お知らせ一覧 - 幼児小学生のための国語算数英語学習教室ガウディア
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お知らせ一覧

2024年12月16日

「ステキ!」コール

「こんにちは。あら、先生のお洋服、ステキですね。」
「あ、ありがとうございます。このモフモフ(とした感触)が好きなんです(笑)。」
「えーっ、ママもステキよ。」
「あら、Rちゃんもステキよ。とてもかわいいわ。」

寒くなってきたある日、小1Rちゃんとお母様が一緒にいらしたときの会話。
寒くなってきたので私はモフモフのベストを着ていました。丈が長いのでジレ、かな。お気に入りです。
お気に入りなので、褒められるとうれしい(笑)。
すかさず、Rちゃんは、ママを褒めました。
そして、私はRちゃんを褒めました。
3人で、ステキコール、ですね。

何気ない、こうした日常のちょっとした会話がとてもなごみます。
おしゃれの話だから、女子ならでは、かな(笑)。
でも、こうした何気ない優しさは、相手を思いやる気持ちから。
特別なことではありません。一息ついて、相手を見れば、何か「ステキ」が見つかります。
だから私は、ちょっと意識して子どもたちを見るように心がけています。

あ、Hくん、今日は機嫌が悪そうだな。
「どう?元気?Hくんが話していたゲーム、すごいね!私、全然わからなかった…。」
「すごいだろ。あれ、子どもじゃ難しいんだ。先生はまだ子どもだね。」
私、ゲームできないので、どんなゲームもわからないのですけど、この場合は…。

さあ、今日はどんな「ステキ」があるかな。

2024年12月9日

脱ぎ捨てられた靴下

私の教室は、自宅1階を改装したものです。
図書館用の大きなテーブルを2台配し、みんなで、一緒に、勉強する雰囲気をつくりました。
家のリビングでリラックスして取り組むように…。(この雰囲気はHPを見てくださいね)。
自宅ですから(日本ですから?)、玄関で靴を脱いであがります。玄関で靴を揃えて…。
当然ですね。

「この靴下、誰の?」
「あー、俺の…。」
「こっちは誰?」
「僕のです!(なぜか自信満々)」
靴を脱いで、靴下も脱いで、裸足でくつろぐ、駆け回る…。
「だって、気持ちいいし、家ではいつもこうしているよ」
「うーん、わかる。でもね、ここはおうちじゃなくて、教室だよ。靴下を放り出さないで。」
「いいじゃん、ここはおうちみたいじゃん。」
おうちみたいにくつろいでくれるのはうれしい、しかし、絶句。お行儀悪いです…。で、

「靴下、脱いでもいいけど、脱いだら、自分のくつに丸めてしまっておこう!。」
「はーい!(なぜかうれしそう)」

こうして、教室に脱ぎ捨てられ、点々と散らばる靴下は行方を定め、落ち着きました。

しかし、また、常習犯により、靴下はあちこちに飛んでいます。
同じ会話の繰り返し。

リラックスしてくれて、うれしいけど、「これはこれ、それはそれ」。
礼儀とか、周りを思いやる大切さとか、そんな話をしたいけど、まあ、それは少しずつ…。
まずは、(理屈抜きで、気持ちで)わかってくれるかな。

2024年12月2日

出張料金はいくらですか?

小2Aくん、国語のお直しで、私に質問に来ました。
「先生、これ、間違っていないよ」
「問題は何をきいているかな?もう一度、確認しよう」
「でも、お父さんはこれでいい、と言ってたよ」
「お父さんも問題読んでいないかなあ。」
「お父さん、頭いいから、間違うはずがないんだけど」
「うーん、じゃあ、一緒に問題を読もう!」
どうどうめぐりの会話です(笑)。

この原因は、問題の読み違い。
Aくんが質問にきた問題は、国語「組み合わせたことば」。2年生では言葉の理解を促す大切な取組みです。
例えば、「次のことばを二つのことばに分けましょう→”空きばこ”」。Aくんの答えは「空き+ばこ」。
正解は、「空く+はこ」。言葉の組み合わせを問うています。
更に、読み方が正しいかを確認する問題。「「草+花」は何と読むか、ひらがなで答えましょう。」
Aくんの答えは「草花」、漢字のまま書いています。
正解は「くさばな」。漢字が組み合わさった熟語の読み方を問うています。

「お父さんも問題をよく読んでいないんじゃないかなあ。大人は忙しい時、間違いやすいから。」
「じゃあ、先生、うちに来てお父さんに説明して!」
「うーん、ぜひそうしたいけど、出張サービスはしていないんです(笑)。」
「いくらなら、来てくれますか?」
ああ、また、どうどうめぐりになりそうです。

お父様、ごめんなさい。もう少し、読んでいただければ…。

2024年11月25日

「もうすぐ先生が怒るよ」

教室で、友だち同士、おしゃべりに夢中になるのはよくあること。
少しくらいなら気になりませんし、むしろ和気あいあいとしていて、いい感じ。
しかし、止まらない、大声になる、口が悪い、などエスカレートすることもしばしば。
ここで、「静かに!」などと口をはさみたいところですが、いずれ、気づいて静かにしてくれることを期待して、子どもたちに任せます。
ただ、やっぱり止まらない!

「そこ、静かに!他の子に迷惑です!」
「私が〇〇さんとお話している(指導)のに、聞こえないでしょ!」
「自分が集中したいのに、周りがうるさかったら、いやでしょ!」
これで、しばらくは静かになります。

ああ、今度は兄弟げんかにようです。殴り合い?です(ハラハラ)。
お兄ちゃんの怒り声、弟くんの泣き声…。そもそも、何故、ここで、兄弟ケンカ?
子供たちに任せるという、私の心のゆとりは消えつつあります…。

「うー、うるさい!」
消えた心のゆとりは、怒りの大声になってしまいました…。ああ…。

以来、うるさくなりそうな雰囲気が漂うと、みんな、つぶやきます。
「もうすぐ、先生が怒るよ」
私だって怒りたくないんですけど。

2024年11月18日

好きな場所は、先生の机?

私の教室は、図書館用の大きなテーブルを4台(2台ずつ付けているので、大きく2か所)配しています。
ここで、みんなでわいわいと勉強してほしいという思いからです。リビングのようでしょ。
そして、私の場所(先生の机)は、同じ図書館用デザインの小さめなもの。
みんなを見渡せるように置いています。
これらのレイアウトはHPの紹介写真で見てくださいね。

このような配置なので、みんな好きな場所で取組み開始、というわけです。友達が来れば、傍に。
ところが、最近、「好きな場所」の上位に「先生の机」が急浮上!トレンド入りです(笑)。

小2Sさん、早めに来室して、私の机の前にイスを持ってきて陣取ります。
同じくAくん、その隣に陣取ります。
通常、質問に来る時だけの位置ですが、最初から…?

「わからなかったら、先生にすぐ聞けて、便利じゃない?」
「僕のお直し、見ててよ。おかしいと思ったら、言ってね。」
あらあ、そういうことですか。なるほどです。

でもね、更に、他に質問にくる子がいると、私の前は「満員御礼」になってしまいます。
そろそろ交通整理かな。
「こんにちは。あら、先生のお洋服、ステキですね。」
「あ、ありがとうございます。このモフモフ(とした感触)が好きなんです(笑)。」
「えーっ、ママもステキよ。」
「あら、Rちゃんもステキよ。とてもかわいいわ。」

寒くなってきたある日、小1Rちゃんとお母様が一緒にいらしたときの会話。
寒くなってきたので私はモフモフのベストを着ていました。丈が長いのでジレ、かな。お気に入りです。
お気に入りなので、褒められるとうれしい(笑)。
すかさず、Rちゃんは、ママを褒めました。
そして、私はRちゃんを褒めました。
3人で、ステキコール、ですね。

何気ない、こうした日常のちょっとした会話がとてもなごみます。
おしゃれの話だから、女子ならでは、かな(笑)。
でも、こうした何気ない優しさは、相手を思いやる気持ちから。
特別なことではありません。一息ついて、相手を見れば、何か「ステキ」が見つかります。
だから私は、ちょっと意識して子どもたちを見るように心がけています。

あ、Hくん、今日は機嫌が悪そうだな。
「どう?元気?Hくんが話していたゲーム、すごいね!私、全然わからなかった…。」
「すごいだろ。あれ、子どもじゃ難しいんだ。先生はまだ子どもだね。」
私、ゲームできないので、どんなゲームもわからないのですけど、この場合は…。

さあ、今日はどんな「ステキ」があるかな。
私の教室は、自宅1階を改装したものです。
図書館用の大きなテーブルを2台配し、みんなで、一緒に、勉強する雰囲気をつくりました。
家のリビングでリラックスして取り組むように…。(この雰囲気はHPを見てくださいね)。
自宅ですから(日本ですから?)、玄関で靴を脱いであがります。玄関で靴を揃えて…。
当然ですね。

「この靴下、誰の?」
「あー、俺の…。」
「こっちは誰?」
「僕のです!(なぜか自信満々)」
靴を脱いで、靴下も脱いで、裸足でくつろぐ、駆け回る…。
「だって、気持ちいいし、家ではいつもこうしているよ」
「うーん、わかる。でもね、ここはおうちじゃなくて、教室だよ。靴下を放り出さないで。」
「いいじゃん、ここはおうちみたいじゃん。」
おうちみたいにくつろいでくれるのはうれしい、しかし、絶句。お行儀悪いです…。で、

「靴下、脱いでもいいけど、脱いだら、自分のくつに丸めてしまっておこう!。」
「はーい!(なぜかうれしそう)」

こうして、教室に脱ぎ捨てられ、点々と散らばる靴下は行方を定め、落ち着きました。

しかし、また、常習犯により、靴下はあちこちに飛んでいます。
同じ会話の繰り返し。

リラックスしてくれて、うれしいけど、「これはこれ、それはそれ」。
礼儀とか、周りを思いやる大切さとか、そんな話をしたいけど、まあ、それは少しずつ…。
まずは、(理屈抜きで、気持ちで)わかってくれるかな。
小2Aくん、国語のお直しで、私に質問に来ました。
「先生、これ、間違っていないよ」
「問題は何をきいているかな?もう一度、確認しよう」
「でも、お父さんはこれでいい、と言ってたよ」
「お父さんも問題読んでいないかなあ。」
「お父さん、頭いいから、間違うはずがないんだけど」
「うーん、じゃあ、一緒に問題を読もう!」
どうどうめぐりの会話です(笑)。

この原因は、問題の読み違い。
Aくんが質問にきた問題は、国語「組み合わせたことば」。2年生では言葉の理解を促す大切な取組みです。
例えば、「次のことばを二つのことばに分けましょう→”空きばこ”」。Aくんの答えは「空き+ばこ」。
正解は、「空く+はこ」。言葉の組み合わせを問うています。
更に、読み方が正しいかを確認する問題。「「草+花」は何と読むか、ひらがなで答えましょう。」
Aくんの答えは「草花」、漢字のまま書いています。
正解は「くさばな」。漢字が組み合わさった熟語の読み方を問うています。

「お父さんも問題をよく読んでいないんじゃないかなあ。大人は忙しい時、間違いやすいから。」
「じゃあ、先生、うちに来てお父さんに説明して!」
「うーん、ぜひそうしたいけど、出張サービスはしていないんです(笑)。」
「いくらなら、来てくれますか?」
ああ、また、どうどうめぐりになりそうです。

お父様、ごめんなさい。もう少し、読んでいただければ…。
教室で、友だち同士、おしゃべりに夢中になるのはよくあること。
少しくらいなら気になりませんし、むしろ和気あいあいとしていて、いい感じ。
しかし、止まらない、大声になる、口が悪い、などエスカレートすることもしばしば。
ここで、「静かに!」などと口をはさみたいところですが、いずれ、気づいて静かにしてくれることを期待して、子どもたちに任せます。
ただ、やっぱり止まらない!

「そこ、静かに!他の子に迷惑です!」
「私が〇〇さんとお話している(指導)のに、聞こえないでしょ!」
「自分が集中したいのに、周りがうるさかったら、いやでしょ!」
これで、しばらくは静かになります。

ああ、今度は兄弟げんかにようです。殴り合い?です(ハラハラ)。
お兄ちゃんの怒り声、弟くんの泣き声…。そもそも、何故、ここで、兄弟ケンカ?
子供たちに任せるという、私の心のゆとりは消えつつあります…。

「うー、うるさい!」
消えた心のゆとりは、怒りの大声になってしまいました…。ああ…。

以来、うるさくなりそうな雰囲気が漂うと、みんな、つぶやきます。
「もうすぐ、先生が怒るよ」
私だって怒りたくないんですけど。
私の教室は、図書館用の大きなテーブルを4台(2台ずつ付けているので、大きく2か所)配しています。
ここで、みんなでわいわいと勉強してほしいという思いからです。リビングのようでしょ。
そして、私の場所(先生の机)は、同じ図書館用デザインの小さめなもの。
みんなを見渡せるように置いています。
これらのレイアウトはHPの紹介写真で見てくださいね。

このような配置なので、みんな好きな場所で取組み開始、というわけです。友達が来れば、傍に。
ところが、最近、「好きな場所」の上位に「先生の机」が急浮上!トレンド入りです(笑)。

小2Sさん、早めに来室して、私の机の前にイスを持ってきて陣取ります。
同じくAくん、その隣に陣取ります。
通常、質問に来る時だけの位置ですが、最初から…?

「わからなかったら、先生にすぐ聞けて、便利じゃない?」
「僕のお直し、見ててよ。おかしいと思ったら、言ってね。」
あらあ、そういうことですか。なるほどです。

でもね、更に、他に質問にくる子がいると、私の前は「満員御礼」になってしまいます。
そろそろ交通整理かな。
小3Hくん、国語の長文読解がきらい!
長文読解が苦手なお子さまは多いです。読む前におそらく、半分は投げ出している。
こんなときは、少し戻って復習しながら、文に慣れることから。
Hくんの場合、「物語」が苦手なので、2年生の「ものがたり」単元を復習します。
文章の量が今(3年生)より少なく、文章表現も比較的わかりやすいからです。
ちなみに「せつめい文」は割と好きだそうです。理論的な?文の方が馴染みやすいのかもしれません。

「オレは、わからないから、わかるようになるために、2年生を復習するよ!」
「そうそう、その気持ちが大切。頼もしい!」
復習を前向きに考えられない、ちょっとやだな、と思うお子さまは多いですが、Hくんなら大丈夫!ところが、

「オレ、ゴーシュは嫌いなんだ…。」
2年生の学びで「セロ弾きのゴーシュ」が出てきます。
宮沢賢治の有名な作品ですが、馴染みにくいことばや表現が多く、その理解に???
登場人物も多く(猫やかっこうも出てくる…。)、ますます???。
Hくんはかつて取組んだときの苦手感がよみがえってしまったようです。
「えーい、でもやる!」
「今だから、もう一度読めばきっと楽しくなるはず!」
取組みが終わった今、Hくんはイスに倒れています…。頑張ったね!

実は、「ゴーシュ」の話は発展問題(総復習)で再登場し、更に進みます。ちょっと難しい。
私はこのプリントをHくんに挑戦してもらうか悩んでいます。
大丈夫!きっと「楽しい」と思ってもらえるはず…。
「やってみようか!」
「消さなくてもいいから、ここに(余白に)書いてみよう!」
「じゃあ、答えの□(回答欄)を書くね。」
「お手本を真似してね」

年長Tくん、国語幼児プリントでひらがなを練習中。書いたひらがなに×がついて、お直しです。
幼児さんは手の力が弱いので、消しゴムを使いにくそうに引いています。
消すのに時間がかかる、きれいに消せない、ならば、消すのをやめて、その脇(余白)に書いてみよう、というわけです。
Tくんはちゃんと答の欄(□)を書いて、そこに練習。意外とマメです(笑)。

すると、×だったひらがなと、今、書いたひらがなの違いがわかります。
「ここをシュッとはらえばいいんだね」
「まだちょっとカッコ悪いなあ」
次々と練習します。余白が一杯になり始めて…。
「すごーい!どんどん上手になっているよ!」
心なしか、頬がうっすら赤くなっているTくんでした。

少しずつ、余白が埋まる都度、ひらがな名人に(笑)。
今年もハロウィンがやってきます。
街やお店はハロウィン気分、みんなソワソワし始めます。
で、教室でもハロウィン用のお菓子を用意しました。ハロウィンと言えば、お菓子ですものね。
でも、ハロウィンって何だろう?

小3国語プリントの長文読解にありました!
「報告する文章を書く」単元。興味のあることを調べて、文章にまとめて表現する学びです。
そこで、ハロウィンが取り上げられています。そこには…。

昔、ケルト民族が秋の収穫を祝って、悪霊を追い出すお祭りがもととされている。
この死者の祭りは、新年の11月1日の前夜に行われた。
キリスト教では、この日は聖者の日(ハロウ)で、そのイブ10月31日を「ハロウィン」とした。
この日、死者(悪霊)が家を訪ねてくるので、皆、魔よけのために仮装した。
先祖の霊を迎えるというのは、日本のお盆と同じと思った…。
先祖を大切に思う気持ちは同じなんだ。

あれ?どうしてお菓子がもらえるんだろう…。
さあ、ここからはみんなが調べてみてね。
図書館で、ネットで…。そして、報告する文章をまとめる!
仮装して、発表会開催!
「今日、学校で漢字テストがあったんだけど、30点だったあ」
「え?30点はさみしいなあ」
「大丈夫、20点の子もいたよ」
「うーん、30点以上の子もたくさんいたんじゃない?」
「ははは(笑)」
小1Mさんの、ちょっと自虐的な告白?と私の会話。

「漢字は何度も練習すれば、必ず覚えられますよ」
「何度も、が、めんどう…」
「そうねえ。じゃあ、宿題で漢字プリントを追加してあげる!」
「ぎゃあ!」

それから、いつもの取組みを始めましたが、国語のお直しで、漢字の間違いが…(漢字プリントではありません)。
「やっぱり、漢字プリント追加、だね。」
そんなやりとりを聞いていた小3Hくんたちは何やら、焦っている様子。
「おい、漢字、間違うと宿題が増えるぞ…。」
「やば…。」

教室は緊張感に包まれて…、というほどのことではありませんけど、いい刺激になったかな。
あっけらかんとした、明るいMさんのおかげですね。ありがとう!

Mさんの「100点満点」笑顔は、もうすぐ見られるはず。乞うご期待!
「1000,10000…」年長Aくん
「abcd…」年少Kくん
「〇〇(名前を漢字で書く)」年中Yさん
こんなことも知ってるよ!と、みんなキラキラ顔で教えてくれます。
幼稚園や家で、見た、聞いた、新しい発見。
お兄ちゃんやお姉ちゃんと同じ学びが、少し自慢。

「すごーい!それじゃあ、10万、100万は?」
「ガウディアはGaudiaって書くんだよ。」
「〇〇ちゃんの苗字は漢字で、□□だよ。全部書いてみると…。」
私は、うれしくて、もう少し興味を持ってもらいたくて、こんな返事をします。

「アメンボって何故浮かぶ?」小2国語の説明文を読んだHさん
「かけ算とわり算って裏返し?」計算のルール?に気づく小3Bくん

こどもの興味は尽きません。学びの意欲は満々です。
日常のちょっとした?や!、に気づいて一緒に考えて、こどもの興味を広げてあげたいものですね。

あ、そうそう、アメンボが浮かぶのは、水の「表面張力」で…。
夢中になりすぎる私、少し反省…。
2年生算数の重要単元「かけ算九九」。
覚えるしかない!のですが、まずは、九九とは何ぞや?から。
「4+4+4は、4が3つ。これは4×3」のように、たし算で九九の理解を促します。
そして、2~5のかけ算、6~9のかけ算へと進みます。

さて、小2のsさん、2~5のかけ算テストに臨みます。
ちょっと時間がかかっているようですが、順調に終えました。
結果は80点!良くできました…。しかし、私はテスト用紙に「九九を覚えましょう!」と記しました。

そう、かけ算九九の問題(式)の下に、たし算を書いて計算していました。例えば4×8の式の下に、4+4+4+…と。
答えは正解、でも九九を覚えてほしい。覚えなくては九九が即戦力にならない。
どうしても思い出せなくて、たし算で計算することもあるでしょう。でもそれは、一つくらいで…。
残念ながらsさんは、ほぼすべての問題をたし算九九?で…。
だから、時間がかかっていたのね。そこで、私は、

「かけ算九九暗記大会、やろうかな。」
「えー、商品、何々?!」
「私はガウディアバッチがいい!」
あらら、これで覚えてくれたら、万々歳!
「最近、毎日の課題に取り組む様子が今までと違うので、話を聞いてみると、国語の文章問題が大変、
と言っています。本を読むのが苦手なので、文章問題も苦手かなと感じていました。
毎日続けることで力になるので、頑張ってもらいたいのですが、本人は頑張れない、と。
そこで、文章問題のときは、一日ひとつの物語に集中して取り組むことで納得してくれました。
国語の宿題プリントの枚数をこんな感じで減らしてもらいのですが。」
小3、Mくんのお母さまから、こんなお話がありました。

私は、Mくんの長文が苦手なことは感じていました。
プリントの答えの空欄が多い、答えていても表現がおかしい、言葉を理解していない、など。
結果、×となり、お直しをすることに。
プリントをみただけで、お直しが多く、ますますいやになる。悪循環です。
こんなときは、一緒に文章読むことから始めます。少し感情を込めて、ドラマチックに(笑)。
そして、問題は何を聞いているのかを確認しながら、それに該当する文を探します。
「ああ、そうか!」
こんな風に、Mくんは理解してくれるので、大丈夫!

苦手ではなく、やる気の問題です。
やる気がない…。もっと大変かな。
少しずつ、文に慣れる。少しずつ、毎日。この積み重ねが自信となり、気持ちも前向きになります!
Mくんのお母さまのおっしゃるとおりですね。
小2漢字の学習で、「春分の日」と「秋分の日」の読み方を一緒に学びます。
訓読み(はる、あき)は慣れているけど、この言葉になると、多くのお子さまが「???」。
どういう日なのか、も「???」
祝日で学校がお休みになる日、ですが…。

私は、カレンダーを示して、これらの日の意味を話します。
「季節を表す「二十四節気」のひとつ。春の訪れを意味する「立春」から…」と、これは長くなるので、省略します…。
「昼の長さと夜の長さが同じになる日で、季節の変わり目を教えてくれる。」
「お彼岸、とも言います。彼岸とはあの世。あの世に近くなる日?なので、お墓参りをします。」
「おはぎを食べます。春はぼたもち、秋はおはぎと言うけど、同じものだね」

「なあんだ、読み方は一文字違うだけじゃん(しゅん、しゅう)。」
「あ、暑さ寒さも彼岸まで、って聞いたことある」
「そういえば、もう、陽が短くなっている。夕方6時で、うす暗いもん。」
「お墓参りって、幽霊がおぶさってくるんだって。怖いよお。」

はい、これで、これらのことばを覚えましたね?!
意味がわかれば、ことばは、もっとおもしろくなります。自分で調べてみてね。
8月某日16時ころ、4歳の男の子が教室から逃亡!教室前の駐車場に潜んでいる。
駐車している車は無く、自転車のみ。見通しは良好。
「無駄な抵抗はよせ、速やかに教室に戻りなさい!」
「数名の子供たちが待機している。あきらめなさい!」
背中に背負う、ガウディアバッグの緑色が見え隠れする。駐車場のフェンスに張り付いている模様。
「つかまえた!」
逃亡事件は難なく終了。Kくんは無事、戻りました。(一部、脚色してます(笑))。

Kくんはひとりで取り組むことが不安で、入室当初から、教室でお母様と一緒に取組んでいました。
慣れてきたころ(事件?当日)、お母様は「Kくん、ひとりで頑張れるよね。」とKくんを残して帰宅。
ひとりでがんばることを目標にしていたお母様の決断です。
「えー…?」不安そうなKくんを応援しながら、取組み開始!しかし、
「ぼく、お母さんのところへ行く!」
なぜか空のガウディアバッグをしょって逃亡!
前述のとおりです…。

小さなお子さま(幼児さん)は、初めての教室で不安な場合が多いです。
そんな時、しばらく、お母さまに同席してもらい、一緒に進めます。
少しずつ慣れて、やがて、一人でがんばろうとする姿が見られはじめます。そして、こんな声も聞かれます。
「お母さん、帰っていいよ!」

Kくんもあと少し!かな。
でも、ホント心配だから、一人で逃げないでね…。
夏休みが終わり、いつもの日常が戻る9月(のはず)。
でも、夏休みを引きずる事象が多いのも9月、かな。

小1Mくん、興奮気味に来室。
「育てていたイモムシがどっかにいっちゃって、お母さんがすごく怒ってて…。」
イモムシ?育てていた?夏休みの「あるある」です。
どこかに行って困るのはMくんだけではなく、お母さまも。
お母さまは、踏んだらどうしよう、家の中でさなぎになったら、どうしよう、
そもそも、Mくんが自分で管理できないことにイライラする?など思い浮かびます…。

Mくんは、困り顔で、取組みを終え、急いで帰っていきました。

しばらくして、Mくん、再び登場。
「先生、イモムシ、見つかったよ!でもお母さんまだ怒ってるんだよな。」
「よかった、よかった!お母さんの怒り、すぐおさまると思うよ。」
「じゃあね」と帰っていきました。

「先生、お母さん、笑顔になったよ!」
Mくん、登場!安心したMくんは、しばらく教室で遊んでいました。
「Mくん、時間あるなら、新しいプリント出してあげるよ」
「えー、要らない。じゃあ、帰るか」
「そう、いろいろ報告しに来てくれてありがとう。イモムシ、ちゃんと見守ってね」

夏休みを引きずる事件?いえ、夏休みの大切な思い出、ですね。
学校の夏休み最終週に、予告どおり、全員、漢字テストを行いました。予告とは、この「お知らせ」でも告知(8/5)。
「夏休みに少しずつ漢字プリントも取組み、最終週にテストを実施。80点以上で『ガウディア占い鉛筆』プレゼント!
 幼児さんは、いつもの取組みテストが対象です。」
通室日はお子さまによって、異なりますので、個々に実施という形に。最終週前、
「来週は漢字テストだよ!今まで取り組んだ漢字プリントを復習しておいてね。」

さて、みんな、テストに向かう表情は真剣です。
「ああ、何だったかなあ。思い出せない…。」
「取り組んだ漢字プリント、見ちゃだめだよね」
「よし!これなら大丈夫なはず…。」
「・・・。」
私は、悩んでいる子に声をかけます。応援します。
「先生、このテスト、次回でもいいですか…。テスト、見てないから…。」
あらあら。本来は、ダメ。ダメだけど、ウルウルした瞳に負けそうです。何とかがんばって。

笑顔で提出した子、うつむきながら提出した子、泣きそうな子、漢字テストはドラマだ?

