小1算数最終単元、いろいろなたしざん・ひきざんを学びます。
文章題が多く、しっかり問題を読むことがとても大切です。
このなかで、みんなの頭を悩ます「なんばんめ」という問題。例えば、
「11人すわっています。あきこさんの席はうしろから4ばんめです。」
①「あきこさんのまえに なんにん いるでしょう」
②「あきこさんはまえから なんばんめでしょう。」
いずれも式と答えを書く問題です(一部省略)。
ぱっと読んでピンときますか?
問題の補助として絵が描かれてあるので、数えれば答えを確認できます。でも式が???
なんばんめ、という数え方は一人を表すので、
①11-4(あきこさんを含めて4人)=7(にん)
②7+1(あきこさんひとり分)=8(ばんめ)
いかがですか?
算数の文章題で、補助的に絵を描いて理解を促すことは多いです。
でも、多くのお子様は、絵を数えて答えがわかっているので、答えに合わせて無理に式をつくろうとする。
そこで、絵の中の「あきこさん」を中心にわかっている数字を書き込む、
絵の「あきこさん」を指で隠して、「あきこさんがここにひとり…」と促します。
この「なんにんめ」「なんばんめ」、みんなの頭を悩ます問題はまだ続きます…。