護者の方が「他の学習教室の子はここまで先取りしているらしい」「うちの子も出来るかやらせてみたけど出来なかった。出来るようにさせなくては。」と勘違いをして焦ってしまうこともよくあるのです。
ところが、高学年になってくると、あまりそのような話題は出てこなくなります。「英検〇級合格したらしい、すごいね。」「漢字検定〇級受けるんだって、頑張ってるね。」というようなことは勿論ありますが、闇雲に「皆が知らないことを先に知っている」ということだけを賞賛するのではなく、英検〇級に合格する為に積み重ねた努力や過程に賞賛を送るようになってきます。自分自身も何かしら努力した経験があるはずなので、「結果としての先取り」に敬意を感じるようになるのかと思います。
さて、１～２年生に話を戻すと、「〇〇君は割り算が出来る」というクラス内のニュース、子ども達にとっては「出来る」とだけ認識されますが、この「出来る」は実は「やり方を知っている」「使える」「点数がとれる」の３段階に分けることが出来て、往々にして「出来る」が「やり方を知っている」だけのケースが多いのです。
例えば1年生の算数のたし算の問題
「２つのきんぎょばちにきんぎょを３びきずついれました。きんぎょはぜんぶでなんびきいるでしょう。しきとこたえをかきましょう。」
このような問題、「うちの子、年長だけどたし算出来ます！」というお子さんでも「２+３＝５」と答えてしまうことが多く見受けられます。たし算の「やり方を知っている」けど「使える」までは至っていない例ですね。
「しき ３+３＝６ こたえ６」このパターンも多いです。「使える」までは出来ていますが、「点数がとれる」には至っていません。
「しき ３+３＝６ こたえ６ぴき」これが「点数がとれる」です。答えの欄に「６」でも「６ひき」でもなく「６ぴき」と書いてようやく点数にむすびつくのです。
「やり方を知っている」（３+３は？と聞かれたら６と答えられる）のレベルで習得とみなし先に進めばどんどん「先取り学習」は出来てしまいます。でも「使える」もしくは「点数がとれる」ようになる為には、失敗しながらも様々なパターンの問題を経験し、問われている内容を自分で読解し求められた方法でアウトプットする練習が必要です。そこまで踏み込んで学習をしていると、「やり方を知っている」だけで先に進む「先取り学習」のようなスピードでは先取り出来なくて当然です。
それでも八王子教室には、「使える」「点数がとれる」レベルまで習得しながらも先取りするに至っている生徒さんが沢山います。ガウディアのコンセプトでもある「使える力」を養うプリントを毎日取り組んでいるうちに、「使える」ようになり、「点数がとれる」ようになり、結果として先取りに至っています。「かんたん、かんたん」なんてかっこつけていたある１年生の男の子が、素直に「むずかしい」と言えるようになりました。大きな成長です。知らなかったり間違ったりすることは恥ずかしいことではなく、次は正解出来るように理解しておこうと問題にきちんと向き合ったからこそ「むずかしい」という感想が出てきたのです。ここから先の成長がとても楽しみです。
春の無料体験学習キャンペーンをスタート致します。是非、ガウディアの教材を見にいらして下さい。「使える」ってこういうことか、と感じて頂けるかと思います。初回に簡単な診断テストにチャレンジして頂いて、お子様に「ピッタリ」の箇所からスタート致します。それが復習であったとしても先取りであったとしても「初めてのおべんきょう」であったとしても、今その子が取り組むべき「ピッタリ」の学習プランをご提案致します。
お問い合わせはお電話でも、メールでも、ショートメールでも。ショートメールでお名前、学年、無料体験希望日時を送って頂くだけでも大丈夫です。スタッフ一同、皆様のお力になれることを楽しみにしております。
ガウディア八王子教室
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メールはこちら hachioji@gaudia.co.jp
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教室では以下をお願いしております。
・マスク着用・手指のアルコール消毒
（入口に設置）
・通室前の検温チェックと記録表の提出
教室では以下を実施しております。
・定期的な換気・定期的な机、いす、
ドアノブなどの室内・備品の消毒作業
自宅での学習を選択される場合は、通室
日分のプリントもお渡ししております。
通室曜日の変更やふりかえなども柔軟
に承っております。
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