あ、80点未満のお子さま対象に「敗者復活戦」を用意しました。やるわよ!
夏休みもあと1週間。学校の宿題に追われる子供たちが目に浮かびます。
ガウディアの宿題も悩みの種かな(笑)。

夏休みに帰省したり、旅行に行ったり。子供たちから、おみやげをもらうことがあります。
「先生、どうぞ。神戸のお菓子だよ」
小1、Mさん、おじいちゃんのところへ遊びに行ったそうです。
「私が選んでラッピングしたんだよ」
お菓子は、かわいい小さな袋にいくつか入っています。
美味しいです!さすが神戸!

「先生、サンゴ、あげる」
沖縄に行った小2、Sさんは、サンゴをくれました。
青い海、白い砂浜が思い浮かびます。夏だわあ。

夏のおみやげは、思い出のおすそ分け、かな。

夏休み後半、教室に来る子供たちは、明るく、元気!そして、陽にやけて真っ黒です。
そう、夏のおみやげは、思い出のおすそ分けと、みんなの元気な笑顔です。
ありがとう!
夏休みの宿題は、教室の夏休み、旅行などで通室を休む、など、休みの分増えます。
1週間分、2週間分、多いお子さまは20日分など。
いつもは週2回通いますから、宿題の量は次の通室までの2,3日分。休みの分は多く、厚く?感じます。
「えー、こんなにあるのお?」
「1日、算数、国語2枚ずつだから、いつもと変わらないよ」
そう、(理屈は)毎日、その日の分を取り組めば、終わるはずですし、いつもと同じ、です。

さて、休み明け、頑張った宿題のお直しが待っています(笑)。
プリントの量が多い分、お直しも増える…。
「えー、こんなにあるのお~」
休み前と同じセリフでも、声のトーンが下がり、口がまがっています。
「大丈夫、ひとつひとつやれば、必ずできる!」
励ますものの、なかなか手が進みません。

できれば、お直しはその日のうちに進めたい。
次のプリントに進むから、間違ったところ(わからないところ)は、今のうちに解決したい。
でも、これは理想論?

無理せず、今日はできるところまで、進める。新しいプリントは、お直しが終わってから。
ガウディアの宿題も、学校の宿題と同じように?夏休みはみんな、ちょっと大変なんです。

でも、みんな、必ずやりきる!次へ進む!
たのもしい、ガウディアっ子です。
学校は夏休み、会社も夏休みかな。
はい、私の教室も夏休み(8月10日~14日)です。

(学校の)夏休み中の教室の宿題は、保護者様から、特にご要望がなければ、いつも通り、毎日出します。
要望とは、「〇〇合宿(または旅行)に行くので、この間の宿題はナシで。」など。
一方、「いつも通りで」「…多めに…。」「帰省中でも出来ます」というお声も。
お子さまからすれば、前者は「やったあ!」後者は「えーっ!」。

保護者様から見れば、「夏休みだからこそ、宿題はできるはず。」
お子様からみれば、いわずもがな、ですね。

子どもにとって、夏休みはとても忙しい。すること、したいことがたくさんあるからです。
忙しいと時間が早く過ぎていく。今日も、明日も、夏休みもあっという間、です。
それなのに、大人は「学校が休みなんだから、その分、時間はたっぷりあるでしょう。」という感覚です。
どちらも正解?

ここは親子で計画をたてて、家族みんなの笑顔の夏休みにしてほしいものです。
ガウディアでは、「夏休みのスケジュール表」を差し上げています!

あ、夏休みでなくても、子どもの毎日は遊びに、学びに忙しく、楽しく、あっという間に過ぎていきます。
これは、成長のスピードでもあるんですよ。
ガウディアの国語プリントは漢字練習が別冊(学年別)になっています。漢字練習帳ですね。
毎日取り組むプリントに加えたり、差し替えたりして進めます。テストもあります。
私の教室では、夏休みや冬休みに、それまで学習したはず!の漢字を宿題プリントとして練習します。

さて、この夏も実施中!
通室ごとに、宿題プリントのうちの一日分を漢字プリントに。
夏が終わるころ、1学期分位の漢字が練習できます。学年によっては先取学習も。
そして、最終週、漢字テストを実施します。

さてさて、この夏は漢字テストで80点以上とれたら「ガウディア鉛筆」プレゼント!
占いもできる鉛筆にみんな、わくわく!

鉛筆を転がすと「テストでいい点がとれるかも!」など「~かも!」というメッセージ占いです。

で、教室では、命名「かも鉛筆!」。
小1国語、漢字の勉強が始まります。
一、二、三…から身近なことばへと学びを進めます。
漢字の文字だけの練習ではなく、「その漢字を使った言葉や短い文」で理解を促します。
言葉の広がりは、漢字の理解はもちろん、子どもの考えや表現を豊かにします。

小1・Sさん、「田」を練習中。プリントでは「田んぼになえをうえる」という文が示されています。
「田んぼ、って何ですか?なえ、って何?」
「田んぼはお米を作るところ、なえはお米を作る種を育てて、芽を出した、お米のこども」
「田んぼって水がはってあるでしょ。なえを植えるときれいな緑が広がって…。」
「畑は野菜をつくるところだね」と補足説明…。

説明しながら、田んぼの映像を見せたくなりました。体験してもらいたくなりました。
百聞は一見に如かず。

「ふーん、あ、テレビで見たことある!」

お迎えに来てくれたお母様にこのことをお話しすると、
「都会に住んでいると、自然に触れることが少ないですし、体験はお金がかかりますね(笑)」
ふむ…。ちょっと悔しいけど、お金を払っても体験させてあげたい気分です(笑)。
小2国語「ことばの意味」という単元で、“似た意味のことば”を学びます。例えば、
すわる=こしかける、におい=かおり、など。
さて、この単元で、子どもたちから、おもしろいことば、続出です。

大きい=でかい
くらし=生きてる
あらそい=バトル
おもしろい=変なの
びっくり=どっきり

問題の答えとしては×。
使い慣れていることばなのでしょう。「なぜ違うの?」という反論も…。
使い慣れているのは、しゃべり言葉。正しい日本語の使い方と違います。
付け加えれば、状況でことばが異なるので、使い方に注意。
例えば(学校に)行く=通う、(水が)ふえる=ます、など。

でも、子供たちのおもしろことばは、「今」を表していますね。
「現代しゃべり言葉の基礎知識」として編集しましょう(笑)。

ちなみに、この単元では「はんたいの意味のことば」も勉強します。
Mさん、明るく元気な1年生。みんなに声をかけて、教室のムードメーカーです。
プリントの取組みは、しっかりまじめ、みんなのお手本です。

「ああ、これはちゃんと調べなくちゃ」
「そうそう、もう一度、確認ね」
独り言もまじめです!

国語、漢字の取組みがはじまりました。
Mさんは、プリントに出てくる漢字をひとつひとつ、漢字表(1年生で習う漢字の一覧表)で確認しています。
書き順に気を付けて丁寧に書いています。

あるとき、「雨」の練習で、「あまぐつ」「あまがさ」が登場。その漢字で「天ぐつ」「天がさ」と書いていました。
「あま」と読むので、そう判断したのでしょう。
「雨がふるときに履くくつだから「あまぐつ」。雨も「あま」と読むときがあるよ」
私は「(小学生の)漢字辞典」をひきながら、説明しました。
Mさんは、漢字辞典に興味津々。次の通室日、自分の辞典を持参しました!

以来、問題に出てくる漢字は全て辞典をひいて確認!!
素晴らしいです!
でも、とても時間がかかります。辞典をひき慣れていないので、尚更です。
Mさんの熱意、本気度優先!私は見守ります。
今日も帰りが遅くなり、お母様は心配しているかもしれない…。

後日、お母様にお話しすると、
「いいですよお、気がすむまでやらせてください」
はい、さすがです。
7月、今年も面談月間がやってきました。
子供たちの夏休み前、保護者様と個人面談を行います。主な目的は、
①お子様の教室での様子
②学習の進捗状況
③これからの学習計画(夏休み対策含む)
です。事前に保護者様の面談スケジュールを調整いただきます。

①は、集中しているとか、ボーっとしている(笑)とか。でも概ね「楽しく取り組んでいる」というお話が多いです。
②はカリキュラム表(年間学習予定)とテストの結果を示しながら、何が得意で、何が苦手か、など。
ただ、テストの結果がすべてではなく、日ごろの取組みで感じた苦手感などを重視しています。
③は②を踏まえて、夏休みに復習すること、これから力を入れること、など。
お勉強だけでなく、学習習慣とか、態度(笑)とかも…。

これらの話は、決して定型的に進むものではありません。
お子さま一人ひとり、保護者様一人ひとりのお話があり、とても楽しく、とても私の勉強になります。力になります。
毎年、毎回、感謝の時間でもあります。ありがとうございます!

あ、つい話過ぎて予定時間をこえることもしばしば…。
これも、楽しいんですけどね。
国語「ものがたり」「せつめい文」(長文読解)。
よくある読解問題、「お話の順に番号を書きましょう」。
そう、与えられた選択文(たいてい4つくらいです)をお話の流れの順番に番号で答えるもの。
本文を順番に確認すれば、答えられます。ちょっとめんどうだな、と感じるお子さまは多いかな。

さて、こうした定番?の問題があるなかで、突如「できごとの順に」という問題が登場!
小2国語「ものがたり」。
おばあちゃんとお孫ちゃんたちの会話が楽しいものがたり。
おばあちゃんから、お父さんが小さいころ泣き虫だったという話を聞いて、みんなで笑います。
そんなとき、お孫ちゃんは自分が小さい時にころんで泣いて、お父さんに叱られたことを思い出します。
問題「できごとの早い順」とは?

もう、おわかりですね。問題の形式は「お話の順」と同じ、4つくらいの選択文で構成されます。

ところが、この問題、「お話の順」に答えるお子さまが実に多いです。
よく読めばわかる、という話で終われません。
「慣れ」てはいけない、ということ。
同じような形式の問題をみて、いつものように答えてしまう「慣れ」です。

ガウディアの問題は、こうした慣れを覆す問題がちりばめられています(国語でも算数でも)。
教室の子供たちは、「ひっかからないでね!」と(笑)。
ガウディアのプリントは、一つの単元が終わるとテストがあります。
たとえば、「ひらがな」「カタカナ」「たしざん」「ひきざん」…。学校と同じですね。
難しいテストではなく、その単元が理解できているかの基本的なもので、
いつもの学習で取り組んだことがある問題で構成されています。

「よおし、テストだ、頑張るぞ」
「えー、テストかあ…。」
「わからないなあ、忘れちゃったよ」
テストとなると、やはりちょっと緊張するかな。

あれ?「わかりません」と聞きに来るお子さまがいます。
「テストは先生と一緒に出来ないな。まず自分で頑張る!」
「そうかあ、そうだよねえ」表情が真剣になりつつあります。
ゆっくり、丁寧に問題に取り組めば、きっと出来るはず。一度は「やった!」問題です。
と、進めていると、泣いてしまうお子さまも…。悔し涙です。

テストに臨む笑顔、真顔、泣き顔…。
自力で取り組んだあとは「きらきら顔」かな。
「学校で習っていないから出来ない」という声がたまにあります。
小1、Mさん「(国語)ひらがな、小さく書くや、ゆ、よ」
小2、Tくん「(算数)引き算のひっ算」
小3、Hくん「2桁の掛け算ひっ算」
習っていないかもしれませんが、新しいことに取組むチャンスです!

ガウディアのプリントは新しい取り組みを始めるとき、考え方の説明がまず、あります。
そして、類題がいくつかあります。
丁寧に取り組む中で新しいことにも馴染めます、理解できます。
この最初の説明を飛ばして(ささっとすまして?)先に進むからわからなくなる。
実は、この段階、なぞりの問題が多いので、みんな、飛ばしがちなんですね。
これが落とし穴。

質問にきた子供たちに、前のページを見ながらお話しします。
「ほら、ここで、説明してるよ」
みんな、たいてい、「ああ…」。

学校で習っていない?
それ、今、ガウディアで学習していますよ!
小2、Aくん、サッカーが大好きで、練習に励んでいます。
今日もサッカー用のウェアで、サッカーボールを持って教室に来ました。

「ああ、もう練習が始まっちゃう時間だよ…。」
「お直し、終わらないし、今日のプリントもまだだ…。」

練習の時間が近づくと気になって集中できない。おしりがムズムズ、現象ですね。
こういうときに無理に進めると、字が汚い、ミスが多い、結果、お直しが増える。
「お直しを優先して、今日の分は次回に取組もう」と約束しました。
これ、良くないのですけど、許す!
お直しが終わり、急いで練習に向かいました。

次回、やはり、おしりムズムズ現象…。これでは、いつもの取組みリズムに戻れません。
こんなことが数回続いたある日、
「今日、頑張る。終わってから練習に行くんだ!」
「おお、すごい!応援してるよ」

実は、お母様からお話がありました。わかっていらっしゃったんです。
「(ガウディアが)終わってから練習にいく約束をしました」

こんな、おしりムズムズ現象、お子さまならきっとあるはず。
どちらも投げ出さないで頑張る、その意気込みが大切。
その経験はいろいろなところで、力となるでしょうね。
ガウディアに通う日も通わない日も、毎日プリントに取組みます。
通わない日は、宿題です。
ところが、この宿題に悩むお子様は多い。ガウディアのみならず、学校の宿題も、気が向かない…。
お母様たちは、「宿題、やった?」と心配されることが多いでしょう。

小5Sさん、宿題がたまっています。そこで、
「Sさんがどう取り組むか、計画して進めてみようか」と声がけしました。
Sさんは国語、算数どちらか1教科、まとめて取り組んで提出するようになりました。
これはこれで、進むはずですし、何よりも彼女の計画を尊重したい。しかし、そろそろ、限界かな…。

私はさすがに気になってお母様に報告しました。
お母様は勉強など、Sさんに任せる方針で、細かいことは口出ししない方です。
Sさんと話をして、こう結論をだしました。
お母様が夕食の準備をしている間、傍で、宿題をすすめること。何をどこまで進めるかは自分で考えること。

今、進んでいます!

お母様は「やりなさい」ではなく、自分で進めることを促しています。
放っておくのではなく、お母様の姿が見える夕食の準備時間の傍で見守っています。
夕食の準備時間、といいながら、学習時間を決めています…。

さすがです!
以前もここでお話ししましたが、私たち(先生たち)は定期的に、ガウディア本部の研修会に参加します。
今回は、広告、営業などが中心でした。

そのために、まず、時代の変化を確認します。
〇少子高齢化→幼児さんの教育ニーズの高まり
〇価値観の変化→従来の考え方の陳腐化
〇共働き世帯の増加→ご家庭の教育事情の多様化
・・・・

当たり前のこと、一見、自分とは関係ないこと、と思いがちですが、
こうした変化を私の教室に当てはめて状況を認識します。
そして、「反省することが多いな」とか、「これからはここに気をつけよう」とか…。

でも、変わらないもの、があります。
先生たちの子どもたちへの眼差しです。笑顔です。
そして、子どもたちの笑顔です。
これは、変わってはいけないことでもありますね。

あ、私は昭和世代です。
昭和の話をすると、わが娘は笑いながら、「昭和の価値観ねえ…」と。
先生だって、イライラします!

お友達とおしゃべりが多いお子さま
兄弟げんかを始めるお子さま
お直しの話をしているのに聞いていないお子さま
・・・・・

そんなとき、この言葉を思い出します。
「お母様方は、ぼーっとしたマリア様でいらしてください。」
カトリック系の幼稚園の園長さんのお言葉です。
私は信者ではないので、マリア様の存在や偉大さについては一般的な知識しかありません。
でも、おそらく、こういうことかな、と。

〇愛情深く
〇優しく見守る
〇干渉せず、任せる
〇打算なしで、信じる

このことばを思い出しながら、私は気持ちを落ち着かせるのでした。
でも、まあ、たまに落ち着かないこともありますけど、ね。
小3、Mくんの、怒り?の発言です。
句読点(。、)のこと。もちろん、どうでもよくありません。

小3国語「表げん」という単元で文章を書く練習をしていたときのことです。
課題は、「気持ちを伝える文章を書く」「想像して書く」(難しいです…。)ことで、句読点の練習ではありません。
3年生ですから、お手本の長い文章を練習のために書き写す、更に、自分で考えて文章を綴ります。
このたくさん文章を書く練習で、(句読点を書くのがめんどうで?)怒りの発言というわけです。

句読点は、1年生から学びます。
1年生では句読点とは言いませんが、作文を書く練習で、これらの使い方を学びます。
次は2年生。やはり、作文を書く練習で学びます。いつ、どこで、誰と、何をした、などの文の構成も学びます。
で、3年生…、というわけですね。1年生から少しずつ学んで、しっかり定着させる。
句読点は美しい文章の基本です。

あ、Mくんの発言は、私が口うるさく注意したからかな…。反省…。
小1算数最終単元、いろいろなたしざん・ひきざんを学びます。
文章題が多く、しっかり問題を読むことがとても大切です。
このなかで、みんなの頭を悩ます「なんばんめ」という問題。例えば、

「11人すわっています。あきこさんの席はうしろから4ばんめです。」
①「あきこさんのまえに なんにん いるでしょう」
②「あきこさんはまえから なんばんめでしょう。」
いずれも式と答えを書く問題です(一部省略)。

ぱっと読んでピンときますか?
問題の補助として絵が描かれてあるので、数えれば答えを確認できます。でも式が???

なんばんめ、という数え方は一人を表すので、
①11-4(あきこさんを含めて4人)=7(にん)
②7+1(あきこさんひとり分)=8(ばんめ)
いかがですか?

算数の文章題で、補助的に絵を描いて理解を促すことは多いです。
でも、多くのお子様は、絵を数えて答えがわかっているので、答えに合わせて無理に式をつくろうとする。
そこで、絵の中の「あきこさん」を中心にわかっている数字を書き込む、
絵の「あきこさん」を指で隠して、「あきこさんがここにひとり…」と促します。

この「なんにんめ」「なんばんめ」、みんなの頭を悩ます問題はまだ続きます…。
子供たちの宿題プリントを見ていると、こんなことに出会います。

☆何だか、かわいいイラスト(笑)
☆お菓子を食べたあと
☆濡れて乾いたあと…(飲み物?涙?)
☆「はじめ!」「おわり!」の掛け声メッセージ
☆「・・・・・」(何かのメモ?)

みんな、宿題を頑張って取り組んだ跡です。
プリントに落書きをしちゃいけない、とか、お菓子を食べながら取組んじゃダメ、とか、そんなこと言いません。
集中して、ふっと一息のことかもしれないし、エネルギーを補給しながらかもしれないし。

これ、みんな、勲章です。
頑張った跡が、キラキラしているでしょう?
これからも、いつも通り、それぞれのスタイルで。

でもね、お菓子の汚れ?は、ほどほどに…。
「また、お世話になります。」
「…。」(目がキラキラ)
小3、sくん、もう一度、やってみたいと来てくれました!
去年、頑張ったけど、いろいろあって?残念ながら退会したのですが、再挑戦!です。

お母さまのお話では、sくん本人が、数ある塾のなかから、私の教室を選んでくれたそうです。
一度、通ったことがある安心感もあるかもしれませんね。

久しぶりのsくん、すごく集中して取り組んでいます。宿題もお直しもバッチリです。頼もしい!

学習教室、塾、通信教育など、学びの機会は沢山あります。
これらの機会は「いい、悪い」ではなく、お子さまの学習スタイルに合っているかどうか、だと思います。
sくんの再挑戦に、私は改めてこのことを感じたのでした。

もうひとつ、改めて。
ガウディアの学習スタイルは「学ぶことの楽しさ」に出会えること。
そこから、もっと知りたい、学びたい、という気持ちを育んでくれます。
明日はどんな発見があるかな。だから、挑戦したくなる。
小3国語、「ことわざ物語」で文の内容を捉える勉強(長文読解)をします。
長文読解なんてきらい!という状況に加えて、「ことわざ」なんて知らないし…。
「???」がお子さまの頭から飛び出しています。

「あちらを立てればこちらが立たぬ」
「あぶはち取らず」
「言わぬが花」
「漁夫の利」などなど。

小3Hくん、「わかりません…。」漁夫の利です。
「うーん、漁夫って魚を捕るりょうしさんのことね。しぎは鳥、はまぐりはわかるね」
三者のお話を劇のように説明しました。すると、「あ!」と。

そう、ことわざができた時代もあり、馴染みのないことばが出てきます。で、まず、こう思っちゃう。
「あちら、こちらなんて言わないよ」、「アブなんて知らない」、「先に言った方が勝ちでしょ」、とかね。

でもね、よく読むと、何となくわかる、そして、「ああ、そうか!」って。
ことわざが出来た裏話を楽しめればいいな。

あ、劇のように話せば、もっと理解できる。
これからもこの手でわかってもらおうかな(笑)。
進学、入学などを控えた今、何かと整える時期でもありますね。
ランドセルはもちろん、文房具やお洋服などなど。
さて、教室では、整えた「髪型」で盛り上がっています!

「わー、かっこいい!触っていい?」
すっきりと短めに刈り上げた年長Yくんの周りにみんなが集まっています。
思わず、触りたくなっちゃうんでしょうね。
「Mくん(小3)、かっこいい。ツーブロックっていうんでしょ?」
「知らん…。」と照れながら。
「前髪が長いなあ。勉強の邪魔!」
小2Sさん、ちょっとご不満なようで…。

新しい髪型で新しいステージを迎える準備は着々と整っているようです。
気分も晴れやか、ですね。

お迎えのお母さま、お父さまも何気にスッキリされていらっしゃいます。
私も?
子どもたちの春は、いろいろなお祝いがあります。
卒業、進学、入学、入園。
教室でも、先週からちょっとしたお祝いを用意しました。
ご存じ、子どもたちに人気のガウディアキャラクターの缶バッジ!
この春は、特別な「キラキラ(光る)バッジ」5種も登場!
公平性?を保つため、「何が出るかな」ボックスで、ひとり1個、取ってもらいました。

「よおし!」
「あ-、この春限定バッジだ」
「やった、私、団子キャラが欲しかったのよね」
あれ、ボックスの取り出し口を広げて、のぞき見している子がいます!
「ばれませんように…。」

缶バッジそのものの人気に加え、何がでるかな、というドキドキが盛り上げます。
ガウディアだから出来るお祝い、ですね。改めて、みんな、おめでとう!
あ、盛り上げに一役、春のお菓子も…。
小1国語、ひらがなで小さい「っ」を使ったことばを学びます。
年長のsくん(年長さんですが、小1の取組み挑戦中!)、「きって」「きっぷ」ということば(絵もあります)を目にして、
「何、これ?」
日常的に目にしないので、ことば(絵)に馴染みがないのでしょう。
「きって、は、お手紙に貼るもの、きっぷは…。」
と説明しつつ、年長さんだから馴染みがない、のではなく、時代かな、と。
「きって」も「きっぷ」も使う機会が少ない、もしくはほとんどないこの頃ですね。

さて、6年生国語「資料の読み取り」で「バス(電車)の時刻表」問題が登場。
友だち数人で、何時に美術館へ行くために、どのバスに乗ればいいかという会話と時刻表を読み取ります。小6Mさん
「何、これ?」
説明しながら思うこと、これも、時代かな。
電車やバス乗るとき、事前にスマホアプリで調べて、出かけることが多いです。
まあ、問題文を読めば、理解できるはずですが、そもそも「時刻表」を知らないので、そこで、止まってしまうのでしょう。

時代だからしょうがない、と、割り切れない気持ちがフツフツと…。
3月は新しい4月に向けてワクワクのとき、でも、お別れもある…。

年長のMちゃん、
「幼稚園の桜の木がもうおじいちゃんで、お別れすることになったの。」
「えー、寂しいね。」
「それでね、みんなで「さようなら」のお手紙を書いているのよ。」
「素敵ね。桜の木もきっと喜んでいるね。」

小1のsさん、
「〇〇先生が学校を辞めちゃうの。大好きなのにな。」
「残念ねえ…。」
「そうだ、わたしも手紙を書こう!」

小3のMくん、
「あ、友だちが転校しちゃうんだ…。手紙、照れくさいな。」

手紙って素敵です。気持ちを文章に表現する。そのことで気持ちが温かくなる。
もらった相手も、ほっこりする。
もちろん、声もかけるけど、手紙があれば、それがプレゼント。
手紙を書く機会は少なくなりましたけど、たまには見直したいですね。

あ、文章表現の練習になる、と思うのは先生の勝手です(笑)。
3月、6年生のお子さまたちは、ガウディアも「卒業」です。
そこで、必要な書類(退会届)を記入したいただくよう、お子さまと保護者さまにお願いしました。
「卒業」ですから、喜ぶべきなのですが、何だか、寂しいです…。
退会届が届く中、Mさんのお母さまから連絡が。

「Mは6年生のプリントを最後までやりたいと言っています。それまで、中学になっても通いたいのですが。」
「素晴らしいですね。もちろん大歓迎です。一緒に頑張りましょう!」

私はMさんが、今、取り組んでいる単元から、あとどれくらいで終了するかの見通しをお話ししました。
そんなに長くはかかりません。それでも、ここで辞めないで最後までやり通したいというMさん。
Mさんの心意気を応援したい。

ガウディアの学びは中学生になっても、力をつけてくれる、手ごたえある内容です。
そう、中学生になってから、もう一度、復習したいと再び通ってくれたお子さまもいらっしゃいました。

学びは、いつでも、心意気から!
幼児さんから1年生の算数で、数の練習をします。
「どちらがおおい?」「あわせていくつ?」など、数の概念(数の大小、多少、など)を学びながら、数に親しみます。
そして、数字を書くことも学びます。
数字を書く練習の前に、数のイメージを理解するのが大切。四則計算の「考える」力を育みます。

さて、1年生のAくん、よく理解して、テキパキ進めます。
でも、何やら、書いている数字が怪しい…。
特に、0、5,7,8,9。
鉛筆を回してグルグル書いています。書き順、無視です…。
そして、究極?は0(ゼロ)。よおく見ると、〇(マル)と書いています。

「同じに見えるから、いいじゃん。」
「ダメです、かっこ悪いし、書きにくいです。」
数字の書き順がついた数字表でお話しして、練習します。
「大きな数(百、千、万…)をサラサラ~と書くには、書き順が便利。書きやすいよ。」
1年生で大きな数は学びませんが、大きな数、に興味を覚えてくれたのか、サラサラ~練習しました!

