夏休みが終わり、いつもの日常が戻る9月(のはず)。
でも、夏休みを引きずる事象が多いのも9月、かな。
小1Mくん、興奮気味に来室。
「育てていたイモムシがどっかにいっちゃって、お母さんがすごく怒ってて…。」
イモムシ?育てていた?夏休みの「あるある」です。
どこかに行って困るのはMくんだけではなく、お母さまも。
お母さまは、踏んだらどうしよう、家の中でさなぎになったら、どうしよう、
そもそも、Mくんが自分で管理できないことにイライラする?など思い浮かびます…。
Mくんは、困り顔で、取組みを終え、急いで帰っていきました。
しばらくして、Mくん、再び登場。
「先生、イモムシ、見つかったよ!でもお母さんまだ怒ってるんだよな。」
「よかった、よかった!お母さんの怒り、すぐおさまると思うよ。」
「じゃあね」と帰っていきました。
「先生、お母さん、笑顔になったよ!」
Mくん、登場!安心したMくんは、しばらく教室で遊んでいました。
「Mくん、時間あるなら、新しいプリント出してあげるよ」
「えー、要らない。じゃあ、帰るか」
「そう、いろいろ報告しに来てくれてありがとう。イモムシ、ちゃんと見守ってね」
夏休みを引きずる事件?いえ、夏休みの大切な思い出、ですね。