「へえ、書きやすいね。何だか、きれいだし(笑)」
ね、そうでしょ。
ガウディアのプリントには、自由解答という問題がちりばめられています(笑)。
そう、「あなたはどう思いますか?」(国語)「自分で問題を作ってみましょう」(算数)など。
自由解答ですから、決まった正解はありません。自分なりに考えて表現できれば〇です。

小3、Mくん、国語長文読解「一休さん」で、この自由解答問題に直面。
一休さんのトンチ話を読んで、
①心に残ったことは何ですか、その理由は?
②読む前と後でどんなことがあなたの中で変わりましたか?
いずれも「自由に答えましょう」と設問にあります。
Mくんの回答、いずれも「ない」。

「自由だから何でもいいでしょ!」
「うーん、何かピンとくることは無かったかな」
「だから、ない!」
どうどうめぐりです。Mくん、わかっているはずですが、譲ってくれません。
「じゃあ、先生、答えてみてよ」

押し問答?の結果、次回、もう一度、取り組む話をしました。
私も私の答えを用意する、ということで…。
でも、私の答えを見せるのは、Mくんが答えてからにします。

表現することが苦手なお子様は多いです。慣れていないから当たり前です。
だからこそ、ガウディアの「自由」という名の難問で、少しずつ慣れてほしいな。
小3Mくん、受験準備のために、退会します。受験塾へ行きます。
残念ですけど、MくんとMくんのご家庭のお考えです。Mくん、頑張って!応援しています。
でも、ガウディアでの取組みのお直しプリントがまだまだ残っていました…。
退会するのですから、これで終了ですが、私は気になって、Mくんこう提案しました。
「お直しが残っているけど、やってみない?塾が忙しいかもしれないけど、持ってきてくれたらうれしいな」

それから、毎週、お直しプリントを少しずつ持ってきてくれました!
「頑張ってるね!」
私は採点して次回、返します。気になる間違いはコメントを添えて。
大人しいMくんは、毎回、照れくさそうに、でも少しうれしそうに頷いてくれました。

Mくんは、多くを語りませんが、これはMくんなりの「けじめ」だと思います。
このことで、自分に自信を持ってくれたら、うれしいな。
わからない問題があるとき、私のところに質問に来るお子様は多いです。
当たり前ですね。

あるとき、残念ながら、混みあってしまいました。
順番に聞くのが暗黙のルール?ですが、私はそのルールを破ることがあります。
「小さい子、優先ね」
大きい子は、静かに待ってくれます。これこそ、暗黙のルールかな。

「あ、先生、わかったからいいよ、直してくる」
「さすが!お直ししたら、見せてね」
待つ間、問題を確認したのでしょう。
自分で気づく、自分で考える、ほんの少し待つ間に、とても大切なことを経験できました。
その習慣が学びの大きな力になります。

待つことがきらい、待てないお子様はどうする?
そんなときは、話を聞きながら、問題にヒントの線を引くなどして、
「間違ってもいいから、自分がこうかな、と思うことを整理してみよう!」
しばらくして、赤い顔?してお直しを持ってきてくれました。
はい、バッチリです(笑)。
これも大切な経験ですね。
中学受験生のお子様たち、頑張りましたね!そして、これから挑戦する受験生、張り切って!

今日、2月5日。ほとんどの受験生が受験を終えていますが、一部、今日以降の受験日程の学校もあります。
ニュースでは中学受験生の数が過去最高と伝えています。
保護者様にとって、ご自分のお子様に合った学校を選ぶ喜びがあり、
お子様にとって、受験という機会を通じて学びを深め、挑戦する姿勢を得ることができる。
とても素晴らしい機会です。
もちろん、良いことばかりではなく、悩む、辛い、悔しいことも多い機会です。
これらの経験を通じて、更に成長するんですね。

さて、ここで思うこと。
結果はもちろん、大切です。でも、ここまで来たお子様のがんばりを褒めてあげてください。
そして、僭越ながら、保護者様のがんばりも褒めてあげたい!

そうそう、ガウディアの応援も褒めてくださいね。
みんなで、それぞれの頑張りを認めて、笑顔にしたいシーズンかな。
幼児の国語教材は、ことばに親しみながら、ひらがなを学びます。
例えば、「ゆ」。「ゆき、ゆび、ゆかた」
ことばは、ひらがなと絵で表現され、親しみやすいです。
ひらがなを「あいうえお」順に練習するのは、1年生。
幼児さんは身近なことばを通してひらがなの理解を深めます。
教室では、プリントに書かれていることばだけではなく、「「ゆ」がつくことばは他に何があるかな?」と広げて楽しみます。
お子さまと私はバトルのように、言い合います(笑)。

さて、年中のYくん、プリントに思いついたことばの絵を描きます。
絵を描くのが好きで、「挿絵」のようにプリントの空いているところいっぱいに。
「上手だねえ。雰囲気がよくわかるわあ(笑)」
勢い余って?名前を書く欄には、自分の名前ではなく「画家?」の名前が登場!
小さなプリントに大きな「ことばの世界」が広がります。

私もやってみようかな。そのときの画風は?名前は?
小2,カタカナのことばを学ぶ単元があります。
カタカナは1年生で学びますが、2年生では「ことば」。
〇外国から来たものの名前(ケーキ、ジュースなど)
〇ものの音(ドンドン、パタパタなど)
〇どうぶつの鳴き声(ワンワン、ピーピーなど)
〇外国の国や土地、人の名前(アメリカ、リンカーンなど)
こうして、カタカナで表現することばを学びます。

「アンデルセン、ってアニメを作る人?」小2Hくん。
「絵本作家。絵本を作った人。”人魚姫”、”裸の王様”、”みにくいアヒルの子”、とか。知ってる?」
「うん、知ってるよ。”人魚姫”って、アニメじゃない?」
「そうね。アンデルセンの作品はアニメにもなっています。となると、原作者かな。」

絵本や漫画はアニメ(動画)として親しんでいるんですね。
親しむ機会(媒体)がたくさんある。いいことです。

でも、たまには、絵本を手に取ってみてほしいなと思います。
動画では味わえない、ゆっくりと自分のペースでお話の世界に親しんで。
「きみが好き!」
「わたし、他に好きな人がいるの…」

これ、映画のワンシーンではありません。
好き、と告白?したのは年少のKくん、断ったのは小1のSさん。
多分「好き」の意味が、お互い少し違うのでしょうけど、向き合った二人はかわいかったです(ごめんなさい、笑)。
後日、教室で二人は、いつも通りにお話ししていましたので、わだかまり?は無いようです(笑)。
でも、お互い、素直に言えたのは素敵だと思います。

成長するとともに、告白の意味が変わってくるでしょう。
ドキドキします。悩みもします。あの手この手、考えます。
いいですねえ。

さて、もうすぐバレンタインデー。思いを伝えるチャンスですよ。
きっと、女の子たちは考えている。やっぱり、手作りよね、とか。

私?
輸入食品店の店頭で、今年のチョコレートのラインナップはすごいなあ、と、楽しんでいます。
お正月に、お正月用の祝箸を用意しました。
箸袋に、箸を使う家族の名前を書いて、三が日(または松の内まで)使います。
これだけで、お正月の気分が上がりますね(笑)。

さて、お箸の数え方、わかりますか?
一膳(いちぜん)、二膳(にぜん)、~膳、と数えます。
膳は、鎌倉時代に武士が食事をするときに、脚付きの台(一人用のテーブル?)を使いましたが、それを「膳」と言いました。
ひとつの膳にひとつ(一組の)箸を添えることから、箸はこう呼ばれるようになりました。
そういえば、食事を用意するとき「お膳を用意する」とも言いますね。

ただ、割りばしは1本、2本。割る前の呼び方です。コンビニで、「お箸は何本必要ですか」と聞かれるのは正解。

お箸の数え方、ガウディアでは小1国語で学びます。
数える対象によって、数え方が違うことを理解します。
たとえば、りんごは1こ、ケーキは切ったものはひと切れ、ホールは1台、猫は1匹、など。
お箸の数え方はみんな???です。
慣れていないから当たり前です。
逆に、慣れれば自然に身につく。日常生活の中で、家族で、ぜひ使ってくださいね。

あ、小1の学びですから、みんなひらがなです。
漢字の方が馴染みやすいですが、学年があがれば、少しずつ。
昨年12月、郵便局で年賀状を購入したところ、年賀状のデザインが「タツノオトシゴ」でした。
個人的に、辰年は「昇り龍」に代表される龍だと思い込んでいたので、年賀状のデザインは?

そこで、改めて調べてみると、やはり「龍」が正解。「タツノオトシゴ」は、かわいいのでデザインに採用されるとか。
でも、龍の子どもと思えば、可愛さの中に強さ、勢いを感じます。
将来が楽しみな、可能性ある子どもたちに思いを馳せるのは、私だけではないでしょう。改めて、

明けましておめでとうございます。

さて、実は十二支の中で、龍だけ架空の生き物です。
なぜでしょう。
これも諸説ありますが、中国では実在する生物と考えられ、非常に力のある霊獣として崇めてきたからだそうです。
そこから、王様(世の中を収めるリーダー?)の生まれ変わり、とも。

今年は「昇り龍」に勢いのある1年をお願いしたいですね。
「家では特に注意も指導もしていません。本人に任せています。
宿題はいつもギリギリでやっていますが、自分のペースで取り組んでいるので、まあ、いいか、と。」
小4、Sさんのお母さま。
sさんの教室での様子を私がメールしたとき(頑張っていますね、等)のお返事です。

このお話しには、大切なことが2つあります。
①「本人に任せる」
②しっかり、でも、さりげなく、見守っている。

本人に任せる→自立を促す。
見守る→安心して頑張れる。
自立はやがて自律を促し、自分で考え、自分で行動できる土台をつくります。

そう、Sさんは、教室では段取り良く、集中して取り組んでいます。さすがですね。
そうそう、ガウディア(私の教室)に行きたいと決めたのもSさん本人です。
うれしいです。

でも、最近、ちょっと国語の宿題が進んでいないかな。そのことをチラッと聞いてみると、
「うん、わかってる…。週末、時間があるから、頑張るね!」
うん、ますます、頼もしい!
わたしたち(先生たち)は、年数回、ガウディア本部の研修会(Zoomによる)に参加します。
教材の理解を深める、お子さまたちへの指導のあり方はもちろん、児童心理や教育トレンドなども学びます。

先日は、主に以下のことを学びました。
①PISA(OFCDによる生徒の学習到達調査)の結果考察、そこから推し測る日本の子供たちの学習課題。
②教育におけるAIの導入実績と今後の展望。

いずれもとても興味深いテーマでした。
個人的には、AIと教育の将来がとても楽しみです。そこで、私たち人間はどうするか。
細かい内容は、ここでは紹介しきれません。興味があるかたはぜひ、調べてみてくださいね。

と、わたしたち(先生たち)もしっかり、勉強しているんですよ。
小2算数、( )を使った計算を学びます。
12+14+6=12+(14+6)というように、( )で括って先にまとまった数を計算することで、計算しやすくするというもの。
足し算は、どこから計算しても同じ答えになるので、大いに活用したい方法です。

さて、同じく12+14+6の式で、「あなたはどちらの計算を選びますか」という問題。
①(12+14)+6
② 12+(14+6)
Hくんは①を選びました。そこで、「どうしてかな?」と聞いてみると、
「これがボクのやり方だ!」
「そうかあ、でもこっち②の方が便利じゃない?」

私の声を聞きつけて、小6のAくん登場、「俺なら、こっち②でしょ。簡単に計算できるよ」
更に小4のSさん、「私もこっち②だな。」
Hくん、泣いちゃいました…。悔しかったのでしょう。

どちらの方法でも計算の答えは出ます。
でも( )を使うと便利、ということは理解したいですね。
Hくん、涙の分だけ、理解が深まったかな。
みんな、いじわるではなくて、応援していたんですよ。
子どもたちの、算数の取組みでちょっと気になること。
「暗算ってかっこいい」と思ってる?ササっと済ませて、自慢顔?でもね、結果、間違いが多いんですけど。
例えば、

①指を使って計算しない(小1、Tくん)
おそらく頭の中で指を使っているのですが、目の前で指で確認したほうがいい。
指で確認するのは”5や10のかたまり”で計算に慣れるようになるから。
決して恥ずかしくない。堂々とやろう!堂々とやれば、かっこいい。

②ひっ算をしない(ひっ算を書いて計算しない)(小2、Hくん)
こちらもおそらく頭の中でひっ算しているのでしょう。
でも、ちゃんとプリントの余白に書いて、目で確認しながら計算しよう。これで圧倒的に間違いが少なくなる。

③簡単な計算だから式を書かない(小6、Rくん)
いちいち書かなくてもわかってる?書くのがめんどう?
でもこれが、間違いの原因。式を書くことで、考え方の確認ができて、計算ミスも少なくなる。

かっこ悪い、めんどう、といって手抜き?してはダメ。

ゆっくり、ていねいに。
これはすべての取組みのセオリーです。
しっかり考えれば、ゆっくりになる、しっかり書けば丁寧になる。
小3国語「作文」という単元があります。前編と後編に分かれています。
前編では「なにが、どうする」「なにが、どんなだ」「なにが、なんだ」など、基本的な文の構成の理解を深めます。
そして、実際に自分で書いてみる演習として、「自己紹介」があります。
「名前、年齢、学校、たんにんの先生、好きな時間、大きくなったらなりたいもの…」
作文ですから、「私の名前は、…です。」「先生は、…です。」と綴ります。しゃべり言葉や、言いっぱなし、はダメです。
普段、書き慣れていない(言い慣れていない)ので、意外と苦戦するお子さまが多いです。

あら、Sさんが悩んでいます。
「どういう名前かわからないけど、(大きくなったら)なりたいものがあるんだけど。」
「どこで、どんなお仕事ををしている人?」
「ペットショップで、働いている人。」
「動物病院ではないのね。」
など、いろいろやりとりをしながら、「ペットをお世話する人」に決めました。

調べてみれば、動物の医者、看護士、栄養士、トリマー、たくさんありそうです。
でも、今は、「ペットをお世話する人」。
ここから広がる、将来の夢。がんばれ、Sさん!
小3国語、「じゅく語」を学ぶ単元があります。
じゅく語の意味、読み方、使い方を学びます。
そのまま読めない、意味がわかりにくいじゅく語も多いです。
例えば「岩石」と「岩山」。「がんせき」「いわやま」と読みます。
例えば「屋外」と「野外」。「おくがい」「やがい」と読みます。意味はわかりますね。

さて、「祭日」という漢字の読み方を問う問題があります。
Mさんは「まつりび」と答えました。
残念、間違いです。そう、正解は「さいじつ」。

「あら、でも楽しそうで、こういう読み方もいいわね。」
「まつり~、って雰囲気出るでしょ!」
「えー、新しい読み方として採用して!」

時代とともに、変わることば、変わる意味もある。
採用…?されないけど、「祭日」の意味がとてもよく理解できた時間でした!
私の教室は、玄関で靴を脱いであがります。
「こんにちは!」
「こんにちは、あ、〇〇くんだ!」
とみんな元気よく入ってきてくれます。
あらあ、靴も元気に散らばっています(笑)。残念。
「靴が”あっち向いてホイ!”してるよ!誰かなあ?」
「あ、オレじゃん、えへ」と揃えてくれます。
こんなふうに、都度、お話ししていますが、そろそろ、お話ししなくても、自分でできるといいなあ。

さて、ある日、年少のKくん、
「靴はこうやって揃えるんだよ」
小さな靴が玄関の隅にちょこんと揃えられています。
次に来た年長のYくん、何気に靴を揃えています。
いいですねえ。
さて、そのあとは…。
もう、おわかりですね。

Kくん、ありがとう!
私が(大人が)うるさく言うより、効果てきめんでした!

(後日)
あれ、また、散らばっている!
少しずつ、ですね。
年少、Kくんの宿題プリントには、プリントの端にお母さまのコメントが書かれています。
”〇から□までの線描き(うんぴつ)が好きです。自分でお話を作りながら書いています”
”(ひらがな)リンゴの絵やとりの絵を描いて(ひらがなを)読んでいます”
”数を数えるのが好きです。わかってきたかな?”
Kくんが家でお母さまと一緒にプリントを取り組んでいる様子が目に浮かびます。
Kくんのお母さまのコメントは、優しさで溢れています。
Kくんが楽しくできるようになるのを待つ、声がけする。一緒に楽しむ。

幼児さん(特に小さなお子さま)の取組みは、お勉強のセオリー通りにはいかないことが多いです。
集中して座っていられない。
すぐ飽きて、他のことを始める。
プリントの問題どおりに取組まない(好きな色で塗り始める、など)
でもね、しばらくするとちゃんと座って取り組み始めるんです。

「すごいねえ、先生もいっしょにやろうかな」
私、待ってましたよ!

幼児さんとの取組み、Kくんのお母様のコメントから教えていただくことが多いです。
ありがとうございます。
感謝、です。
先週からハロウィンウィークとして、お菓子を用意しました。
「なにがでるかなBOX」、お菓子が入っている箱の上から手を入れて、探ります。
何が出るかわからないけど、何だかワクワクします!

「ハロウィンのお菓子をどうぞ!」
「うわあ、何が出るかな」
「手で中身をぐるぐるしちゃおう!」
「ぐるぐるしすぎるとお菓子がわれちゃうよ!」
盛り上がります!
「弟の分もいいですか」小さな弟くんがいらっしゃるSさんのお願い。
「もちろん、どうぞ、どうぞ」

それを聞いていたのかな。
「お兄ちゃんの分もいい?」(お兄ちゃんはガウディアに通ってくれていました)
「そうだ、お母さんにもあげよう!」
「明日、おじいちゃんのところへ行くから…。」

ええい!みんなまとめてどうぞ、楽しんで!

先生(私)にもあげよう(笑)!。
めったにないのですが、こうしたお願いがあります。先日も、あるお母様から。
「インフルエンザで学級閉鎖。元気で時間もあるので、次回通室までの宿題を増やしてください」
なるほど。本人は納得しているか気になりましたが、お出ししました。
次回、しっかり取り組んできたので、「頑張ったねえ。」
その話を小耳にはさんだ他のお子様は、
「絶対、やだ!」
「ガウディア、やめてやる!」
そうねえ、そうよね(笑)。

こうしたお願いは、夏休みとか、冬休みにも。
しかし一方で、「旅行に行くので、宿題はナシで」というお声も。
学習習慣をつけるという観点から、毎日取り組むのが理想ですが、メリハリをつける、という考えもありますね。

さてさて、いずれも保護者様からのお願いですが、お子様本人からのお願いもありました。6年生、Mさん、
「明日から、算数の宿題だけ、1日3枚(通常は2枚)にしてください」
「はい?すごいね、頑張るね」
冬休みなどの期間限定ではなく、通常の宿題です。
細かい話は聞きませんでしたが、少し、算数の取組みが遅れているからでしょうか。
私は、増やすこと以上に、Mさんの「覚悟」に感心しました。
たいしたものです!応援します!
「おねえちゃんのせい、わからない、おわり」と書かれた算数のプリント。
小1、Aくん。おねえさんと一緒に取組んだようです。
そして、「おにいちゃん、ありがと」と書かれていたときも。
おにいさんと取り組んだんですね。

さて、その算数のプリントで、よくできているのですが、その類題が真っ白…。
「あれ、どうしたかな。(類題の前のページ)こっちは良くできているね。同じ考え方でいいんじゃないかな」
「あ、それ、おにいちゃんが教えてくれたの。答えをね。」
「そうかあ、どうしてこうなるかお話ししてくれなかったのかな」
「うん…。おねえちゃんはうるさいんだけどね」

どうやら、おにいさんはそのまま答えを教えてくれて、おねえさんは(うるさい?けど)考え方をお話ししてくれているようです。
うーん、それで、冒頭のコメントになったのかな。

どちらがいいとか、悪いとか、ではなく、兄弟仲良く…。
あ、でもね、おねえさん元ガウディアっ子でした(笑)。
小1国語、「文をつくる、文のかたち」という単元。
「なにが、どうする」「なにが、どんなだ」「なにが、なんだ」という文のかたちを学びます。
そう、主語、述語の文法の手始めで、小1から慣れ親しみます。(主、述、文法などの言葉は使いません)。

例えば、おじいさんが笑っている絵の上に、「□が、わらう」と書かれています。□にことばをいれましょう、という問題。
さて、Sさんの答え、「じいじがわらう」。
なるほど。きっと家でこう呼んでいるのでしょうね。

例えばその2、おばあさんが座っている絵の上に、「□がすわった」。
Sさんの答え、「ばあばがすわった」。

これらは、正解?
残念ながら、問題の答えとしては、正しいことばではありません。
じいじ、ばあば、は親しみを込めて相手を呼ぶときのことば。
文をつくるときは、おじいさん、おばあさん、がいい。

ああ、でも、素敵な「じいじ」や「ばあば」の笑顔が浮かんできます…。
正解にしちゃおうかしら。(ダメですよ)
小6国語の単元に「敬語」があります。
みんな苦戦します。得意、なあんて子はいません。
無理もないです。日常的に使う機会が限られますから、なかなか身に付きません。

ちょっと例を見てみましょう。
言う→おっしゃる(尊敬語)→申し上げる(けんじょう語)
見る→ごらんになる(尊敬語)→拝見する(けんじょう語)
いる→いらっしゃる(尊敬語)→おる(けんじょう語)

ただ、これらは、ことばだけ覚えようとしないで、会話文で理解したほうがいい。ガウディアのプリントも会話文満載です。
できれば、学校や家庭の中で使ってみる。間違ってもいい。
子供たちの敬語の間違いは許されるから(笑)、じゃんじゃん使ってみて。
友達同士、おどけながらでもいい。
こうして少しずつ慣れていく。
敬語は美しいです。「美しい日本語」を手に入れよう!

でもね、普通の会話でも、言葉のニュアンスとか、態度、目線で、敬語の気持ちは伝わると思いますよ。
もうすぐハロウィン。
町の商店街やショッピングセンターはハロウィンムードです。
飾りつけはもちろん、ハロウィン用のお菓子やグッズが満載です。
なんだか、ウキウキ。

「ハロウィンまで食べちゃいけないんだよ」年中のAちゃん。
「ん?お菓子、買ってもらったの?」
「うん、ハロウィンまで食べちゃいけない…。」
「そうかあ、もう少しかな。でも待った分、楽しみじゃない?」
「うーん、ハロウィンまで食べちゃいけない…。」
「お母さんと約束したのかな。」

呪文のように唱えています。自分に言い聞かせるように。

この呪文を聞いていると、「食べようか」と言いたくなっちゃいますね(笑)。
でも、言わない。10月31日、約束を守ったという達成感で美味しさは倍増するはず。

教室でも、かわいい!ハロウィンのお菓子を用意します。もう少し、待っててね。
勉強時、集中しなさい、とか、集中しようね、とか、つい言いたくなりますよね。
でも、子どもたちは、集中のためのそれぞれのアイドリングがあります。
アイドリングが終われば、自然と集中モードにシフトします。例えば、

〇オシャベリする。
 「うるさくないと集中できないの」小1、Sさん。
 早めに来室したところ、一番に来室したので他に誰もいません。Sさんはソワソワ。
 「あ、誰か来た!」そう、少し、オシャベリしてから集中モードへ。

〇ボーっとする。
 小2、Mくん、ぼーっと外を眺めています。机にはプリントがあるんですけど。
 でも、気が付けば、集中モードへ(笑)。

〇いねむりする。
 小5,Kくん、机に顔をつけて、寝てます…。そろそろ声をかけようかな。
 「ようし、やるか!」起きました(笑)

〇泣いちゃう…。
 小2,Sくん、教室に来る途中、泣いていたようです。頬に涙…。
 涙の跡が乾かないけど、プリントに向かいました!

そう、声をかけたくても、アイドリングが終わるまで、少し待ってあげてください。
この少しの時間が、子どもたちの自発的な集中を促します。

私?
子どもたちのアイドリングを見守ることで、集中力を養っています!
小学校1年生算数、足し算・引き算が学びの山場。
初めての算数で楽しくもあり、悩みもあり。特に引き算で?なお子さまがチラホラ。
不思議な引き算を見つけました。

8-6=2、これだけ見れば間違っていません。
実は、「ねこが8ひき、いぬが2ひき、どちらがなんびきおおいでしょう」という問題。
引いた6が答えですね。
問題文を読みながら、答えをイメージして式を作ってしまいました。

3-5=2、これは明らかにまちがい。
問題文に出てくる数字の順番のまま、引き算してしまいます。
「ひき算」を勉強しているという理解のもと(これは素晴らしいのですが)、何でも引き算しちゃいます。

問題をよく読みましょう、と言っても、こうした間違いは多いです。
ここで、活躍するのが「絵(猫が8匹、犬が2匹)」。ガウディアのプリントはこうした「絵」で理解を促す工夫をしています。
ここで、私は改めて、プリントの問題文の数字と絵を線で結んで、理解を促します。
「あ、なあんだ、そうか」

問題をよく読む、のは、(絵を含めて)問題全体をみるということ。頭の中で絵を描くこと。
算数はイメージの力が助けてくれます。
3年生算数の山場のひとつ「わり算」。つまずくお子様が多いです。
Sさんもそのひとりでした。ある日のお母様とのお話、
「わり算、苦手でしたね。でも今は大丈夫ですね。」
「はい。「苦手なわり算」という作文を書くほど(笑)。作文は褒められて、みんなの前で発表することに(笑)。」

作文の内容は、
”わり算は苦手だったけど、お母さん、友だち、先生たちに教えてもらって、わかるようになりました”と。
みんなに相談して、みんなの力を借りて克服した、という姿勢がたくましいです。
作文はそんなところも💮だったのでしょう。

そういえば、Sさん、わり算の問題で私に質問してくれたとき、
近くにあるイスを私の机の前において(イスに座って)、しっかりやるわよ、という雰囲気でした。
これもたくましい。

作文の”先生たち”に私も入っているかな。
夏休みはもうすぐ終わり。素敵な思い出がたくさん出来たかな。
と、思いつつ、夏休み中の教室での子どもたちの様子を振り返ると…。

「あくび」です。実に多い。どうしたのかな?

「夏休みは早起きする、って約束したから…。(結果、睡眠不足?)」
「夜中、お兄ちゃんが寝ぼけて蹴飛ばしてくるから…。」
「暑くて眠れない。夜中に目がさめちゃう」

うーん、悩ましい原因です。
遊んで疲れたら、どーんって寝ちゃうのが子どものはず。
子どもたちの睡眠を妨げる原因はいろいろあるようです。

どうぞ、たくさん「あくび」してください。
「あくび」にはリラックス効果や脳を切り替える効果があるそうですよ。
ちょっとお行儀悪いですけど、ここは目をつむりましょう。

「あ、先生、今あくびしたでしょ!」
あら、ばれちゃいました?
ガウディアの国語教材は「漢字プリント」が別冊になっています。
私の教室では、この「漢字プリント」を夏、冬、春休みにそれまでの学期の漢字復習として、宿題で出します。
追加の宿題ではなく、いつもの取組み枚数(日数)の範囲で。追加なんて、いやですよね。

ところが、何故か、漢字プリントだけ取組まずに、宿題を提出するお子様が結構います。
白紙です。通常プリント(例えば長文、など)は取組んでいるのに…。

宿題ですから、取組んでいなければ、次回通室時にお直しとして取組むのが原則。
あまりにも大変(他のお直しも多く…)な場合は、枚数を減らすなど配慮しますが、まずは原則!本人にもお話しします。
さて、どうなるか。

白紙の漢字宿題プリントは、しっかり取り組まれて私の目の前に!
うう、たくましい!

学校の夏休みの宿題にも漢字があるから、うんざり?
漢字はいつでもできるから、教室でやればいい?
夏休みは宿題より優先することがある?
まあ、しっかりやり終えるのですから、子どもたちなりの工夫、あっぱれ、です。
台風の季節がやってきました。毎日のニュースが気になります。

小3国語「表げん(ほうこくする文章を書く)」で、台風に関する文章があります。
台風の発生について疑問を持った男の子が、天気の本や気象庁のHPを調べて解明するものです。
これを読んで、小3・Sさん、
「ふーん、水のじょうきが集まって、渦巻きの雲になるんだ」
「すごいね。海の上で水じょうきが集まって、どんどん大きくなるんだよ」
「すいじょうき?」
「うん、すいじょうき」

Sさんは「水じょうき(すいじょうき)」ということばを知らず、「水のじょうき」と理解していました。
文章では「水じょうき」と記載されています。でも、Sさんの理解は正しい!

改めて読み方と意味をお話ししました。理科で習うかな?

身近なことに疑問をもったら、自分で調べてみる。
楽しい、おもしろい!
ぜひ、ご家族でご一緒に。
もうすぐお盆です。子供たちの会話に耳を向けると…。
「お盆って、お父さんの夏休みでしょ」
「盆踊りじゃない?」
「おじいちゃんの家で、お墓参りに行くよ」
それぞれのお盆…、ということではなく…。お盆の意味を知らないお子さまが多いです。
これは当たり前、ですね。日々の生活の中で、理解する機会が限られるからでしょう。

では、改めて。
ご先祖様をお迎えして、供養する(感謝する)行事。
お墓参りをして、挨拶します。
家では灯篭をたてたり、お線香をあげて、ご先祖様が迷わないで家に来られるよう、準備します。
なあんて、話をすると、

「おお、霊をお迎えするのだ!」(手を挙げて!)
「霊に囲まれて、ドキドキする!」
「へえ、おじいちゃんに会えるんだ。楽しみ」
はい、まずはこれが、それぞれのお盆、かな。

日本の行事について、少しずつ、生活の中で理解を深めます。
日常的な取り組みをみて、またテスト結果から、苦手な単元を復習するよう指導します。
夏休みは復習の機会に最適です。こどもたちは、
「またあ?これやったよねえ」「うん、これ苦手なんだ。やるか!」

復習の効果について、誰もが認めるところ。脳の研究からも推奨されているとか。
結果は、当然?「わかった!」「(テストの点が)やったあ!」「えっへん!」
でも、他にも注目したいことが。

プリントに向かう背筋がいい(苦手だと、だらける?)
字がきれい(苦手だと適当に書く)
わからないときの質問が具体的(苦手だと、何がわからないか、わからない?)
花丸が増えてやる気が出る(苦手だとお直しが多い)

これらの取り組み姿勢も復習の効果で、日常的な姿勢へと定着します。
子どもたちはきっとやる気に満ちていきます。

さて、今日も力強い?取り組みが見られるかな。楽しみ!
「夏休みに”PIKMIN~”買ってもらうんだ!」
小1Sさん、うれしそう!
「わー、いいわね!先生もPIKMIN、大好き!」
と言いつつ、実はゲームはしたことはありません。キャラクターが好きで…。
「でもね、その代わりのお約束。Youtube禁止なの…。PIKMINのYoutube(攻略方法?)だけはいいって」
「そうかあ…。でも、この夏休みはPIKMINでたくさん楽しめるからいいじゃない!」

夏休みの楽しみはいろいろあるけど、子どもたちにとって、ゲームは上位にくるでしょう。
ゲームに対していろいろ意見はありますが、想像力・創造力を羽ばたかせてくれるいい機会だと思います。
物語の想像と、攻略テクニックの創造、ですね。

私はキャラクターとお話が好きで「推し」のゲームはありますけど、ゲーム未経験者です。
そうねえ、そんなに楽しいなら、この夏、無料体験しちゃおうかしら。
夏休み前~夏休み中の7月は、毎年恒例の保護者様の面談月間です。主な目的は、つぎの通りです。
①お子様の教室での様子
②これまでの学習進度、これからの学習について
③その他、保護者様からのお話など

①は保護者様皆さま、気になるところですね。
私は、一人ひとりのお子様のその子なりの頑張りをお話しします。
お子様の意外な一面を発見して、笑顔になる保護者様が多いです。

②も皆さま、気になるところで、私は一人ひとりの進度表・テスト結果を示しながら、お話しします。
進度が遅くても、テスト結果が悪くても大丈夫、夏休みに取り返しましょう!

③はとても大切な目的です。
私はここで伺ったお話から、お子様一人ひとりに向き合う姿勢を考えます。
…という固いお話ばかりではなく、保護者様からの楽しいお話がいっぱい。
私の日々のエネルギーになっています!
ありがとうございます!

コロナ禍の2020年は見送ったことを付記します。
国語の長文読解の解答でよく見受けられること。
解答を自分のイメージで答えてしまうこと。

例えば、小2国語、”なまけのものの暮らしぶり”の話。
「ねむっているときのほか、どんなときにぶら下がっているか」という問いの正解は「食べるとき」。
でも、Hくんは「食事のとき」と回答。
問題の文章には食事ということばは出てきません。

同じく、”たこといかの戦いの方法”の話。
「敵から逃げる__」という問題の__の正解は「わざ」。
Aくんの回答は「作戦」。
同じく、文章には作戦(さくせん)ということばは出てきません。

お話を一読して、なんとなく理解。そのまま問題に取り組んで、なんとなく回答。
イメージで答えているんですね。

実は、一読して、イメージで全体を理解することはとても大切です。
でも、問題に取り組むとき、問題に該当する文を、もう一歩、踏み込んで読んでみる、確認してみる。

HくんもAくんも、なかなか味のあるいい答えですよね。
〇をあげたいけど…。△に近い、×でした!
前回「まちがいを認めない、認めたくない」で、「私がわかるように説明してください」という話をしました。
自分の答えの間違いを認めたくないお子さまに、答えの理由を説明してください、と。
説明して対抗?しようとする場合、すごく考える、表現も悩む。
相手を負かす楽しみ?もあり、力が入る。
はい、ミニディベートです!

実はこれ、娘が小学生のとき、よく投げかけました。
プリントの答えではなく、日常の戦い?

「〇〇お菓子(ジャンクフードです)を買ってください」
「なぜ、そのお菓子が欲しいのかな。お母さんを納得させて」
「△△ゲームが欲しいな」
「うーん、何故?お母さんが買ってあげようかなと思うよう、説明して」

何と意地悪な母親でしょう。
娘はいろいろな理由を考え、説得しにかかります。
簡単にOKしない母。「みんなが持っている、は理由になりません」
結構、楽しいですよ!(娘は大変、必死!)

これら、傍観していた父親が参加して終了、という結果に(笑)
「これ、あってるよ」
「なんで、いけないの?」
「…」(ぶすー、とした表情)
今日も聞こえる抗議の?声。
そう、まちがいを認めない、認めたくない抗議です。
自信満々で答えたのでしょう。
自信を持つことはとてもいいことで、その鼻をへし折る?つもりはないのですけど、まちがいは間違いなので…。

一緒に問題文を読んで、問題が求めていることを整理します。
この、一緒に読むことでほとんど間違いに気づいてくれて、「ああ、なあんだ!」と。

それでも認めたくないお子さまがいます。
「…」(不満顔)
こんなとき、私は、
「うーん、じゃあ、なぜこの答えが正しいか、私がわかるように説明してほしいな。」

たいてい、言葉に詰まります。当たり前ですよね。おそらく、悔しくて?認めたくないだけなのですから。
悔しくて、負けず嫌いで。その気持ち、大切にしたいです。

あ、説明してくれたお子さまもいます!
受けて立ちましょう!私とミニディベートの始まりです。頼もしい!
年中のTくん、お兄さん(小2)と来てくれています。
Tくんのほうが、早く終わるのでお兄さんが終わるのを待ちます。
この待ち時間、飽きちゃうんですよね。楽しいことないかな。
折り紙?パズル?絵本?お絵描き?

Tくんはお絵描きが好きなようです。
色鉛筆で描き始めましたが、物足りない?ようで、サインペンを手にしました。
発色が良く、すらすら描けるので、お気に入り。いろいろな色を使って、絵を仕上げます。
素晴らしい作品ができました!Tくん、満面の笑顔です。
「えへへ(笑)」
あらあ、手や顔まで、サインペンの色が付いています…。
気分が乗れば2枚、3枚…。

「お迎えに来ました」お母様です。
「素敵な作品ができました!見てあげてください」
「わあ、すごいねえ!」
「あ、水性サインペンなので、手や顔のインクは水で落ちます。」

”画伯”は意気揚々と帰路につきました。

好きなこと、夢中になれることから、子供の可能性は広がります。
前回、お直しがたまって、取り組みが進まないKくんのお話をしました。
対策として、いつもの通室曜日以外の水曜日に来てもらって集中的に取り組んで解消!「えっへん!」というもの。

では、そもそもなぜ、お直しが多いか、たまるか。
①難しくてやる気が出ない(難しいと思い込んでよく読まない)
②問題を読み飛ばして勝手に答える(問題の意図と違う)
③次の〇〇の時間が気になり、あせる(適当にすます)
④字が汚い(採点時、私が読めないので、×にする)
このようなことが多いのですが、何だか、いずれもループのようにつながって見えますね。

そう、共通する課題は「ゆっくり、ていねいに」
ゆっくり読む、ていねいに読む。ゆっくり書く、ていねいに書く。
ゆっくり考える、ていねいにひも解く。
これ、忙しい現代っ子?(大人も)にはとてもめんどうくさい。
うーん、習慣化につきます。習慣にすれば面倒くささが減る。習慣にすると実はスピードもアップできるんです。

せめて、教室では「ゆっくり、ていねいに」。
「えー、やだよ。バスケの練習あるし。」
「お直したまってるよ。いっしょにやらない?」
小4、Kくん、プリントのお直しがかなりたまっています。いつもの通室日(火、金)、時間では終わりそうにありません。
そこで、あした水曜日も時間があれば来てほしい、という相談です。

私の教室はもともと水曜日がお休みでしたが、3年前のコロナ対策(分散通室目的)で開けましたが、コロナが収まりつつある今も。
結果的に水曜日に通うお子様は少なく、Kくんのような補習?対策に充分に対応できます。

さて、何度か誘い、何度も断られ、ついに来てくれました!
時間はかかりましたが、ほとんどのお直し、終了。Kくん、頑張りました!たいしたものです。
明るい、誇らしげな表情で帰りました。
ここには、お母様のご協力も。ありがとうございました!

実は、お直しなどの補習が望ましいお子様に「水曜日に来てください」とお話しすることはよくあります。
みんな、いやがります。当然ですよね。

「水曜日に来てください」が、「(学校での)職員室に来なさい!」というイメージになりませんように…。
小1算数の単元「いくつといくつ」。
足し算や引き算を学ぶ前に、その意味・考え方を学びます。計算式はもちろん、足し算、引き算の言葉も出てきません。
たとえば「9はいくつといくつ?」という問いかけで、9の分解を理解します。
たとえば「あといくつで、7になる?」という問いかけで、足し算(実は引き算)の意味を理解します。
計算式から学ぶのではなく、意味を理解して、自分で立式できる土台を作ります。

小1のTくん、プリントを前にして、壁のカレンダーをチラチラ見ています。
日付の確認かな?
「カレンダーでかくにんしてるんだ、よくわかるよ」
?話を聞いてみると…。
たとえば、「5と□で7(□はいくつ?)」の場合、カレンダーの5,7を見て、その間の数を数える!
なるほどね!

数の勉強で、指を使ったり、〇を書いたりして取り組むお子さまは多いですね。
カレンダーもその仲間入り!

こうした身近な「道具」を使って、理解を深めているんです。
「指をつかっちゃいけない」とか、言わないでくださいね。
小1のMくん、きらきらした目で、話してくれました。
「ぼくね、夢があるの」
「わあ、素敵。何かしら」
「あのね、”鳥の先生”」
「いいねえ、私も鳥がすきだよ」
二人で好きな鳥を教えあいました。

Mくんは、鷲、鷹。大きな鳥が好きなのかな。
私は、カワセミ、コガラ、シマエナガ。小さくてかわいい鳥が好き。

「図鑑で調べてみよう!」
教室にある、鳥図鑑を開きました。盛り上がるう!

「この図鑑、借りていい?」
「もちろん、好きな鳥があったら、教えてね。」

興味があることをもっと広げて、もっと好きになってほしい。
そのきっかけのひとつが図鑑です。そのきっかけを作るお手伝いは、私たち大人の楽しみでもあります。

さて、好きな鳥は増えたかな。
プリントを前にして、こう叫ぶお子さまが多いです。
国語の長文読解、算数の文章題。いずれもまず、読まなくてはいけない。
この、読むこと、が「めんどうくさい」ようです。
さあ、どうしましょう!?

①めんどうでも、まずは読んでみる。読むことに慣れる。
②国語は、段落ごとに分けて読む、劇のように、抑揚をつけて読む、線を引く。算数は、文章を絵で表現してみる、線分図を書いてみる。
③こんなふうに、文章を立体的にビジュアル化して、理解を進める。
棒読み、平坦読みはNG。

①をクリアすれば案外、先へ進めます。
国語の場合、好きなジャンル(虫、宇宙…)だと一気に進めます。これがきっかけとなって読むことが楽しくなることも。

あー、でも今日も「めんどうくさい!」が聞こえてきます。
あせらず、少しずつ、ですね。

ところで、「めんどうくさい」と言ったら宿題を増やす、というルールにしたら、この声、減るかしら…。
プリントのお直しに取り組む小1、Kくん。ひらがなのお直しに苦戦?しています。

「ゆっくりでいいよ。」
「うん…。」
「書き順、見ながら、ゆっくり書こう。書き順どおりに書くと書きやすいよ」
「うん…。」
しばらくして、
「今、ちゃんとやらないと。やるんだ!」
ゆっくり、丁寧に進めています。
「できた!」

自分で自分を応援しているんですね。
出来た時の笑顔が輝いています。

まわりの子供たちも応援してくれます。みんな、自分もやるぞ!という雰囲気になっています。

ひとりの頑張りが、みんなの頑張りを生みます。
そして、みんな、笑顔に。
宿題を採点しているとき、隅に”おわり”と書かれたプリントがありました。
小1、Aくんのプリントです。

「”おわり”って何?」
「そこまで頑張ったから、”おわり”ということだよ」
「なるほど、いいねえ」
「せっかく終わったのに、まちがえてそこをもう一度やらないようにするしるし」
「ん?」

頑張った印、終わったからもうやらなくていい印。
どちらも、Aくんなりの工夫ですね。

”もうやらなくてもいい”とは、済んだのにまた、問題を読み返してしまったから、だそうです。
早く終わらせたい、から、そんな無駄なことはしたくない?

読み返すって、とてもいいことなんですけどね。そう、見返す、ということ。
このことがわかるようになるのは、まだ先かな。

少しずつ、一歩ずつ。
この春、1年生になったAくん、ピカピカです!。ところが、…。
「幼稚園はよかったなあ。小学校ってつまんない…」
あらあら、大変!気になる発言です。

「うーん、どうしたのかな?」
「幼稚園のときの友だち、いないし。勉強もつまんないし。」
うーん、新しい環境に馴染めていないのかな。友達の存在は大きいですね。

「そうねえ。でもこれから、新しい友だちがたくさん出来るよ。きっと楽しくなるよ」
「勉強はガウディアで進めているから、大丈夫。自信を持って!」

誰だって、大人だって、新しい環境にビクビク(緊張)します。でも新しい出会いにドキドキします。

Aくんから、楽しいお話が聞けるのはもうすぐのはず。
「(新しい)友だちの〇〇くんってさあ、」
楽しみに待ってますね。
保護者様から「(お子様の)集中力が無い」というお話をよく聞きます。
そんなとき私は、こうお話しします。
「こどもの集中力は”学年×10分”が目安だそうです。」
「つまり1年生なら10分、2年生なら20分。集中して、ちょっとホッとして、少し休んでまた集中する、という流れになります。」
「大人だって、長時間集中できませんよね。」

実はこれ、ある私立小学校のベテラン先生に聞いた受け売りです(笑)。

その先生は、長い経験からそうお考えになったのでしょう。もちろん、科学的根拠があったのでしょう。
ただ、科学的に証明されているから、こうしなさい、ではなく、妙に説得力があるお話でした。
私も毎日、教室で子どもたちを見ていて、意外と真理だと思うことが多いです。

あー、今日は集中できていないな、と思うときは、急かさず見守りたい。
子どもたちは、自分の力で伸びようとしているんです。

理屈ではなく、ひとりひとりの子どもたちのために。
小1のAくん、折り紙で飛行機を作ることが大好きです。
取り組みが終わり、お母様のお迎えを待つ間、いろいろな飛行機を作って、どれが良く飛ぶか、試しています。
「もっと大きな折り紙、無いの?」
大きければもっとよく飛ぶはず、と思ったかな。
「うーん、無いけど、作ってみようか」

私は、A3のコピー用紙を取り出しました。
「折り紙は、正方形と言って、ここ(辺)とここ(辺)が同じ長さなので、同じ長さになるように△に折って…。」
正方形とか、同じ長さとか、△(実は直角二等辺三角形)とか、知らないことが多い折り紙の形です。
難しい言葉は使わず、でも、形がわかるお話をしながら、作ります。
「うわあ、大きい!よし、作ってみよう!」

結果、すごくよく飛びました!
「これはすごいぞ!」

正方形の意味がわかったかな。
次は、抵抗力とか重力とか…?。

「小さな飛行士」の挑戦でした!
年中のTくん、取組が終わったら、お母様に連絡(電話)します。
私の携帯をお貸しします。
「おわったよお」
「はーい、お迎えにいきますね」

あるとき、私はTくんに「おわりました」と言ってみようか、と提案しました。
この電話に対して、お母様はこう返事してくれました。
「うふ(笑)」
次に「おわりました。おむかえにきてください」って言ってみようか、と。お母様は
「うふふ(笑)」
「ママ、何だかうれしそう!」

そう、少しずつ言葉遣いを学びます。特別な学びではなく、日常生活のなかで身に付けたいです。

家族だから、友達だから気軽に話します。話せます。
でも、あいさつは丁寧にしたい。お願いは、感謝の気持ちで。
きっと、みんなを笑顔にすることばだと思います。

あ、お母様、ごめんなさい。
Tくん、電話でのお母様の返事が聞き取りにくそうでしたので、スピーカーをONにしました。
聞こえちゃいましたが、教室は、ほんわかムードになりました。

お母様、ありがとうございました。
「ていねいに書くとつかれる…」
「指が痛い。」
「もう、今日の取組は終わりだあ。」
小1、Hくんのつぶやき。
そう、Hくんは文字を丁寧にきれいにしっかり書き進めていました。

答えが合っていても、字が汚いときは、採点は△として、書き直して練習してもらいます。
文字が歪んでいる、字の大きさがバラバラ、トメ・ハネ・ハライがあいまい、など。
読めればいい、合っていればいい、という言い訳はダメ。
低学年のお子さまは、特にしっかりお話しします。高学年になってから直すのは難しいのです。

Hくんは最初、自分でも納得して、自分で自分を褒めて、進めていました。
でも慣れないこと、そしておそらく、力が入りすぎていること、から疲れてしまったのでしょう。
また運悪く?作文の練習でした。書き直す文字が多く、果ては一文まるごとお直し…。

少しずつ、慣れて欲しいです。
でもね、Hくん、丁寧に書いたら、とてもきれいな字になっていたんですよ!
子どもたちから提出された宿題を採点していると…。
何やら、四つに折りたたんだあとがくっきりついた、プリントが出てきました。
小2、Sくんのものです。何故、四つ折り?

四つに折って、隠そうとした?
ポケットに入れて、誤魔化そうとした?
果ては、途中で捨てちゃうとか…。疑惑が募ります。

いやいや、そんなことはない。
Sくんは真面目で大人しいお子さまです。
まあ、何か、折ってしまう状況があったのでしょう…。

しばらくして、お母様の話、
「洗濯しようとしたら、ポケットから折りただんだプリントが出てきました。隠したのかしら(冷)
本人に聞いてみると、
『帰りに宿題を持って帰るのを忘れたことに気がついて、急いでポケットに入れたんだ』とのことでした(笑)」

ああ、疑惑めいたことを思い描いて、ごめんなさい。
大人って、いやあね、と反省しております。
「わかりませーん!」(小2、Mくん)
「え?ああ、漢字ね。辞書を調べれば、すぐわかるよ。いろいろな言葉も発見できるし。」
「わかりません…」(年中、Tくん)
「ん?一緒に読んでみようか。声を出してね。」
「わかりません!」(小3、Iさん)
「あぁ…、へえ、これはわかんないや。3年生になるとこういう勉強をするんだね。」

さて、みんなの「わかりません」に応えてくれているのは、誰でしょう?
私ではありません。
はい、小2のSさん。
ガウディア歴3年のキャリア?のSさん。みんなの「?」に優しく声をかけてくれます。
うーん、先輩の風格ですね。頼もしい!

え?私は何をしているかって?
はい、見守っています。聞いています。
優しいSさんの対応は、いつもの私の対応(指導)なんですけど、ね。
アシスタントにスカウトしちゃおうかしら(笑)(冗談です)。
「こんにちは…」
Hくん(小1)、開口一番、ちょっと暗い?
今日のプリントを目の前に広げるも、やっぱり暗め…。

「あら、今日は元気ないわねえ」
「うん、もう、勉強ばっかりでやだ。朝も、やったんだよ」
「そうかあ。頑張りすぎちゃって、疲れたかな」
「これから、また、勉強・・・。」
「うーん、ちょっと休憩して、元気が出たらやってみようよ。元気が出なかったら、思い切って今日は休み!」

Hくんは大好きなジグソーパズル(世界の国旗)を始めました。
そこへ、仲のいいKくん(小4)登場、で、パズルに参加。
「これはこっちだよ」
「これはブラジルだね」

「さーて、今日もやるか!」
いつもの元気なHくんに戻り、取組み始めました。

何となくやりたくない、気分がのらない。
ありますよね、こういうとき。
そんなときは無理に進めないで、好きなことで気分転換してみるに限ります。
できれば、仲のいい友達と一緒なら、力倍増です。

というわけで、少し時間がかかってしまったけど、結果オーライ、です。
元気がなにより!
Yくん(小5)に、国語プリントのお直しを話しているとき、言われました…。
え?ショックです…。
もちろん、(答えや背景など)わかっているけど、説明が悪かったかな…。で、改めて。
「私は、答えは教えません。Yくんに発見して欲しいから。発見してもらう道筋やヒントをお話しているんだけどな。」
「えー、たるい。早く教えてよ!」
えー?その返事、もっとショックです…。

自分で考える、気づく、たどりつく。
私は、とても大切にしていますから、答えを言わずに、そこへの道筋を話します。
でも、まだるっこしく感じるお子様もいるようです。

このままでは堂々巡りです。
「じゃあ、この辺(答えを発見できるあたり)をもう一度読んでみようか」
「(答えを指さして)あ、これね!僕の方がわかってるじゃん」
はい、そのことばが聞きたかったんですよ。
「泣いてないからね、言っとくけど」
「痛くないからね、ホントだよ」
Aくん(年長さん)、膝の絆創膏を突き出しながら。
「うわあ、痛そう、大丈夫?」
「泣かないなんて、強いね」
みんなでパチパチ!
Aくんは胸を張っています。

泣かなかったことが自慢。痛いけど我慢できたことがうれしい。
だから、大きな絆創膏は「勲章」です。
少しずつ、男の子になるのかな。

さて、お迎えに来てくれたAくんのお母様、
「もう、痛くて痛くて泣いちゃってえ…。」

泣くことは恥ずかしくない、
泣いちゃおう。
痛くても、悔しくても。そして、うれしいときも。
年少さんのTくん、鉛筆をしっかり持って、背筋を伸ばして、
「スーッと線をひくよ(運筆の練習)」
「これはなんて読むかな(ひらがなの識別)」
「わー、リスは何匹?(数の練習)」
目がキラキラしています。ひとつ、ひとつ、確認するように私に目を向けてくれます(ドキドキ!)

年少さんの取組は、新しいこと(学び)への興味を広げ、自ら取り組む姿勢をつくることを大切にしています。
Tくんは、自分からプリントを手に取り、書いてあること(絵)を私に教えてくれます。

年少さんの取組はまだ早いか?
悩ましい問題です。Tくんのお母さまは、
「ぐしゃぐしゃに線を引いていますが、数に興味があるようなので」
と始めてくれました。さすが、ですね。

「これ、オレの弟、よろしくな」
Tくんのお兄さん(小1)がみんなに紹介しています。
「へー、よおし、Tくん、このパズル、一緒にやろうか」

Tくんは赤堤教室のアイドルです!

お母さま、ごめんなさい、帰りが遅くなってしまうのはこういう事情がありまして…。
4年生算数「垂直・平行と四角形」、
垂直と並行を理解しながら、台形、平行四辺形、ひし形について学びます。
この中に「まわりのもので台形を探しましょう」という問題があります。Iさん、
「富士山だねえ」
はい、そうです!?

厳密にいえば、富士山は台形ではありません。台形の条件(向かい合う一組の辺が平行、とか…。)を満たしていない。
でも、何となく台形。このイメージから、「(算数の)台形」は理解、定着できるはず。

身近なもので理解を促すことができる算数。
数、計算、図形…。
今日はスーパーマーケットで、いろいろな算数を発見してみましょうか。

あ、以前「みかんは球体」と発見?したのもIさんでした!
年長のAくん、国語幼児教材で、ひらがな(ことばとひらがな)を練習中。
小さいころに正しい(きれいな)ひらがなを身につけて欲しいので、私は結構、厳しくみます。
あ、でも楽しく、厳しく、ですよ。

「(手を添えながら)こうして、シュッと」
「おお、そうかあ」
一所懸命、取組んでいます。

ふと、見ると、定規を使って、まっすぐな線をひこうとしています!
そうきましたかあ…。
しばらく、様子を見ます。
いきなり、ダメ!ではAくんの「工夫、挑戦」を否定してしまいます。

さてさて、やはりうまくいかないようで、諦めました。
「いいアイデアだったんだけどなあ…。」
こうして、また一歩、進みます。

ひらがなって、定規でひけるようなまっすぐな線って、無いんですよ。
文字の途中でまっすぐに見えても、流れるように書きたいひらがなには、定規の登場はありません。

定規は算数で活躍させてね。
九九表です。
私の机の横の壁に、ドーンと貼ってあります。
いつでも話ができるように。主に、2年生ですね。

ところが、3年生、4年生もチラチラ見に来ます。
わり算に取り組んでいると、かけ算九九を確認したくなるんですね。
4年生のわり算のひっ算虫食い算なんて、四則計算総動員です。

「九九表、見てもいい?」
「いいよ。確認できたかな」
忘れるから勉強するんです。気が付いたときに確認することで、定着します。

あら?採点中の解答集、覗きたくなりますよねえ。
でもね、答えよりも大切なことがあります。
そこに至るまでのアプローチ(考え方)です。
九九を使うのか、どんな計算式を組み立てるのか、です。

で、いつでも壁の九九表は、覗きに来てもいいですよ。
ダメです。いけません。

漢字の書き方で、一本足りないことを話した時、小2Mくんはこう、抗議しました。
具体的には「算」の横棒が一本、足りなかった。
こうした例は結構、あります。美、漢、など。
初めて見る、画数が多い漢字によく見られます。

じゃあ、どうすればいい?
漢字の成り立ちと書き順に親しむことです。
辞書を引いて漢字の成り立ちを確認します(意外とおもしろいです)。
そして、書き順。書き順どおりに書くときれいに書けます。

「へー、こういう意味があったの」(納得、興味)
「(書き順)一、二、三…」
と一緒に書きながら、慣れ親しんでもらいます。

間違った漢字、興味のある漢字をこんな風に書けば好きになります。

あら、スマホ?
検索してもいいけど…。
昨年12月中旬から、子どもたちの合言葉になっている、「すずめ」。
ピンときた方は映画通です。
そう、アニメ「すすめの戸締まり」です。今人気の新海誠監督の作品です。

「観た?」
「観たぁ、いいよね。感激!」
「先生、観た?」
「すごく、興味があるけど、まだ…。近々、観るね」

映画を観て、感動することはとても素敵なことです。
世界が広がる。
表現が豊かになる。
はては、どうやって作っているのだろうかという、興味が湧く。

映画のみならず、美術館、博物館などでの新しい体験も世界を広げてくれます。
お子様が、いろいろな案内を前に「?!」という顔をしたら、ぜひ、一緒に出かけてください。
「何かの勉強になる」ということではなく、もっと広い気持ちでご一緒に。

さて、私も「すずめの戸締まり」を観に行きましょう。

実は「アバター」が気になって、そちらを先に観たので、子どもたちの話についていけませんでした(笑)。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、としがみ様は皆さんのお家にいらっしゃいましたか?
としがみ様は、新しい年を祝い、新しい力を授けてくれるためにいらっしゃいます。
神様なので、見えません。一説には、白髪で白い装束のお爺さんだとか。
松飾を目印に来るそうです。松の緑は命の印だからです。
そして、鏡餅の上に座って、見守ってくださいます。

我が娘に聞いてみました。
「今年は、としがみ様、来た?」
「松、飾ったから、来てくれたんじゃない?」
あ、そうね。

ありがとうございます。今年も素敵な一年にしてください。
毎年、神頼みな私です…。
クリスマスムード一杯の今日このごろ。
プレゼントが優先されていますけど、実は「Xmas、おめでとう!」というのが正解。
イエスキリストの降誕を祝う日だからです。
興味がある方は調べてみてね。

さて、赤堤教室では、子どもたちにLollipopチョコを楽しんでもらい、クリスマス気分を盛り上げました。


あるお母様からこんな話が。
「先生の手作りチョコをもらった、と喜んでいました!」
うーん、実は手作りじゃないのよねえ。
お母様にはお話しましたが、お子様には「手作り」ということにしてもらいました。

そうね、来年は手作りに挑戦します!(怪しい宣言)。
折り紙は、ここ赤堤教室でも不変の人気を博しています(笑)。
保護者様のお迎えを待つ間、あるいは自分で決めた帰宅時間までの間、新しい折り紙に挑戦しています。

〇紙飛行機:これはどれだけ飛ばせるかの競争になります。
〇手裏剣:これも、ですね。
〇うさぎ、きりん:動物園を作ります。
〇12面体のくす玉:これはすぐできないので、何回かに分けて頑張ります。
作品は持ち帰ったり、教室に飾ったりしています。

さて、素材の折り紙は飛ぶように無くなります。あるとき、年長のAくんのお母様から
「いつもありがとうございます。これ、使ってください」
折り紙をたくさん、いただきました。ありがとうございます!
教室の折り紙熱は加速します。

折り紙は遊びながら空間認識のセンスを磨きます。
そう、いずれは図形、幾何学の土台に…。
なあんて、こじつけはおいといて、楽しく取り組みましょうね。
年長のAくん、幼児教材のパズル「あみだくじ」に挑戦中。
今日のパズルは、猫が何を食べるか、犬が何を食べるか、あみだくじで追います。
幼児さんの算数教材ではテストプリントのあとにお楽しみのパズルプリントがあります。
あみだくじの他にもジグソーパズルや間違い探しなど楽しく学びます。

なんと、3回目のお直しです…。見てみると、
あみだくじは下へ下へと目的に向かって道をたどるのですが、
Aくんは、近道をたどろうとして、上にも行ってしまいます。ぐるぐる巻きで、猫は魚を食べられません!
あみだくじのルールを話しながら、一緒に取り組みました。

あみだくじのルールを理解する、しっかり線をなぞる(正しく鉛筆を持つ)などの学びの要素が一杯。
幼児教材は、楽しみながら学ぶ工夫が一杯です。

今度のパズルはジグソーパズル。
うまくいくかな。一緒にやろうかな。
いえ、口を出さずに任せましょう!
*劇のように感情を込めて音読すること(勝手な作り熟語)

小2のAくん、国語の長文(物語、説明文)が苦手です。
まず、文を見た途端、読むのがいや。そこから先に進まない。
これを打開するために、まず、一緒に読みます。
劇のように感情を込めて読みます。
一通り読んだら、セリフの担当を決めて、もう一度読みます。Aくんは、主人公〇〇くん、私はおじいさん。

「先生、おじいさん役、合ってるねえ!」
「Aくんも〇〇くん役、上手よ!」

これで、後に続く問題はスラスラ、です。
あれ?と思っても、確認する文章がすぐわかり、スラスラ、です。


周りの子どもたちは「?!」
そう、みんな、こんなふうに読んでね。
声に出して読むのが恥ずかしいときは、心の中で演じてね。
棒読みでは得られない臨場感(イメージ)が、学びを応援します。
「最近、何か、疲れるのよね。」
「あ、ぼく、ここまで走ってきたから、疲れたあ。」
「うーん、そういうのじゃなくて、ストレス…」

小3のMさん、Kくんの会話。へえー、声をかけてみました。

「イライラしちゃう?どうしてかな。」
「友達関係とか。」
「そうね、いろいろ、あるわよね。」
「もう、クラスのAさんったら…。」

子どもたちだって、ストレスを感じています。
教室で発散しちゃう?
少しおしゃべりして。
スッキリしたら、 さあ、取り組みましょう。
イライラしていたら、集中できませんよね。
「私、今回の宿題、すごく字をきれいに書いたの」
「えー、見せて、すごいきれいだね」
「きれいな字を書くと問題が見えてくるよ。先生も言ってたでしょ」
「ぼくの字もきれいだと思わない?」
ある日の「きれいな字」自慢大会です。

そうですね。いい加減に書くと、間違うはずがない問題も間違います。計算間違い、国語の熟語(表現)など。
私はきれいな字を書いて、とは言いません。ていねいに書きましょう、とお話しします。結果、きれいな字になる。

そこにはもっと大切な学びの姿勢が含まれています。
ていねいにとりくむ⇒よく読む+考える⇒きれいな字になる。

今日も、教室のあちこちで聞こえます。
「きれいに書けて、気持ちいい!」
年長のAくん、幼稚園で拾ったどんぐりと大きな落ち葉を持ってきてくれました。

「すごいでしょ。」
「大きい葉っぱだね。くすの木かな。」
「どんぐりがかわいい!」
「これは傘付どんぐりだね。」
「かさって何?」
「帽子、ともいうけど、どんぐりの実と枝をつないでいるものだよ。」
「へえ、おもしろいねえ。」
「図鑑で見てみようか」

以上、Aくんと小5のTくんの会話でした!
兄弟みたい…。

日常の何気ない変化に気づいて、興味を持つ、そこから新しい学びが広がります。

あ、でもガウディアの取組も忘れないでね。
「先生の前に来ると、(わからない問題が)わかっちゃう。先生、魔法使い?」
小3、Mさん、「わかりません」と言いながら私の前に来ましが、質問せずに早々にもとの席に戻りました。
プリントを見て(問題を見て)、何か気が付いたのでしょう。いいことです。
「魔法使い」とは、うれしい称号です。

わかりません、と言いながら質問に来るお子様は多いです。
そんなとき、一緒に問題を読んだり、線を引いたりして、何が、どこが間違っているのか、自分で気が付くように促します。
「自分で気が付かなくちゃ、直せないよ」という意地悪もしばしば…。

魔法使い(私)は意地悪なんですよ(笑)。
10月26(水)27(木)28日(金)、赤堤教室のハロウィン(お菓子を楽しむ)、終わりました…。
(事後報告です、すみません)
今年はちょっと特別なお菓子(チョコとクッキー)を用意しまして、みんなで楽しみました。


「すごく、美味しい!」
「お母さんに見せよう!」
「あら、素敵。私もいただきたいわあ」(あるお母様)

はい、私もいただきたいです…。
小2、Mくんの訴え?
「えー、そうかな。先生、ちゃんと見てるけどなあ」
「ちゃんと見すぎてるから、お直しになるんだ!」

あ、このことですね。
解答としては正解でも字が汚い、トメハネハライがいい加減。
同じく、解答としては出来ているのですけど、ひらがなで書く、カタカナで書く、漢字で書くなどがいい加減。
同じく、解答欄から大きくはみ出している。

訴え?に対して、私は丁寧に説明します。「良くできているんだけどな…」と言いながら。
実はこうしたお直しは〇でも×でもない、△で採点します。でも、△でもお直しは、お直しなので…。

きれいに書いて、とは言いません。
焦らず、ゆっくりていねいに取り組めば、きっときれいになるはず。

あら、今日の△は少ないようですよ。
「学校の宿題も教室で取り組んでもいいいですか?」
「はい、いいですよ。ガウディアの取組が終わってから進めてくださいね。」

教室で学校の宿題に取り組むお子様が何名かいらっしゃいます。その理由は
△家だと遊んでしまい、集中できない。

学校の宿題を教室で指導する、ということではありません。
集中できる時間と空間を利用してもらっています。
お子様たちは、自分で自分の宿題をしっかり進めています。素晴らしい!

さて、小1のsさん、私のところへ国語の教科書を持ってきます。
「先生、(学校の宿題の)音読をするので聞いてください」
「いいですよ、読んでみて!」
読み終わって、「音読宿題シート」にサインをします。
「私のサインでいいの?」
「うん、先生のサインがいい」

私、実はこれを楽しみにしています(笑)。
取組(学習)時、椅子に深く座って、膝を揃えて、背を伸ばして…。
が、ひとつの目安ではありますが…。

立ったまま机に向かうお子様
椅子に正座するお子様
果ては、あぐら?をかくお子様

お行儀が悪いと言われそうですが、よく見ると、背筋は伸びています。
すごく集中しています。これが、それぞれの集中スタイル。
私は見守ります。

「きちんと座りましょう」と言うことは簡単です。でも、頭ごなしにそれでいいですか?
きちんと座ったほうがいい状況(お受験、冠婚葬祭など正式な機会)は、その理由をお話して、学んでほしいです。

あら、私…。きちんと座りましょう…。
小1Hくん、問題文を直球で質問してきました。
小1国語「文しょうをよむ(読解)」問題です。
フルフルって何か、疑問に思ったこぐまがみんなに質問して、その正体!をさぐるものです。

フルフル、フルフル、と言っていたら、みんなが集まってきました。
「あ、おれ、わかった、魚じゃない?」
「おれもわかった、やなぎだよ」
「ああ、ふーん、ここを読んでごらんよ」
小3~小5の子どもたちがプリントをのぞき込んでいます。

さてさて、私の出番かな。
「じゃあ、Hくん、一緒に読んでみようか」
「フルフル、フルフル…」
「あ、わかった!、みんな、違うじゃん!」

取り組みは一人で集中して進めることが多いですが、こんなスタイルがあってもいいかな、と思います。
たまには、みんなでワイワイ…。
取組むプリントには、まず名前・日付を書きます。
ところが、「名無しの権兵衛さん」が増殖中…。
取り組んでいるプリントの学年、単元、筆跡で「名無しの権兵衛さん」を解明できますので、本人に注意を促します。
ところが、毎回「名無しの権兵衛さん」が…。
あげくの果て「先生、これ、ぼくのプリントではありません」という事件に発展!
(採点済プリントをそれぞれのお子様に返しますので)

私は毎日、「名無しの権兵衛さん」探しをする羽目になっています。

あるとき、小2の「権兵衛さん」の名前欄の欄外に私が名前を書きました(採点時の私の覚えのつもり)。
その書き込みの近くに「名前書くの忘れました、すみません!」とコメントがありました。
うれしかったです。

「権兵衛さん」撲滅計画、継続中です。
小3算数、円の問題。
「身のまわりで”円”の形になっているものを書きましょう」
Iさんの解答。
「みかん」

円の定義からすると×。
でも、日常生活の中で出会う「円」という考え方からすると○にしたい…。

採点は△にして、Iさんとお話ししました。
Iさん「じゃあ、ナイフで切ってしまえば切り口は「円」だよね。」
う、さすがです!そのとおり!。

実は、円の学びのあとに球を学びます。球の断面は「円」であると。
今の学び(円)は次の学び(球)への道筋。Iさんは球もイメージしていたんですね。

「みかんは円だ」を間違いとして進めてはいけない、ことでもあります。
いびつな形のみかんは、ちょっと説明が必要ですけど、まあ、いいじゃないですか。
小3Aくんのお母様からメールがありました。
「今日、教室に行きたくないモードです…。明日に振り替えていただけませんか?」
「承知しました。そういう時ってありますよね。気分が前向きになったら来てくださいね。」

教室に行きたくないモードの理由はわかりませんし、理由を聞くつもりもありません。
そんなときって、誰にでもあります。
「行かなくちゃ」って思いながら、行きたくない気持ちと戦っているんです。

理由を聞くよりも、行きなさいと強く言うよりも、
「行こうかな、って思ったら行ってみよう!」位の気持ちで、
お子様を見守ってあげてください。

私は、いつでも待ってます。
「11の勉強をしたいけど、まだかなあ」
「うーん、もうすぐかな。今は10までの数を勉強したいな。」
「そうかあ」
「???」
1年生のTくんの問いかけに私はピンときませんでした。

1年生の数の勉強は、まずは10までの数で足す、引くを勉強します。
足す、引くの意味を理解します。(計算以上に大切!)

さて、「11」の意味…。
ああ、サッカーのポジションです…。
Tくんはサッカーが大好きな1年生。ポジションを決める=人数を決める、ということのようです。

うーん、今度Tくんとポジションを書く勉強?をしてみます!。
「よし、かるたをやろう!」
「ふたりで?誰が読むの?」
年長さんのAくんとOくん、取組が終わって、お母様のお迎えを待っているとき。
「いぬもあるけばぼうにあたる」
「い、い、い…」

ことわざかるたです。流暢とは言えない読み(笑)、でも読めています!
意味もわからないけど、読めています!

これが大切。親しむ、慣れる、いつのまにか、身についているひらがなとことば。
いいですねえ。私は棒読み(ごめんなさい!)のことわざを楽しく聞いています。

「ぼくもOくんも5枚ずつとったぞ、よーし、次!」
だんだん白熱してる?
「イヤなものはイヤなんだ!」
「うーん、お直しがたまっちゃうよ。今日はここまでやってみようよ」
「イヤ!」
小2のMくん、お直しがたまっています。たまったお直しをみて、ますますやる気が無く…。
「じゃあ、今度、頑張ろうね、約束だよ」

その日の夜、Mくんのお母さまからメールが届きました。
「お直しがたまっているようですね。明日、行ってもよろしいでしょうか。お直しだけ、進めてください。」
さすが、お母さま!Mくんも承知しているそうです。

「今日はお直し、すすめるぞお」
頑張りました!帰るときの誇らしげな顔!よかった。

さて、お直しはみんな、嫌いです。
でもね、間違う=お直しは「何故?どうする?」と考える大きなチャンス!
今日も「お直し」で考えよう!
「わあ、すごい雨だ!」
「あー!、ぼくの自転車が濡れちゃう!」
Sくん(小3)は、外へ飛び出しました。
雨に濡れる自転車を教室の玄関先(庇があります)に移動させたようです。
「買ってもらったばかりの大切な自転車なんだ」

「あれ、先生、玄関の自転車が邪魔で出られないよ~」Mくん(小4)
ああ、Sくんの自転車です…。
Sくん、大切な自転車を守るあまり?そこから先のことが考えられなかったようです。

自分のことだけでなく、まわりのこと、少し先のこと、考えるようになりたいな。
私も肝に銘じます…。
「あー、あと1回で缶バッチ、ゲットだあ」
「わたしも。リーチかかってる」
「あー、今日、もらえるう!」
夏休み缶バッチキャンペーン実施中!
夏休みの間、テストで85点以上、2回とったら、缶バッチ(ツカ、エル、チカ、ラー)プレゼント!
というわけで、子どもたちのワクワク声です。
そして、頑張る姿。
いいですねえ、缶バッチ、バンザイ!

実は、夏休み期間中、2回テストができるかどうかは、それぞれのお子様の取組の進み具合によります。
でもね、大丈夫、必ず2回できるように工夫していますよ。
「僕はあと15分で帰らなくちゃ!プールがあるの(4時半まで15分)」
2年生のsくん、忙しそうです。
ここで注目したいのは時計の読み方。教室にあるアナログの時計をみて、さっと話してくれました。
「時計が読める」んですね。

あと何分で何時何分?〇分後は何時何分?〇分前は何時何分?合計で何時間何分?などなど、2年生の算数で学びます。
苦戦するお子様が多いです。
時計の読み方は暮らしの中に学びの機会が一杯です。
この夏、時計を見ながら、時計の読み方に親しんでください。

さて、あと30分で教室開室です。
個人面談を終えて、帰ろうとするお父様。
教室に入ってきた年長さん二人の遭遇で、出たことば!

「どうして大人がいるの?」
「お勉強を教えてもらってたんだよ」
「へえ、どうだった?」
「すごくわかりやすかったよ。」
「よかったね」
「先生、とても教えるのが上手だよ。君たちも頑張ってね」
「うん、勉強、楽しいよ」

個人面談期間で、Aくんのお父様がいらっしゃいました。
通常、子どもたちは、教室ではお母様との触れ合いが多いので、お父様(男の方)に対しては「?大人?」だったのでしょう。

でも、お父様の返事、素敵です。ありがとうございました!。

わたしも頑張らなくちゃ。
3年生のMさん、お直しナシ、1回で花丸(プリント)をもらいました。
「いっぱつ、花丸だ!、お母さんに教えなくちゃ。先生、赤ペン貸して」
花丸プリントに「いっぱつ!」「花丸(追加)」と書き加えました。
とてもうれしそうです!

子どもたちはお直し(間違い)が嫌いです。
お直しが嫌いで、レ(バツ)があると、そのまま「わかりません」と聞いてくるお子さまは多いです。
うーん、ではなく、何故間違ったか、を考えてほしい。
「わからないから、間違ったんだ!」
何だか、どうどうめぐりな議論?です。

さて、じゃあ、一緒に読んでみようか、と読んでいるうちに、
「あ、そうか、わかった!」

そう、間違ったほうがいいんです。そこで考えるから。
どんどん、間違ってね!
え?いや?
国語の問題でよくある「選択問題」。
「お話の内容に合うものはどれ?」「○○君がお話したことはどれ?」など。
適当に答えればいいや、と、ないがしろにされる問題でもあります(残念!)。
そこで、2回間違ったら、「何故かな?」「どこに書いてあったかな?」と子どもたちに聞いて、確認します。
自信満々で答えてくれる子、何となく答えてくれる子、ここで、理解度がわかります。

3年Kくんに確認してみました。自信満々で答えてくれました。さすがです!
「選択の答えを2択や3択じゃなくてもっと増やせばみんな、みんな考えるんじゃない?」とアドバイスをくれました(笑)。
そういう問題もあるんですけどね。

さて、今日も適当に答えている子はいないかな?
何回か間違えばいつか「〇」になる、なんて考えてちゃだめ!
そんな取組、バレてますよ(笑)。
年長のAくん、幼稚園の体操服で元気よく来てくれました。
今日のお直しプリントに向かうその手は、爪の中まで泥だらけ…。
「えー、手が頑張った、って言ってるよ。何やったの?」
「泥団子づくり」
「そうか。大きいの、出来た?」
ウェットティッシュで簡単に拭いて、プリントを進めました。

小3のTくん、元気よく「こんにちわ~」。実は砂と共に・・・。
くつが砂だらけで、玄関でジャリジャリ音がします。
ああ、そうね、公園で遊んできたのね。
Tくんも何事もなかったようにいつもの取組を進めます。

泥だらけも砂だらけも元気な証拠、「よく遊びました!」

さて、玄関のお掃除しましょうか。
ホント、暑いですね。6月なのに、35℃超えの猛暑です。
教室に入ってくるお子さまも開口一番、「暑い!」「暑ーい!」
クーラーで涼んでも「暑い!」
「気分」も暑くなっているのでしょう。

では、こんな日本の言い回しで涼んでみましょう。
〇夏のうだるような日
〇体が茹だる
〇シャツがじっとり肌に張り付く
〇溶けそうな暑さ
同じ暑いと言うことばでも日本語はこんなに表現豊かです。素敵ですね。
うそ、ああ、よけい暑い!

うーん、では次。
〇「たまやー!」
〇「金魚えー、金魚おお」
〇「ちりん、ちりーん(風鈴)」
〇「かき氷、シャキシャキ」
ああ、まだ、暑い。

クーラー、強くしましょうか…
国語の取組で、
「(漢字を)習っていないから」ひらがなで答える。
「習っていないけど」真似して書いてみる。
真似して書いてみようとするとき「辞書で確認してみようか」一緒に漢字字典をひきます。

さてさて、「習っていないからできません」が通用しなくなる小2国語「書きじゅん・画数・おくりがな」。
習っていない漢字もチラホラ、忘れちゃった漢字もチラホラ。
プリントを眺めていてもダメ。
さあ、一緒に漢字字典を確認しましょう!

算数でもあるある、で。
初めてなら、単元の最初のなぞりページの説明をしっかり読むこと!
ここにヒント満載なんですけど…。
「なぞればいいや」と読まずに飛ばすお子さまがなんと多いことか。
「わかりません」と言うお子さまには一緒に読んでなぞります。それだけで「あっ!」

「習っていないからわかりません」の壁を崩してくれるガウディアです。

私も…。わからなかったら調べる!聞く!
「えー、すごい、こんなにたくさん、よく思いついたね」
「考えるのが楽しくて、一杯作っちゃいました」(小3、Kくん)

小3国語「詩」を学ぶ単元の中に「ことばあそび」の取組があります。
言葉遣いが独特な詩の理解を促すものでもあります。
例えば「回文」(しんぶんし、とまと…)。例えば「しりとり」(りんご、ごりら、らっぱ…)。
そして、詩の続きを考えてみましょう、と。

そう、Kくんは「さきへすすまないかぞえうた(いっぽんでもにんじん…」の続きを考えました。
「いちわでも、さんばガラス」
「いっとうでも、ごじゅうのとう」
「いっかいせんでも、ノックアウト」
自由解答でこたえはひとつでいいのですが、いろいろ楽しく…。

ガウディアのプリントは「考えることが楽しくなる」工夫が満載です!

では、私もひとつ。
「ひとりでも、ともだちたくさん」
あら、ちょっとリズムが悪いわ…。
小3のMさん、Sくん、仲の良いお友達です。
通室曜日が異なるので、(教室で)相手にお手紙を出します。
そこで、活躍するのが「宿題ファイル」。
(ガウディアでは持ち帰る宿題を宿題ファイルに入れてお子様ごとに用意しています)。

Mさん、教室においてあるメモ帳(キャラクターのメモ帳)にSくんへのメッセージを書いてSくんのファイルに入れます。
「あー、お手紙だ!返事を書かなくちゃ!」
「おー、Sくんから返事だ。うれしい!」

手書きのメモお手紙、温かい気持ちが伝わりますね。
メールやLINEが当たり前の今、たまには手書きのメモお手紙もいい。大げさではなく。

さて、ある日、私は娘(大学生)宛てに「この前はありがとう。いつも感謝しています」というメモ手紙をテーブルに置きました。
帰宅すると、そのままになっていました…。
「あ、見たよ」と。
照れくさそうな笑顔が返事かな。
「小学校入学までにひらがなを書けるようになりたいのですが」
「はい、お任せください!」
年中のAくん、お母様が心配されています。

鉛筆が正しく持つことができない、小さなお子様は多いです。
筆圧(力)が無いので、殴り書きになりがちです。姿勢も気になります…。

教室では、まず、ここから指導させていただきます。実はこれ、すぐできません。まず、プリントでは
「━をひく」こたえはどちらか選ぶ
「〇を塗る」こちらも答えを選ぶときに。
いずれも、ちゃあんと、ひらがな(ことば)に親しみながら、練習してるんですよ。
「どっちのことばが正しいかな」など。そう、「読む練習」をしながら、鉛筆の練習です。

Aくん、とても楽しそうです。
「何色で塗ろうかな」

大人から見ると、何だかとてもゆっくりで、これがひらがなの練習?と思うこともありますけど、とっても大切。
ここから、次は「書く練習」「文を読む」へと続きます。楽しさ倍増です!
こうした「少しずつ」が明日の学びをつくります。

あら、私、コツコツ、が苦手かも。すみません…。
3年生算数の問題「二けたの数をかける」単元の自由解答問題。

「水族館ではバッジも売っています。友達や家族にもお土産を買おうと思います。バッジは11種類、1個330円、
あなたはどれを買いますか?」
「イルカ、ペンギン、アザラシ、カワウソ…(全11種)」

Hさん、「イルカを3個、ペンギンを2個、カワウソもかわいいなあ」
結果、全部で37個となり、330円×37個、となりました。

問題を簡単に済ませようと思ったら、「1個しか買わない」「10個になるように買う」とか、工夫してもいいかな。
算数の問題と割り切れば、そう考えてもいい。
でも、Hさんは、好きなバッジ、家族や友達にあげたいバッジを選んで、37個。
いいですねえ。
はい、330円×37個のかけ算に苦労していました。

これが、「水族館(問題)の罠」。
みんなは、何を何個買うかな?

私はイルカ1個、ペンギン1個…。全種類欲しいので1個ずつ買います。330円×11個。
ああ、計算、面倒くさい!

あら、330×(10+1)で計算すれば簡単かな。
教室の春は忘れ物の多い季節です。
△鉛筆、消しゴム
△水筒
△傘
△宿題プリント
△プリントケース
△(究極は)ガウディアバッグ

どうやら、2年生さんに多いです。何故でしょう?
2年生になって(1年生の時より)緊張感が減った。
1年生の時より学校が少し忙しくなって、そちらの方が気になる。
いえいえ、単なるおっちょこちょい?

忘れ物はいけない、ではなく、成長の証?ととらえて応援しましょう。
あら、これはちょっと無理があるかな(笑)

私事ですが、私の娘も小1,2のとき、担任の先生に「忘れ物大王」というあだ名をつけてもらいました。
まあ、見事な実績?でした。
あら?これって親の私の不注意もあったのかしら…。
年長のAくん、ひらがなを書く取組をしています。
そのなかに、「を」の練習があります。
「を」は文のつながりでつかう「お」とよむ「を」。
初めて見る「を」に困惑気味のAくんです。が…

「おねえちゃんに教えてもらったよ。これはね、「うぉ」って読むんだよ」
「わー、すごいね。わかりやすい。言ってみて?」
「うぉ!」
「じゃあ、今度は一緒に言ってみよう!」

「を」を「うぉ」と読んで、「お」と違うことを学びました。
日本語の発音には馴染みのない読み方ですが、これは正解!

ありがとう、おねえちゃん!

でもね…、
私もAくんに「を」は「うぉ」って読むんだよってお話したんだけどなあ…。
私の教室は図書館用の大テーブルを二台備え、好きなところに自由に座って取り組んでもらいます。
そう、みんなで一緒に仲良く勉強する感覚。リビング感覚でしょうか。

ある日、一台のテーブルに女の子が集まり、もう一台に男の子が集まりました。
“女の子テーブル”は、おしゃべりが賑やかです(取組終わったのかな…。ちょっと心配)。
一方“男の子テーブル”、
「おしゃべり、すごいねえ。ちょっとうるさくない?」
「ねえ、ちょっとうるさい!」
“女の子テーブル”
「あー、ごめんごめん!」
しばらく、みんな集中しています。でもほどなく、おしゃべり勃発!

「女の子っておしゃべり、すごいな」

さて、私の出番。
「(大きな声で)お直し、見たいな。終わったかな?」

女の子のおしゃべり、私、とても理解できます…。
小4のTくんのお母様とのお話し。

「最近、やる気が感じられず、私は忍耐の日々です!」
「あら、ガウディアでは集中して頑張っていらっしゃいますよ」
「そうなんです。ガウディアは好きで必ず行きます。自宅ではねえ。」
「新学年になって、環境も変わり、いろいろ思うことがあるかもしれませんね」
「そうですねえ」
「でも、おかあさま、”忍耐の日々”とは素晴らしいです!細かく口を出さない、ということですね」

子育てで、子どもを見ているとつい口を出してしまい…、ということは多いもの。
当たり前のことで、お母様の愛情の現れです。
でも、一方で「自立」の芽を摘んでしまいかねないことも。
この、頃合いが難しいですね。

ああ、私も今日、子どもたちに口を出しすぎてしまったかもしれません・・・。
反省、です。
小4のMくんのお母様から。

「学校の算数の授業で、ひとり手を挙げて答えることが出来たんです!」
「すごいです!Mくん、頑張りましたね」
「何だか、自信がついたみたいで、算数が好きになったと言っています(笑)」

いつもはおとなしい雰囲気のMくん、ガウディアでもコツコツ、取り組んでいます。
私はお母様の話を聞いて意外でした(ごめんなさい)。
でも、すごくうれしかったです。

手を挙げた、その小さな?勇気と自信は、大きな自信と誇りに繋がります。
がんばれ、Mくん!

私もコツコツ、少しずつ…。
「先生は他の子にはやさしいのに、私にはやさしくない」
小3のKさんの謎のメッセージ…。
「え?はい?」
私は返事につまります。

あ、どうやら他の子はお直しが出来て「良く出来ました!」と〇をもらえるのに、
自分はお直しに〇をもらえない、ということらしいです。
つまり、〇をもらえるから(先生は)優しい、〇をもらえないから(先生は)優しくない、と。

「うーん、お直しの話かな。お直しはつまらないよね。」
「先生は誰にでも優しいつもりだし、誰にでも厳しいよ。〇とは関係ないかな」

そう、厳しさは、優しさです。

あ、でもお直しの時、少し言葉が優しくないときがあったかな。
つい、一生懸命になってしまったのです。

ごめんなさい、これから、気をつけます…。
「ガウディアは低学年中心ですか?」
お問合せでこう聞かれました。

「いえいえ、ガウディアは幼児さんから小学6年生さんまでご指導いたします」
「今、小学4年生ですが、大丈夫ですか?」
「『力をつける』ということから、低学年さんを意識されるかもしれませんが、
お子様の『やってみたい!』と思う時が一番大切で、そこが『はじめ時』と思います。」
「子どもはとても興味を持っているので、体験したいです。」

勉強やガウディアに限らず、お子様が興味を持った時が新しいことに挑戦するチャンスだと思います。
ほら、目がキラキラしてるでしょ!

さあ、ご一緒に。
はい、その通りです。
でもね、だからといって、あまりにもかけ離れた内容だと、ちょっと考えたいな。
「自由解答」は「勝手な言い分」ではないので…。

「あなたは、この物語の後、どうなると思いますか」(国語、小3)
「これらの数字を使って、文章題を作ってみましょう」(算数、小3)
「この時の○○さんはどんな気持ちだと思いますか」(国語、小1)

ガウディアは、このように、自分が思うことを自由に解答する問題が盛りだくさんです。
自分で考えて、自分で表現してもらいたいからです。

ところが、「自由なんだから、何だっていいじゃん!」ということもしばしば。
書くことができた、が、素晴らしい!、みんなみんな、みいんな〇にしたいのです。
が…。もうちょっと、というときは△で、一緒に考えます。

一方、想定外の、楽しい考え、表現に出会うことも。
思わず、クスっと「いいねえ」、と。

さて、今日はどんな「考え」に出会うかな。
楽しみ、です。
3年生のプリントに進む小2のKくん。国語のプリントを見るなり、
「ああ、文字が小さくなっている…。その分、問題が多いんだ…」

この時期、次の学年の勉強に進むお子様が多いです。新しい学年に向けての準備でもあります。

Kくんのように、新しい学年のプリントを見て、ため息をつくお子様もちらほら。
でも学びは少しずつ学年相当になりますから、文字も少しずつ小さくなるし、その分、問題も増えます。
一方、新しい学年のプリントを見て、ワクワクするお子様も。

ため息も、ワクワクも、ドキドキも、新しい学年の入口です。

まずは、一歩、まずは、一枚(プリント)ですね。
と言われているのは、小3のKさん。
言っているのは、同じく小3のSさん。

実はKさん、教室に来るなり、
「今日は友達と遊ぶから早く帰らないといけない。」
とあせってお直ししています。で、お直しを持ってきてくれるのですが、残念ながらもう一度…。
「どうしていけないの?これでいいじゃん!」
いえいえ。そこで説明して、一緒に読んだりするのですが、落ち着かないので今にも爆発しそう…。
「わからない、わからない、もういいから先生〇つけて!」

ああ。こうなるともうお手上げで、落ち着くまで待つか、次回にするか…。
と悩んでいるところへ、先ほどのSさんのことば!
「そんなにあせっていたら、わからないよ!」結構、強く言い放っていました。
さすがに、Kさん、黙って取り組み始めました。

さて、Sさんのこのことば、実は私がかねてより、子どもたちに言っている言葉でした。何だか、うれしい。

そして、そのとき教室にいた子どもたち全員に伝わったのでした。
私が言うよりずっと効果的!
「花丸もらったプリント、友達に見せてるんだ」
「えー、すごい!友達、びっくりしてる?」
「うん、楽しそうだねって。一緒に取り組むこともあるんだよ」

年長さんのTくん、幼児教材の最終ステップ、発展問題に取り組んでいます。
ちょっと難しいです。でも、ゲーム性もあって、ワクワクする問題もたくさん。
花丸をもらったプリントを友達に自慢してるんです。
そう、この達成感が次の学びへと導いてくれるんです。

もうすぐ小学1年生。学校の勉強が楽しみですって。

実はね、1年前は勉強が怖い?Tくんでした。
怖い?
受験勉強中のお姉さんを見て、勉強って大変そうで怖かったんですって。
でも今は‥。すごいですよね。

今日もTくんの目が輝いています!
〇14時~:幼児さん
〇15時~:小学1,2年生
〇16時~:小学3,4年生
〇17時~:小学5,6年生

コロナ感染予防対策、密を避けるための学年別の時間割です。
2年前のコロナ感染予防対策が叫ばれてから、この時間割でお願いしていますが(休室期間は除く)、
今回、改めて、保護者の皆様、子どもたちにお願いしました。
きっちり守るというよりは、通室時間の目安として、多少のズレはOKとして。

コロナが気になるこの頃、みんな、しっかり守ってくれます。さすがです!ありがとう!
ところが、
「あ~、遅刻だよ、Rくん」
「最近、遅くない?」
みんな、なかなか厳しい!

「少しくらい(時間がずれても)いいですよ」
と言っていたら、少しずつ?時間が乱れているような…。
2月のある日、3年生のYくんとNくん、ちょっとおしゃべりしているのが耳に入ってきました。

「最近、学校の勉強、簡単じゃない?」
「うーん、そうだなあ」
「この前なんかさ、…。」
「うーん、ぼくたちが賢くなったんだよ。ガウディアのおかげじゃない?」
「そうだな、ガウディアの問題、考えちゃうんだよね。」
「そうそう、めんどうだけどさ、何か面白くて頑張っちゃうんだ」

そ、そうね、そうかもしれない!

いえいえ、Yくん、Nくん、二人ともしっかり取り組んできたから、今の力があるんです。
二人が楽しく考えちゃう、挑戦したくなる問題は、まだまだありますよ(笑)。
小5のRくん、今日はちょっとおもしろいシャープペンシルで取組んでいます。
動かすとカチャカチャ鳴ります、光ります。
さあ、大変。みんな気になってしまいます。

「えー!何?おもしろーい」
「でも、書きにくそうじゃない?」

そこに年中のEさん、シャープペンシルをジーッと見つめて離れません。
Rくんもジーッと見つめ返します。
「あらあ、見つめあっちゃった!」
「えへ!?」
「というわけでこのシャープペンシルはここで使わないほうがいいかな」

楽しく取り組んで欲しいので、何を使うかは任せています。
みんな好きなキャラクターの鉛筆やシャープペンシルを使っています。

そう、「楽しく取り組む」ことは「遊びながら取り組む」ことではありませんね。
換気が大切というコロナ感染予防対策。
教室でのマスクや消毒は習慣になりましたが、この季節、窓を開けるのは辛いです。
でも、2方向の窓を少し開けています。
さ、寒いです。ストーブをつけても寒いです…。
「コロナ対策で、窓を開けて換気してるよお」

でも誰も寒いと言いません。コートやジャンパーも脱いでいます。それどころか、
「〇〇ちゃーん!」と窓を更に開けて呼んでいます。で、そのまま、フルオープン…。
「こんにちは~」と4年生のMくん、ジャンパーを脱いだら半袖Tシャツ!

窓を開けると寒いのではないか、と悩んでいた私ですが、悩みはふっとびました。
子どもたちのそれぞれの感染予防スタイル??自然体?に安心しました。

私?そりゃもう、暖かい工夫満載で…。
「これ、お姉ちゃんとやったんだよ」
年中のAくん、宿題を出しながら、うれしそうに教えてくれました。
「よかったねえ、素敵なお姉さんね」
「お兄ちゃんはねえ、一緒にやってくれるけど、途中でめんどくさくなって教えてくれないの」
こちらはちょっと不満顔。
「あら、大変。お兄さん、自分の勉強で忙しかったのかな」

さて、お母様がお迎えに来てくれました。
Aくんのお話しを伝えると、
「お姉ちゃんは中学受験で大変なんですけど、Aの宿題を一緒にやることが癒しになってるみたいです」
なるほど。
「あ、お兄ちゃんはもう中学生ですし、男の子なのでめんどうなんでしょうね」
なるほど、なるほど。

兄弟の素敵な時間が流れています。これがご家族みんなの癒しですね。
あ、もちろん、お兄ちゃんもね(笑)。
「先生、どう考えてもわかりません」
小2、Sさん、算数の発展問題に取り組んでいます。
発展問題は、以前ここでも紹介しましたが、その学年で身に付けて欲しい取組(プリント)を終えて、挑戦してもらう問題です。
なので、難しいです。でもゲーム性に富んでいて、結果、身に付けてほしい整数や図形の規則性を発見でき、算数が楽しくなるはず。

「sさん、この問題の前の問題を確認してみようか、この図形に△や□がいくつ隠れているかな」
「???」
「じゃあ、もうひとつ前の問題を見て。Sさん、出来ているよ」
「あれ…、ああ、そうか!」

そう、ガウディアのプリントはいきなり、難しい問題が出ているのではなく、そのための理解を進めながら、挑戦してもらっているのです。
この問題、「?」と思ったら前の問題を見て!
実はこれ、発展問題だからではなく、ガウディアのプリントの取組の基本。

明日も、前の問題を確認して気づいてくれるお子さまがきっといるはず。
「先生、これがヒントだよね!」と言ってくれるお子さまも。

楽しみ!
年中さん、年長さんなど、幼児さんの取組は慣れるまで、マンツーマンで指導させていただいています。
机に向かって学習することやプリント学習に慣れていないからです。

さて、年中さんのTくん、最初、私は隣に座り、一緒に問題を読み始めました。

それから数日後、Tくん、私が隣に座る前に、自分で読み、取り組み始めました。
「わあ、自分で読めたね!」
少し照れています。

またまたしばらくして、もう、私がサポートする必要がないほど、自分でテキパキ進めています。
まるで、「先生、もう自分でできるから邪魔しないで」というように。

「家でも、私が手を出そうとすると拒否して自分で進めているんです!」
とお母様もうれしそうです。
大したものです!

実は、ちょっとしたことですが、私は一緒に読むとき、T君が読んでからほんの少し遅れて一緒に読むようにしました。
Tくんが自分で読める!という自信をつけてほしかったから。
Tくんが読み間違った時?一緒に間違っちゃいました(笑)。

で、後で「ごめんね、先生、間違っちゃった…。」と。
遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

冬休み前後の会話、
(前)「えー、こんなに宿題あるの?厚いねえ」
(後)「お直しが多くて大変だよお」
そう、冬休みの宿題は、いつもと違ってお休み日数分出ますから、お子様にもよりますが(通室曜日によります)、1週間分以上になります。
で、このような会話に。

一日に取り組む宿題の枚数は変わらないので、決して多くは無いのです。毎日、取り組めば、いつもと同じはず。
という話で納得するお子様は少ないですね。

ましてや、
「(たくさんの宿題は)お正月のお年玉だよ」
なんて、絶対、喜ばれない。それどころか、嫌われそうです…。
3年生の国語の読解で「おせち料理」をテーマにしたものがあります。
具体的には、おせち料理に疑問をもったゆうこさんが、図書館で調べたり、おばあちゃんに聞いたりして、その意味を調べまとめます。
「おせち(御節)」とは何か。
「重箱」に詰める意味は。
お料理の意味は。黒豆、こぶまき、きんとん…。
ゆうこさんは、今度のお正月はお料理の意味を考えながら食べよう、と綴ります。

さて、教室では、
「おせち料理って知ってる?」
「知らなーい」
「うーん、おばあちゃんちで食べるかな」
馴染みが薄いようです。

お正月はそれぞれのご家庭で、それぞれのお正月料理を楽しんでいるでしょう。
その中にはきっと「おせち料理」の何品かがあるはず。
改めてその意味を話す機会にしてみたいですね。なかなか面白いですよ。

さて、私は黒豆の準備を・・・(実はとても苦手なんですけど)。
小2のSさん、算数発展問題を取組中。
発展問題はその学年の学びを一通り学習した後、挑戦するちょっと難しい問題です。
中には整数、九九、図形の決まりを紐解くゲーム的な面白さもあります。
算数が好きなSさんは真剣に、でも楽しく挑戦しています。あるとき、

「先生、わかりません…」
一緒に問題を確認して、問題の条件をメモして、考え方を整理します。
「そうかあ、やったあ」
「お母さんがね、先生に聞いたら、教えてね、って。」

そう、ここには大切なことがあります。問題に挑戦する、解法を導くとともに大切なこと。
お母さんに教える、つまり誰かに教えること。
自分が理解していなくては教えられないし、教えることでより理解が深まるということです。

さて、お母様に教えるSさん、うれしそうにうなずくお母様の姿が浮かびます。
Kさん(小3)、気分が乗らない?と取り組みが進みません。果ては机の下にもぐって出てきません。
困ったことにプリントのお直しが多いと拗ねて怒ってしまいます。
私は何度か声掛けをしますが、お手上げです。そんなとき、

「kさん、それじゃあ、モグラじゃん。出ておいでよ。」
「kちゃん、一緒にやろうよ!」
「ほらほら、引っ張り出しちゃうぞ」
ごそごそ、出てきて取り組み始めます。文句を言いながら(笑)。

しばらくしてkさん、
「終わりましたあ!」
「やったじゃん!」
「良く出来ましたあ」

さて、別の日、
「kさん、来た?」
「kちゃん、遅いね」
しばらくして登場!
「おお、今日はちゃんとやろうぜ」
みんな、気にしてくれています。見守っています。
ほほえましいです。互いを思いやることができる、とても素敵です。

ところで、kさん、ものすごく集中して、バシッと決める?こともあるんですよ!

今日は、どっちかな…?
「先生、わかりません」

小2国語「同じ読み方の漢字」の問題です。「ほうせき」「せきはん」。いずれも短い文で理解を促します。
「大切なほうせきばこ…」「おせきはんをたいていわう…」です。
このうち「おせきはん」がわからないお子様が多いです。
「薄―い赤い色で、お豆が入ったご飯を食べたことない?」
「なにそれ?」

そこで、お赤飯がどういうものか、そして、その意味を話します。でも???です。

「あ、おにぎりで食べたことある!美味しいよね」
「えー。わかんない…」
お赤飯に出会う機会が少なくなっているのでしょうね。
でも、ガウディアでわかったかな。
毎日のちょっとしたことがお子様の知識、知恵に繋がると思います。

さてさて、私、特にお祝い事ではないけど、いただきます!
好きなので…。
赤堤教室は図書館用の大テーブルを配しています。
みんなで勉強できる、リビングのような雰囲気を作りたかったからです。
子どもたちは教室に来ると、思い思いの席に着きます。自分の席を決めている子もいます。

大テーブルの良いところ、
〇くつろいで取り組める
〇知らない子とも仲良くなれる
〇頑張っている子を見て、自分も頑張れる
残念ながら良くないところ、
△おしゃべりが弾みすぎる
△テーブルにプリントを広げてしまい、忘れることがある

さて、私の机の前の席をいつも狙うTくん(小1)、
「振り向けば先生がいるでしょ、すぐ聞ける「特等席」だよ」

なるほど。
今日も振り向いて質問してくれます。
でもね、何だか質問が多いです。そう、わからないとすぐ振り向いちゃうから。
振り向く前に、もう一度問題を読んで欲しいな。
宿題を忘れるお子さまは多いです。
取り組んだけど、持ってくるのを忘れる、取り組むことを忘れて提出できない。そんなとき、お子様さまから
〇「忘れました、今度持ってきます」
〇「明日、教室のポストに入れておきます」

これで解決できないケースがあります。残念ながら、毎回忘れてしまう。
忘れる理由はいろいろあるでしょうけど、私は、まず、お子さまと話し合います。
それでも続くとき、ご本人の了解を得て、お迎えにいらしたお母様にチラッと話します。
「Mくん(3年生)、お母様にお話するよ。宿題が、行方不明のようです…」と。

さてさて、残念ながら、全く解決できずに1か月が過ぎようとしていました。
教室で取り組むプリントにミスが目立ち始めました。
おそらく、宿題をやらず、つまり「飛ばし勉強」したために定着していないところが出始めましたのでしょう。
これまた、ご本人の了解を得て、お母様に今の事情を話し、きつく、宿題の捜索をお願いしました。

困った?表情はお母様よりご本人…。

1週間後、大量の宿題が届きました!
さあ、採点するわよ!
小1国語のプリントに、「カタカナを使って文をつくる」という問題があります。
基本的な作文(だれが、どうする…など)やカタカナを学んだうえで、カタカナことばの理解を深めるものです。例えば
「□の中のことば(カタカナ)を使って文を作りましょう」、□のなかには、コーヒー、ニュース、メニュー…」など7つくらいのカタカナ言葉があります。この前に他のカタカナでの例文で理解を深めます。

小1のSさん、
「コーヒーをのみながら、ニュースをみています」いいですねえ。
「誰がコーヒーをのんでいるのかな」
「パパ」
「そうか、それなら、”パパが”ということばを入れると、素敵だね。パパの笑顔が見えてくるよ」
「そうかあ、いいね、そうする!」

日本語は主語を省略することが多く、それが習慣化しています。特にしゃべりことばでは。
でも、文を作るとき、主語を意識する、ことばで表現したい。学習としては低学年で身に付けたい学びです。

さて、同じく小1のTくん、
「パパは、ギリシャでリラックスしています」
ああ、うらやましい…。
年長のTくん、体験にきてくださいました。
お母さま「勉強嫌いになりまして…。いとこの受験勉強をする様子を見て、勉強って大変なんだ、と思ったみたいです。」
なるほど。少し緊張されています。少しお話して、緊張を和らげて、さあ、プリントに挑戦。

3日後
お母さま「自分のプリントだということがうれしいようで、毎日、取り組んでくれました。」

1週間後
お母さま「笑顔が増えてきました!楽しそうで良かったです」(お母様も笑顔!)

10日後
お母さま「何だか、自信が出てきたみたいです」

毎日、少しずつ、触れるたびに楽しくなるプリント。大変な勉強、のイメージが変わったかな。
今日も、Tくんの笑顔を楽しみにしています。
「お、今日はいつもより来るのが遅かったね。」
「宿題が終わらなくてさあ」
「そうか」
仲の良いお友達が集まったようです。
「今日、学校でさ…。」

あら、おしゃべりが始まったようです。私はこうしたおしゃべりは特に注意しませんが、さすがにおしゃべりが続くと気になります。
そこで、おしゃべり軍団?のところへ近づいて、こう言います。
「そろそろ、お直し、見たいなあ」
「あ、はーい、今、やっていまーす」

友達とのおしゃべり、プリントの取組、勉強という観点から見れば、相反するものですが、子どもたちには両方必要だと思います。
リラックスと集中のリズムでしょうか。と、思っていると、

「うるさくて集中できないよ!」
おしゃべりが過ぎると、他のお子様が注意してくれます。

私が注意するより、効果的かな。
ハロウィンがもうすぐなので、ハロウィンキャンディを用意しました。結構、可愛いです(笑)
教室の子どもたちには、「ひとり、2個までどうぞ。お好きなキャンディをとってね」と話しました。
とても喜んでくれて、そして面白がってくれて、うれしいです。
ところが、私が「ひとり、2個…」と言ったことがみんなの重要事項?になり、キャンディを紹介する紙に、子どもたちは「ひとり2こ」というコメントを何か所か書きました。
私は用意できるキャンディの数から「2個」とお話ししましたが、これは、大人の都合。でも、子どもたちは「ルール」として守ろうとしてくれているんですね。
それにしても、何か所にも書かれて、結構、厳しいルールになりました…。
サバイバル?でも、ありがとう。
「このプリント、やりたい!面白そう、今度出してください!」
Aさん(小3)、私の手元にある採点中のプリントに釘付け?です。
「もちろん、いいですよ。面白そうね」
「あ、宿題で出してください。」
家で自慢?するのかな。ご家族と一緒にチャレンジするのかな。

さて、Aさんが注目したプリントは小2相当の算数発展問題、「サイコロ」の問題です。サイコロなので、一見、面白そうですが、実は結構難しい。でもしっかり読めば、サイコロの面の目の数の規則性を発見すれば、それからは「あ!」。
ガウディアの発展問題は、目安としては、その学年に学ぶことを全て取り組んだ後に取り組むものです。
子どもたちの興味をひき、チャレンジする気持ちを刺激します。

Aさん、宿題に出した発展問題、楽しんでくれたかな。
受験塾に通いながら、ガウディアにも通ってくれるお子様が複数いらっしゃいます。その理由は、

①基礎を確認、固めたい
②先取りをしたい
③苦手な単元を克服したい
④力をつけたい

両方通う大変さはありますが、こうした理由(目的)で頑張っています。

ガウディアの底力はここでも発揮!
提出された宿題プリントの問題に、薄ーく✔がついていることがあります。
お母様がご覧になって、間違っている問題に✔をいれて直すよう促されたのでしょう。

さて、Aさん(小3)のプリントにはいつもたくさんの✔が。採点してみると直っているものもあるし、そのままのものもあります。
私は採点しながら、『✔はいれたけど、あとは自分でがんばりなさいね』というお母様の雰囲気を感じました。
さてさて、ある日のAさんのプリント、1ページ全部空欄で✔が入っています。Aさんに聞くと
「あ、そうそう、お父さんに、「やり忘れているよ」と言われたけど見てないなあ。今、やるね」

ご家族に見てもらっているという安心感、でも自分でやるという意思(を尊重してくれている)が感じられるのでした。
「間違っているから直しなさい」「やってないからやりなさい」ではないんですね。
小学3年生でローマ字を学習します。
プリントの中に「ローマ字一覧表」があり、書く練習をするときに参照することが多いので、
子どもたちには、このページはローマ字学習中は手元に置いておくように話します。

さて、ある日、タブレットを見ながらローマ字を学習するHさんがいました。
タブレット自体、まだ子どもたちには興味深いものですから、みんな覗いています。私は遊んでいる?と思い、
「タブレットはあとにしようかな」
と促しました。すると、
「先生、私、ガウディアのローマ字表をタブレットにデータ保存しているので、それを見ているんです」
ああ、ああ、なるほど、さすがです。

子どもたちは、タブレットを使いこなしています。きっと他のツールも。
うーん、紙の表(プリント)も全体を一覧出来て、使いやすいんだけどな、と思うのは私だけでしょうか…。
秋、修学旅行の季節です。ところが、コロナ禍の今、学校側はその実施について二転三転です。この地域の小学校も
7月:中止します
9月:状況により、10月に判断します
こんな状況で、子どもたちの気持ちは落ち着きません。お母様方もその準備について悩んでいます。
でも、緊急事態宣言が解除されれば、実施されそうな雰囲気になってきました(決定ではありません)。良かったです。

ところが小6のRくん
「ぼく、中止になったとわかったとき、夏休みに家族が日光に連れて行ってくれたんです。
それはすごく楽しかった。実施されて友達と行けるのはうれしいけど、そうなると日光は2回目なんだよね…。」
そうか、ご家族の思いやりで、この夏の家族旅行は日光にしてくれたんですね。

ご家族との1回目の日光、友達との2回目の日光、それぞれの楽しみはそれぞれのもの。
「修学旅行の日光」、「友達との旅行」は格別の思い出になるはず。楽しんできてね。
お直しプリントを受け取ると、まず、間違ったところを全部、消しゴムで消してしまうお子様は多いです。
これから直すからこれでいい?
間違ったところはくやしいから、まず消してしまう?

これは次のことから避けたいです。
①同じ間違いをしてしまう
②間違いを直すとっかかりを失う
③全部書き直すうちに力尽きる(特に作文)

全部消してしまってから、
「なぜ、×何ですか?合ってると思うんだけど」
と、聞きに来てくれるのですが、消されているので説明ができません。そこで、私は①、②のお話をしてもう一度読むよう促します。更に
「〇〇くんは、(答えは)どう思うのかな」
と自分の思っていることを聞き出します。

さて、消しゴムを取る前にプリントを読み直す機会が増えました!
「どう思う?」と聞き返して、考えていることを話してくれる機会が増えました!みんな、さすがですね!

あ、テストの間違いは消さないで直すルールです。
事前に、間違いの隣にお直し回答欄□を作って渡します。さすがにみんな、消さないで頑張ってます!
ガウディアバッグがパンパンのN君(5年生)。中からこれまで取り組んだプリントが出てきました(5㎝位)。
「今までのプリントは家にもあるよ。最近の取り組みはバッグの中。」
「すごいね、頑張ってるね。」
「先生、言ってたでしょ。わからないところがあったら、前に取り組んだプリントを見直すといい、って。」
「そう、その通り!さすがです!」
「だから、少し前に取り組んだプリントはバッグに入れてる。あれ?と思ったら、見る。ピンとくる。勉強してたんだなあ。」

ガウディアプリントは、取り組んでいる内容を説明(問題を解きながら、理解を促す)しながら、前に進みます。
で、私は前に取り組んだプリントを確認してみようよ、と。

でも、N君のようにバッグに入れているお子様は少ないです。
「わかりません」というお子様に対して、必要に応じて私は、教材を引っ張り出して前に学んだはずのページを示して話します。
すると照れながら
「あー、そうだそうだ。勉強したね。うん良くわかった!」

そうそう、プリントは今勉強しているところ(単元)は捨てないで。
自分で見直す、自分で発見する。やった、ね。
3年生のK君、取り組み始めてしばらくすると、
「もう、やりたくない」
お直しが多くて辛くなってきたようです。
「うーん、ちょっと見せて」
一緒に取り組みました。でも自分で頑張ってもらいたいから、お直しが少し残っていたところで
「よし、あとは自分で出来るかな」
でも・・・。
「やりたくなーい」
「じゃあ、今度やろうか?」
k君、片付けて帰りました。ところが、しばらくすると、戻ってきました。
「やる!」
家に帰らず、教室の周り(悩みながら?)をうろうろしていたようです。
「(逃げたくない)」という気持ちが伝わってきました。
たいしたものです。結果、やり切りました!

こうしたことが自信になって、もう一歩前へ!!
s君のお母様「今日、朝から野球の決勝戦があり、疲れ切っているのでお休みします」
私「はい、頑張りましたね」
以下、お母様とのやり取りです。
「初めて3ランホームランを打ち、銀メダルでした!」
「凄いですね!今度、S君に「凄いね!」と言いたいです」
「ありがとうございます。感動して泣いていました。勉強も頑張って欲しいです」
「大丈夫です、この感動があれば頑張れます!」

さて、S君が来室しました。教室のみんなで、パチパチパチ!
「すごいー!頑張ったね、おめでとう!」
s君、照れていました。

夏の思い出がひとつ、花開きました。思い出が子どもたちを応援してくれます。
そして、子どもたちのたくさんの頑張りが、私を応援してくれます。
他者を認める、尊重する、国が違っても、障害があっても。
パラリンピックはその良い機会として語られています。
多様性については以前から、また多くの機会で語られてきましたが、未来を担う今の子どもたちに特に理解して欲しいこと。
子どもたちの未来は多様な世界がステージになるからです。とても素敵なことです。
子どもたちには理屈ではなく、当たり前の日常として感じてほしい。
そこで、パラリンピックも含め、多様性に触れる環境が大切になります。
そもそも大人の私たちが偏見を持たずにいろいろな人を素敵だと感じたい。

さて、その前に「自分を認める」「自分を好きになる」。自分の好きなところはもちろん、きらいなところも見つめて、全部素敵だと思う。
自分を見つめてみると、他者への眼差しも違ってくるでしょう。
おおげさなことではなく、ここから一歩、多様性を認める社会へ。
私は私が好きです!嫌いなところもありますが、まあ、それもいいかな、と。
あら、「先生、わがまま~」という声もあったりして…。
昨夜(16日夜)、京都五山送り火が行われました。
京都に行かなくとも、多くのメディアでライブ配信していましたので、そこで楽しむことが出来ました。
但し、残念ながら、コロナ禍により縮小され、昨年同様、「大」の文字は6つの点でのみ(大の字の端と中央)点火。
京都五山送り火は京都の観光として親しまれていますが、本来の意味は「祖霊を送り出す」こと。そう、お盆の送り火ですね。
一般的にお盆は13日に祖霊をお迎え(迎え火・盆の入り)し、自宅で供養するなどして、16日に送り出す(送り火・盆明け)行事です。
ご先祖様に感謝するものですね。
「お盆って、おじいちゃんのおうちに遊びに行く日、だよ」
「うん、うちもおばあちゃんのおうちに行く」
子どもたちはそう応えてくれました。お父様、お母様方はお子様と共に、実家でお盆を過ごすことを大切にしているのですね。
お盆の意味を話さなくても、子どもたちはこうした機会で理解してくれるでしょう。
さて、私は、どしゃ降りの中(近頃の大雨も心配です)、お墓参りに行ってきました。コロナ禍や大雨も案じて、ちょっと豪華な花をお供えして。あら、感謝するつもりが、お願いごとの方が多くなったような。
え?あ、はい、この度、ガウディア本部より、以下の賞を頂きました。
①「顧客満足度表彰 低学年の部 第3位」
②「地域発展表彰 第3位」
(いずれも自宅開室部門において、令和2年度表彰)
3位なので銅メダルです!
これらの賞は私一人の力で成しえたものではありません。
お子様方、保護者の皆様、ガウディア本部の皆様、地域で応援してくださる方々、こうした方々のおかげです。
感謝しかありません。本当にありがとうございます。
これからも頑張ります!
3年後のパリでは…、あ、失礼、オリンピックではありませんよね。でもこのくらいの気持ちで日々、前を向いて進みたいです。
さて、本物の銅メダル?は「表彰状」として、教室で公開中!
今日もオリンピックで盛り上がります!。
選手たちのことばで、「楽しかったです!」「次の試合も楽しんで臨みます」
応援する人たちも「楽しんできて!」
「楽しい」「楽しむ」って、頑張る、頑張れる力の原点です。
これまで、すごく練習して、技を磨いて、少し自信が出てきて、だから、「楽しめる」んですね。
そして、次のチャンス・目標・希望があるから「楽しい」。
更に、仲間や家族の応援があるから、「楽しめる」自分がいる。
もちろん、頑張るのですけど、「楽しいから頑張れる」ということを選手たちに教えてもらいました。
さて、お教室では…。
「へえ、この問題、おもしろいね」。いいですねえ。ここから、自信をつけてもらいたいです。
さてさて私は、毎日、子どもたちとの触れ合いを楽しみにしています。いいことも悪いこともね…。
「楽しい」が「おふざけ」になったら注意勧告ですよ!
オリンピックの卓球の試合でのコメンテーターさんのことば。
一試合ごとに強さと輝きを魅せる選手への賛辞です。
オリンピックでの一試合はアスリートたちにとって、究極の機会のはずです。このチャンスを勝ち取るために日々の努力があったはず。
そこへ更に、試合ごとに輝く。自分のもの(経験、ワザ?)にする。
おそらく勝っても負けても、自分の糧となるはずです。
そして、突然ですけど(笑)、どんな経験も子どもたちを成長させる機会になるんだ、と子どもたちへ想いを馳せるのでした。
夏休み、どんな「一試合」を経験をするかな?
もちろん、オリンピックに感激することも「一試合」。
私?趣味の水泳かな?
いえ、やっぱり教室での日々の子どもたちとの交流。特別じゃない毎日が「一試合」で、この積み重ねが大切だと思います。
プリントの採点で、〇×以外に△を記すことがあります。間違いではないけれど、(算数)単位を書き忘れている、(国語)助詞を書き忘れている、(漢字)トメ、ハネ、ハライがしっかりしていない、などです。
厳しく採点すれば×にしたいのですが、△は「もうちょっと頑張れ!」という応援メッセージです。で、最近、
「なぜ、△なのお?」
「えー、△ばっかり…。」
という声が増えてきました。で、私、
「なぜ、△なのか確認してみよう」
「考え方は間違っていないよ。よく見てるよね。答え方が違うかな」
「じゃあ、×にしちゃおうかな(笑)」すると、
「やだあ!」
子どもたち×は嫌いです。△も嫌いですけど、まあ、×よりいいかな、と一生懸命、考えています。頼もしいですね。
さて、「先生は△の時があるんですか?」はい、たくさんあります…。
国語の長文読解で、悩むお子様は多いです。
その理由は、いろいろありますが、こんなところかな。
1)長いお話しだから、見ただけでいやになる、2)読んでもつまらない、で、読みたくないから読まない。
でもね、読まなくては先に進まないのが、長文読解で…。
「ゆっくりでいいよ」
「段落ごと読んでみようか」
「問題の前に、まず、どんなことが書いてあるか頭の中で絵を描いてみようか、紙に描いてもいいね」
長文読解という問題に取り組んでいるのですけど、その前にお話を楽しんでもらいたいと思い、声掛けをします。
一見、遠回りの様に思えますが、これが楽しく取り組むきっかけです。
「へー、面白いね」
「この本、読んでみたいな」
「すごく、よくわかったよ、この問題はこのことを聞いているんでしょ」
いいですね、手ごたえ、あったかな。
あ、私も本を読みながらイメージして楽しんでいます。今日は何を読もうかな。
「疲れて、できません」
「眠くて、できません」
「やる気が出ないので、できません」
取り組みができない理由が次から次へと出てきます。子供たちは、忙しくて?疲れてしまう日もあるのでしょう。
「そうかあ、少し休憩してから取り組もうか」と促します。
少しぼーっとする子、伏せて寝てしまう子(数分)、何故かおしゃべりする子、何事もなかったように取り組む子。
エネルギー回復のきっかけはそれぞれなのでしょう。こうして、投げ出すのではなく、しっかり取り組みを進めます。たいしたものです。
そして、ある日、
「ストレスがすごいので、できません」
え?ストレス?うーん、そうね、子どもたちもストレスを抱えてしまう今の環境なんだ、と思いつつ。でも、いつもどおり頑張りました!
ひょっとして、最近大人が「ストレス」を口にすることが多いので、子どもたちもそう語ることが多くなったのかもしれません。
子どもたちは大人が語ることばで社会を学びます。大人がことばに気を付けたいものです。
あー、今日も一日、疲れた、と言うのは心の中で(笑)
プリントに書かれた文字が雑!、汚い!、読めない!などの事態が多発しています(笑)。
私「丁寧に書こうよ」「きれいに書きたいな」
Y君「きれいに書けるけど、すごく時間がかかるんだよね」
Mさん「息をとめて書けばきれいになるわ」
うーん、みんな、気にしているんです。わかっているんです。
汚くなるのは、焦っているから。早く終わらせようとしているから。で、汚い文字対策はもう、これにつきます。
「あわてることないよ。ゆっくりがいいよ」
そして、「ていねいに書くからきれいになる」のですから、ていねいに取り組んだあと「きれいに」なっていたら
「わあ、きれい!最初からこのきれいな文字が見たいな」
さて、時間がかかると言ったYくん、時間をかけなくてもきれいな文字を書いています。息を止める、といったMさん、大丈夫、息を止めなくてもきれいに書いています。
私?もちろん、ていねいに書いています。
「先生、これ何て書いてあるんですか?(プリントに書いたヒント)」
ごめんなさい、急いでいたもので…。
「先生、Jくんが国語で悩んでいるので教えてもいいですか?」
「あら、お願いします。どうやって教えるか、聞いてるわよお」
高学年のT君は、同学年のJ君に教え始めます。
「この話は、ここと、ここで詳しく説明していて、筆者の考えは…」
何となくいい雰囲気です。Jくんはしっかり聞いています。
誰かに教えることって実はとても良い勉強になるんです。自分が理解していなければ教えられないし、相手がわかるように説明しなくてはいけません。ですから、私も「お願いします」なんて言ってしまいましたが、しっかり耳をそちらに向けて聞いています。先生の仕事を放棄しているわけではありません!
さて、二人でお直ししたJ君のプリントを持ってきてくれました。
「うーん、よく理解してるね、でも、ここはね…」となったのですけど、二人とも「そうかあ!」と理解してくれました。
こうしたプロセスも子供たちの興味や理解を深めると思います。
私?子供たちから教えてもらうことが多いです。どこでつまずきやすいか、とか、別の考え方とか。
そして楽しみなのは、流行のアニメとか、キャラクターとか…。
算数教材(1年から3年)で、「おもしろ算数」というプリントがあります。まとまった単元が終わると、登場します。
ゲーム感覚の問題で、文字通りおもしろく取り組めます。但し、ゲーム感覚ではあっても「整数の規則性」とか「図形の定理」とか「推理」とかしっかり考えてもらいたいところ満載です。もちろん、こんな理屈は一切出てきませんし、言いません。取り組むことでこうしたことの理解が潜在的に進みます。
さて、このプリント、問題文がたくさん出てきます。ゲーム?のルールを理解してもらうために。ここが第一関門で、問題(ルール)を読み切れるか、理解できるか。第二関門はこのルールに従って、解答を導き出せるか。
「わかりません…」と言ってくるお子様は多いです。でも私は「ゲームなので、Aさんの方が得意だと思うよ。先生、ゲーム、苦手なの」とか言っていじわる?します。
すると「できた!」という声が間もなく聞こえます。素晴らしいです!
あら、もうすぐ夏休み。「おもしろ算数」、親子で楽しんでもらいたいです。
あらあら、夏のキャンペーン、始まります!
お直しを見て、×になっているとすぐそのまま「わかりません」と聞きにくるI君。
「えー、なんでえ?」と言いながらももう一度読み返すSさん
「これで、どうだあ」と言って消しカスが残ったプリントを持ってくるH君
「わからない」から先生に聞きに来るのは当たり前ですが、そのタイミングは三者三様です。
×を持って聞きに来る子供たちに対して、私はいつも「まず、自分でもう一度読んで、自分はどう思うか先生に教えてください」と応えます。そのこともあり、SさんやH君の頑張りが出てきたと思うのです。
すぐ聞きに来るI君にもそう応えると「わからなかったら、先生に聞きなさい、とお母さんが言ったよ」と。なるほどその通りです…。
そこで、私は「まず、一緒に問題を読んでみようか」と促すのでした。
I君が「先生、ぼくはこう思うんだけど」と聞きに来てくれる日はもうすぐです。
小2国語で、「びっくり」に似た意味のことばを求める問題(4文字で答えます)があります(”ことばの意味・にた意味の言葉”を学習する単元)。
「どっきり」という解答がちらほら。
なるほど。確かに。でも×ですね。
正解は「おどろく」。
子どもたちはどうして間違っているか、???です。普段、しゃべっている言葉、耳にする言葉だからです。
でも問題は意味を求めているので「どっきり」では更にその意味を確認することになります。
問題のどうどうめぐりです。
ちなみに「どっきり」は効果音を表現していて、それを商用的に使う場合が多いです。
時代と共に変わる言葉、増える言葉はあります(国語辞典が改訂されるように)。それも含めて正しい日本語を気にする機会があってもいいかな、と思います。あ、正しい日本語より、「美しい日本語」を。
私も気にしていますよ。あら、子どもたちについ「どっきり!…じゃない、びっくりしちゃったわあ」なんて…。
小1sさん、取組みが終わるとお母様にお迎えを頼む電話をします。で、電話の話に。
sさん「電話はあとで切るのよ。だって、最後に相手がさようならって言うかもしれないでしょ」
私  「そうね、さようならを言おうと思ったら、ガチャ、って悲しいものね」
sさん「でもね、お母さんはすぐ切るのよ。ガウディア終わったよ、っていうと」
私  「あらら」
お母様はきっと早くあなたに会いたいから、急いでいるのよ。
電話でお迎えをお願いするお子様は多いです。「(電話が)3秒で終わっちゃった」とか、「もう切られちゃった」とかの言葉をよく聞きます…。
用件のみを伝える電話ですから3秒で充分かもしれません。でもお電話の最後に、「頑張ったね」とか、「すごいね」とか、お声をかけてあげてください。
くれぐれも「遅かったじゃない」とか「ちゃんとやった?」とか言わないでくださいね。
私?電話はあとで切っています…。
と、言いながら、お直しを持ってくるKさん。そのすぐそばから、
「合ってればいいってものじゃないよ!」と友達のsさん。
うーん、厳しいお言葉。実は、私がいつも指導していることばに関係しています。私はいつも、
「合っているかどうかより、何故こうなったか、考えているかな?」
と問いかけます。もちろん、合っていて花丸をもらえる方がうれしいです。でもその花丸はしっかり考えた結果なのかどうか。こうした花丸こそ、子どもたちに自信をもたらします。
さて、「考えているかな」という問いかけは抽象的でわかりにくいので、
「どうしてこうなったか、先生に教えて」
「どこに書いてあったか文章に線を引いてみて」
と聞くようにしています。
なんか、いじわるな先生だなあ。でもね、このいじわるが子どもたちの背中をほんの少し押していると信じてやまない私です…。
制約の多いGWでしたが、子どもたちは元気です。
「公園で友達と遊んだよ。公園があって良かったあ。」
「お父さんとジョギングを始めたんだ。お父さんより僕の方が早い!」
「お母さんとケーキを作ったの。美味しかったあ。」
「庭でキャンプごっこしたよ。飯盒炊飯?のご飯が焦げてたよお」
さて、GW中の宿題は進んだかな?
大丈夫みたい。みんな頑張ったね。
あれ、Sくん、今日の取組、いつもより時間がかかってないかな。チラッと覗いてみました。あらら、これ宿題よね。
「ちょっと、これだけ出来なくて…。今、頑張って提出するから。」
はい、お待ちしてます!
サボった?分頑張らないと、という意地?、意気込みが伝わってきました。
投げ出さないで頑張る姿勢が逞しい。私も頑張ろうっと。
例年、GWや夏休み、年末年始など、お子様方の宿題を調整する機会になります。
例えば、「実家に帰るので宿題は要りません」「旅行に行くので、〇日分にしてください」などです。
しかし、今年はこうした要望は全くありませんでした。
そう、どのご家庭も遠出を自粛されているんですね。
さて、当教室は、29日は開室しましたが、5月に入ってからはカレンダー通り(祝日はお休み)とさせていただきました。で、お子様方の宿題は少なくても1週間分、多くて2週間分に及びます(通室曜日により異なります)。GW前の子供たち、
「えー、宿題がぶ厚い!」
「こんなにあるのお」
「(私)一日分の宿題の枚数は変わらないから、多くはないよ。毎日やれば、終わります!」
さあ、GWが終わりました。今日、みんなの宿題はどうなっているかな。
「全部、やったよ!」「楽勝!」という声が聞こえてきそうです。
でも、こういうGWは、これで終わりにしたいかな。
緊急事態宣言が出ました。まだまだ心配なこの頃です。
教室での感染予防対策は、これまで通り、徹底して行っています。
通室されるお子様方は、基本的な感染予防対策にご協力ください。
とお願いする以前に、子供たちの意識は高いんです。今日も教室では、
「A君、消毒した?」(教室入口に消毒液があります)
「ちょっと、S君、近くない?ディスタンスプリーズ!」
「1メートル離れてるよ!」
「ねえ、声が大きくない?」
「マスクはずしたら、おしゃべりしちゃいけないんだよ」
なあんて、子供たちなりの対策の話で盛り上がっています。こうして、お互い注意することで、意識を高めるんですね。
そしてごめんなさい、教室は今日もちょっと消毒のにおいがします(消毒液でお掃除しています)。
でもね、本当はこういうお話が要らなくなる日が早くくることを願っています。
小1のT君、頑張り屋さんです。
でも、お直しが多かったり、わからないところがあると泣きだします。頑張り屋さんだから、悔しいのですね。
そして、今日も…。
泣き出しても、私は黙って見守ります。
しばらくすると、泣きながらお直しを進めて、私のところへ持ってきます。悔しそうに、プリントを突き出します。
花丸です!
「頑張ったね、すごいね、良く出来ました!」
涙は乾き始めています。そして、
「先生、ぼくが泣いたこと、お母さんには言わないでね」
「もちろん、言いません。T君の涙は頑張りの涙ですもの」
T君のプライドを大切にします。
でもね、お母様は気がついて、黙って笑顔で抱きしめてくれると思います。
この春、1年生になったお子様A君のお母様からのお願い?です。
とても元気で、人懐っこいA君、誰とでもすぐ仲良くなっておしゃべりに花が咲きます。でもね、うーん、取組では落ち着かず、プリントの問題にも一言?多く、まあ、ちょっと困ったな、というところがありました。
よくお出来になるのですが、早く済ませようと問題をよく読まず、答え方を間違う、字が汚い、おしゃべりが過ぎてなかなか進まない、などです。
私は教室ではめったに叱ることはありません。人を傷つけるとか、態度がひどすぎるとかの礼儀を欠く(おふざけの結果としても)ときは、やんわり叱ります。
でも、A君、お直しで私の話を聞かず、「これでいいんだ!」とプリントに向かおうとしないので、さすがに叱りました。
「まず、先生の話を聞いてください。それで、違うと思ったら、A君のお話を聞かせてください。」ちょっと声を荒立てて…。
A君、静かに向かってくれました。そして、花丸です!
実は、その日のお迎え時に、お母様「もう、1年生になるので、何かあったら、叱ってください!」でした。今日の顛末はご存じありません。
「はい、今日、ちょっと言わせていただきました(笑)。」
今日午前中、ZOOMにてガウディア本部主催の勉強会がありました。
今日は、算数×小学校低学年がテーマでした。子どもたちが自ら挑戦して、考え、答えを導き出すことの大切さを改めて学びました。
わからないではなく、一緒に考えて子供たちが自ら問題の道筋、解答(ゴール)を発見する。わからなくても、もう一度、読んでチャレンジする。そもそも、わからないと悩む前に(悩みながら?)順序だてて学びを進め、自ら挑戦できる姿勢を作る。
これが「使える力」を育むプロセスです。
こうした勉強会は学年別、教科別(算数、国語)に定期的に実施されます。この他にも、今学ぶべきテーマの講演会や季節ごとに教育の流れや指導についての研修会もあります。
結構、忙しいです(笑)。
でもね、毎日の教室で、子どもたちから学ぶことがたくさんあります。学ぶ楽しさ、学ぶ姿勢、友達とのおしゃべり、人気のアニメ・・・。
ガウディア赤堤教室に御通室の皆さん、今日も、私にいろいろ教えてくださいね。
コロナ禍において、在宅ワークが増えました。そんなある日、
「私が仕事をする横に、子どもを座らせて宿題を見ています」
「仕事をしながらチラチラと子供のプリントを見ています」
いいですねえ。親子でそれぞれ自分のすることをしながら、時間を共有しています。
お母様やお父様にとってはお子様の学習をそばで見守る時間、お子様にとっては一緒にいることで安心できる時間となります。
更に、お子様は親御さんが仕事をしている姿を見て、尊敬する気持ちも生まれるでしょう。
在宅ワークもなかなかいいもので、こうした時間を作ってくれます。感謝。
あ、でもお父様、お母様、口を出しすぎないでくださいね。お子様が考えて自分で答えを導き出すのを待ってください。
「そこ間違ってるよ!」とか、「遅いわねえ」とか言わないでください。
気になったときは、「あれえ?これでいいのかなあ」とか、「ちょっと気になるなあ」とか、「一緒に読んでみようか」とか。
ふわーん、と声掛けしてみてください。お子様はきっと気づいてくれます!
ご承知の通り、緊急事態宣言が解除されました。
しかしながら、コロナの危機が無くなったわけではなく、引き続き、感染防止対策が求められています。

教室もこれまで通り、感染防止対策を徹底いたしますが、生徒さんにおかれましても、対策のご協力をお願いします。
通室前の検温・マスク着用・入室時(退室時)の手指消毒・おしゃべりの制限などですが、先般よりお願いしています、密を避けるための曜日と時間を決めての通室(時間当たりの在室人数を制限する取組)にもご協力ください。

感染予防対策は、新しい生活のルールとして定着しつつありますが、不便、不快を強いられることもあります。
特にお子様は理解をされていても、なかなか難しい状況もあるのが現実です。

今一度、対策の必要性、対策の方法をご確認の上、通室くださいますよう、お願いします。
生徒さんの安全、安心を最優先することが第一と考えます。

以上、どうぞ、よろしくお願いいたします。
教室には連絡事項を貼るコルクボードが壁にあります。
お休みのお知らせなどの連絡事項はもちろん、「ツカエルチカラ―」のキャラクター紹介も。みんなが苦手な?九九表も。まあ、連絡事項ってそんなに多くはないので、空いたところにみんなが好きな「すみっコぐらし」も登場。
そうこうしているうちに、空きスペースに、生徒さんが折り紙の作品を貼り始めました。次から次へと…。貼った作品を更におしゃれ?バージョンアップ?することも。
「これ、かわいいね」
「こうするともっといいんじゃない?
作品は進化を遂げています!
こうしてコルクボードは連絡板から、みんなのコミュニケーションボードへと変化しました。さすが、子どもたち。中心は女の子ですけどね。
あ、最新の作品、折り紙で作った「女の子」(おしゃれなガール?)、マスクしています!かわいいマスク!
お母様方のお話です。
「一生懸命、考えているので頼もしいです」
「気になるので、ちらっとプリントを覗いてみるんですけど、楽しい問題ですね」
「一緒に考えたくなる問題が多いです。でも、口を出すと叱られるのでやめています」
2月から1年生~3年生の教材が全面改訂され、手ごたえのある問題も増えました。手ごたえがある=考える、です。で、改訂教材に対するお母様方のお話でした。
子どもたちも以前に増して、グッと向き合っています。
でもね、ちょっとめげそうなお子様もいらっしゃいます。そんなとき、私も一緒に考えます。生徒さん同士で相談している姿も見受けられます。
「一緒に考えるのはいいことね。でも、答えがわかってる子は、答えを言わないこと!答えはみんな自分で解き明かそうよ!」と声をかけます。
「でもね、答えが合っていればいいのでない。考え方、答えを引き出す”頭”が大切だよ」と。
お母様方、どうぞ、ご一緒に考えて悩んであげてください。そして、答えはお子様から。
お子様の「やった!」を待ってあげてください。
ガウディアは自学自習スタイルです。来室したらまず、子どもたちはお直しや今日のプリントに取り組みます。
「えー、何でここ違うの?」
「これ、合ってるよ、先生」
「やったー、お直し少ないぞ。でも何で△?」
といろいろ抗議?の言葉の応酬です。気になりますよね、宿題が〇かどうか。
で、何とかお直しを進めます。抗議も?受け付けます。でも答えは教えません。一緒に考えます。これがガウディア流。
でもね、同じ問題で3回×になったら、先生から呼び出しです。
「Aくん、呼び出しでーす」
「えー、ちゃんとやったよ」
「うーん、そうか、じゃあこの答えの理由を教えてくれるかな?」
そう、ちゃんとやってるつもりでも3回間違ったら、呼び出して?答えの理由を聞きます。間違っていても理由説明ができることが大切なんです。そこから、話ができます。なぜ、間違ったか、を理解して欲しいのです。
あ、ちなみに3択問題で3回間違ったら、これはもう、確信犯ですよね。適当に答えるのは許しません!
2月~、一人ひとり、その学年の総復習のテストを実施します。
その学年で苦手なところが無いか、復習して定着を図った方がいいか、判断します。子どもたちには、細かいことは言いませんけどね。
「Aくん、今日はテストだよ。2年生で勉強したことの復習ね」
「えー、やだなあ」
「点数は付けないよ。苦手なところ無いかな、を見たいから。苦手だったら復習して自分のものにして、自信満々で3年生に進もうよ」
と。子どもたちはテストは嫌いだし、テストならいい点を取りたいと思っているので、肩に力が入ります。で、こんなふうになだめながら?。
さて、テスト中(国語)。
「主語、じゅつ語って何だっけ?えー忘れちゃったよ」
「そうか、いいのよ。気にしないで飛ばして。後でもう一度見直してみようよ。思い出すかもしれないよ」
そうです。忘れるから勉強するんです。で、忘れていても、一度勉強したことは何かのきっかけで思い出します。こんなふうに、復習は定着をしっかり厚くしていきます。
あ、「復習」っていうことば、子どもたちは嫌いです。何か素敵なことば無いかな、探してみます。
お母様方のことばです。
1年生から3年生までの教材が改訂となり、本日より公開します。改訂教材は、文科省の新学習指導要綱に対応するとともに、これまでのガウディアの「使える力」を育むノウハウを結集しました。お子様の未来を創る思いも込めました。
で、お母様方に機会あればご説明し、(ちらちらと?)お見せしてきました。
皆様、こうおっしゃってくださいました。
「すばらしいですね!」
「考える問題が多くて、宿題のアドバイスができるかしら…」
「楽しくて、チャレンジしたくなりますね」
さて次は、子どもたちからどんな言葉が聞けるか、楽しみです。
あ、春の2週間無料体験キャンペーンも始まりました。この機会にぜひ、この教材を体験してみてくださいね。
2年生のsさんのお願いです。
2年生さんですが、3年生相当の取組に進んでいます。“大きな数”は3年生の取組です。
復習するめやすとして、通常の取組で躓いていないか、単元テストで残念な結果になっていないか、などから判断して復習するのですが、Sさん自ら申し出てくれました。実はこの単元のテストはまだ取り組んでいません。通常の取組でも大きな問題はないように見受けられました。
「もちろん、頑張りましょ。大きな数は慣れないとなかなか難しいよね。でも、sさんから言ってくれてうれしいよ。よく気が付いたね」
さすがです。自分のことを客観的に見て、どうしたいか、どうすべきか判断できるなんてすごいです。
さて、大人のみなさん、復習することはありませんか?
あ、私もたくさんあります…。
緊急事態宣言で何かと緊張感が高まりますが、子供たちはいつも通り(元気?)です。
「先生~、ここわかりませーん」
「何で違うの?」
と、私に向かって来ます。異常接近です!
「ちょーっと、ディスタンスとってくださーい!」
「えー、いいじゃん、いつもの通りだよ」
「近づきたいけど、今はディスタンス・プリーズ!理想は2m、出来れば1mね。」
で、メジャーを持ち出して2m伸ばして離れてもらいました。
「ほらー、これが2mだよ」
「えー、こんなに離れるの?おしゃべりできないじゃん」
で、次はメジャーで1m。
「これくらいなら守れるかな」
さて、いい機会ですので質問。
「1mは何センチでしょう?」
2年生で習う長さの問題です。わかるかな?
1月8日~、一都三県に緊急事態宣言が発令されました。
ただ、この状況下、都内小中学校に対しては一斉休校を要請しないとのことです。
それを受けて当教室も、通常通り、開室します。
但し、これまでどおり、感染予防対策を徹底して行います。
お子さまにおかれましては、以下の対策についてご協力ください。
○あらかじめ決めていただいた通室曜日と時間を守ってください。これによりかなり密を避けることが出来ます。
(日時変更要望については事前にお知らせ頂ければ、対応させていただきます)
○通室時、教室に入る前に備えつけた消毒液で、手指消毒をしてください。
(帰るときも消毒してください)
○マスクを常用してください。
○おしゃべりは最小限にしてください。
○(難しいですが)他のお子さまとのディスタンスをとることを意識してください。
○終了時はもちろん、開室時間中でも、お子さまがいらっしゃらないとき、机・椅子・ドア等を消毒します。消毒液のにおい等、ご了承ください。
○開室時間中、暖房をしていても、3ヶ所の窓を5センチほど開けて、換気をします。少し寒いと感じることもありますが、ご了承ください。
○通室前に体温を測定して、平熱であることを確認してください。
以上のことは新しい生活マナーとして、私からお子さまに楽しく?お話ししていますが、 ご家庭でもお気づきになったときに気軽にお話ししていただければうれしいです。
今後の状況変化に対応して、新たなご協力をお願いするかもしれませんが、その節はよろしくお願いします。
まだまだ大変な時期ですが、力を合わせて乗り切りましょう!

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
さて、生徒さんから年賀状が届いています。とてもうれしいです。
「ことしもよろしくおねがいします」
「ことしも勉強がんばります」
「ことしもガウディアがんばります」
皆、やるぞ!という意気込みです。
さてさて、実は、国語として、文として、添削したいところがありますが、まあ、そこは意気込みを応援して、細かい理屈は野暮です。
あら、新年だから許すの?
ええ、OKです。いつもの取組で、プリントで、しっかりご指導させていただきますので(笑)。
今の時期、こうしたお話が多くなります。そう、中学受験塾の入塾テストです。多くは小学校3年生の2月から通う中学受験塾ですね。
私の教室がある地域(世田谷区)では、中学受験をめざすお子様がとても多く、受験塾に入るまでガウディアで力をつけたいと通ってくださるお子様も多いです。
「ガウディアで勉強したおかげで、合格できました!」
「とてもいいクラスに入れたのはガウディアで頑張ったからです!」
と、うれしい話ですが、これはガウディアを卒業すること、生徒さんとの別れがとても残念です。
ガウディアは受験塾ではないので、そのための勉強は受験塾に依るところとなります。一方、ガウディアは「使える力」を育み、生きる力につなげていくというミッションを担っています。受験塾に繋がるのはその過程のひとつです。これは受験に振り回されない、という教訓でもあります。
子どもたちの未来を見据えながら、受験という階段を上るお手伝いが出来ることを誇りに思います。
頑張れ、ガウディアっ子!
人と話をするとき、目を見て話すのがマナーです。安心感や親近感も生まれます。
子どもたちと話すとき、身長差があるので大人からは子どもに対して上から目線になります。意図はしていなくとも、子どもにとっては注意されているとか、叱られているとか、の雰囲気になります。私はこういうスタイルは馴染めません。
で、お子様の前では膝まづきます。これがちょうどいいのです。目の前に顔がある。目を見て話せます。注意しようと思ったことも、何となくやんわりと話せて、お子様も納得してくれます。
コロナ禍の今、あまり近づけないけど、だからこそ、目を見ることが大切。更にマスクもしているので、今まで以上に目を見る、目で語ることが大切になっています。
さて、大人のみなさん、子どもの目を見て話していますか?
宿題を教室で取り組むお子さまがいます。
忙しくて時間がなかった、とか、週末は出かけていたから、などそれなりの理由を言いながら。
宿題は家で取り組むもの。毎日、取り組むことで習慣化することもガウディアの大切な目的です。なので、できればきちんとやってきてほしい。で、うるさく言いたくなるのですが、そこはグッとこらえて…。
「宿題は家で取り組みたいなあ」とやんわりと責めます。
本人が気が付いて、自分からやる気になってくれないと意味がありません。
あれから3週間、あら、宿題をやってきました!
「すごい!宿題をやってきたのね!」
「あたりまえじゃん!(えっへん)」
こうして少しずつ、ガウディアが、勉強が、生活の一部になっていくのですね。
先日、「わすれもの」と貼り紙をして、忘れた鉛筆、消しゴムなど並べました。するとHさん、
「先生、「おとしもの」じゃないですか?」
え?「わすれもの」と「おとしもの」?
「うーん、「おとしもの」は不注意でで落としてしまったもの、「わすれもの」は持って帰るものを不注意でわすれたもの、かな」
「違うよ、やっぱり、「おとしもの」だよ」
うーん、納得してくれません、Hさん、
「じゃあ、貼り紙の「わすれもの」の下に「おとしもの」と書いて!」
これ以上、議論してもよくないので、早々に切り上げました。次回、改めて辞書を引きながらHさんに話してみましょう。
さて、この話、どっちでもいいじゃない、と思いますか?ちゃんと使い分けたいと思いますか?
私は、正しい日本語を、ひいては、美しい日本語を身に付けてほしいと願っています。
「こんなにボロボロになってるよ」
「えーっと、はい、そうね、そろそろ新しくしようかな。ホントお疲れ様の辞典だね」
教室には漢字字典を置いています。漢字がわからないと聞かれたら、あるいは、怪しい?漢字を書いていたら、漢字字典を調べて「これだよ」と示します。決して書いて教えません。書いて教えることは簡単ですが、漢字の意味や使い方が学べないし、漢字への興味も湧きません。その結果、かなり使います。
そんなことをしていたら、みんな、自分たちで調べ始めました。
「へー、そうか」
「なるほどね、こういう言葉もあるのか」
いいですねえ。
1年生のお子さまが調べ始めたら、上の学年の子たちも調べ始めました。小さな子がこうしているのに、自分たちも負けていられない、ってことかな。
パソコンやスマホで調べればすぐにわかることもありますが、字典を調べることで、関連した情報はもちろん、他のページも見たりしていろいろ楽しいんですよね。
あ、新しい字典買おうかな。でも、今のボロボロ字典もまだまだ活躍してもらうわよ!
と、小2のkちゃんに突然聞かれました。で、
「うーん、聞いたことあるわ。このまえ、映画館でポスターを見たわ」
「ふーん、それだけ?まあ、いいや。あのね、教えてあげる」
と、教えてもらえると思った矢先、小2のSくんがやってきました。
「ねえ、鬼滅の話、どうなると思う?」
「私、映画、観に行くのよねえ」
ああ、もう、二人の会話は止まりません。そして、10分くらいおしゃべりが続き…。そろそろいいかな。
「えーっと、今日の取り組み、進めたいな。終わったら、いろいろ教えて欲しいな」
「はーい!」
「よっしゃー!」
二人とも集中して取り組んでいました。取り組みが終わり、帰りがけに
「また今度、話そうぜ!」
「映画観たら、教えてあげるね!」
ああ、やっと終わりました。お母様方、今日、少し帰りが遅くなったのは、このせいです。ごめんなさい。
でも、こんな時間って大切です。友達との時間が気分をリフレッシュして、勉強に向かえるんです。私たち大人もそうですよね。
あ、鬼滅の刃、教えてもらえませんでした…。
取り組みを終えて、帰宅するときに、親御さんにお迎えを頼むお子さまは多いです。自分の携帯で電話します。
Aくん「迎えに来て」
Bくん「終わった」
Cさん「今どこ?」
言葉遣いちょっと気になります。うーん、ため口?お願いするのに、その言葉もない。
で、私、大変失礼ですが、電話の最中に「お迎えに来てください!」「お願いします」と声掛けしました。だって、ご両親は年上で丁寧な言葉を使いたいし、お願いするのですから、そういう言葉の礼儀が大切です。
すると、次からは
「終わりました。お迎えに来てください」
いいですねえ。堅苦しいのではなく、こうした、日々の言葉が大切で、生活の姿勢を作ってくれます。少なくともお願いするときは、こうした気遣いを。
3年生のHさん、9月で退室しました。受験準備と他のお稽古ごととの兼ね合いです。
いつも明るくて、前向きに取り組んでいました。でも、負けず嫌いで、わからないとイライラして怒り出すことも。実はこれが半端なく、周りのみんなも黙ってしまうくらい。私はなだめたりするのですが、それでもエスカレートしてしまう時は、しっかり言います。
「みんな、迷惑しています。何よりもHちゃんがいやでしょう?しんどいときはまず私と話そう!」
プリントが難しい?いえ、これまでスムーズに進んできたはず…、と私も悩みました。でも、お母様から「わからなくてもまず、自分で考えようと意地を張っています。アドバイスしようとすると怒ってしまって…」と。この意地はエネルギーを生む源泉です。でも、少し素直な気持ちを持てるようになるといいな、と感じていました。
最後の日、Hさん「お世話になりました」と。
でも、これが最後ではなく、翌日、ポストにお手紙が入っていました。
「ガウディアをやめてしまったけど、お手紙でいろいろなことをほうこくします。・・・お手紙をよんで私のことを思い出してください」
感激しました!私こそ、ありがとう!このお手紙は私の宝物です。
プリントのお直しっていやですよね。
「ああ、3つも間違えちゃった」
「ちぇ、あとひとつだったのに」
「わーい、花丸だ!」
返されたプリントを見て一喜一憂です。間違えたことをすごく悲観する子もいます。お母さんに怒られる…と言う声も。
でもね、こんなとき私はこう言います。
「まちがえたほうが、よくわかるんだよ。まちがえると何故だろう、どこが違うんだろうと考えるでしょ。で、わかったとき、しっかりこのことは理解して、もう間違わない」
そう、間違えたほうが定着するんです。しかも深く。いろいろ考えるから広く。そして、何よりも考える習慣、考える楽しみ、わかる喜びが得られます。
さあ、どんどん間違えましょう!
「やだー、間違えたくないよお」
そっか…。
どこかに行きたくても行けない、今年の夏休み。
ちょっと聞きにくいことだけど、子どもたちに聞いてみました。
「楽しい夏休みだった?」
すると笑顔がたくさん返ってきました。
「山に登ったよ。お母さんが好きなんだ」
「おうちでキャンプしたよ。お庭にね、テント張ってバーベキューやって」
「花火やったよ。お隣さんも一緒にね。みんなですると楽しいね」
「うーん、どこも行けなかったけど、おじいちゃん、おばあちゃんとテレビ電話したよ。みんな元気だったよ。話ができてうれしかった」
良かった、みんな楽しんでる。何よりもお母様やお父様が工夫されているのだと思います。
できることが限られる今年の夏ですが、それでも楽しみ方はいろいろあるんです。
東京都では、「感染防止徹底宣言」を実施中です。
事業者が実施すべき感染防止対策を掲載した業種別のチェックシートがあり、チェックシートにある感染防止対策を全て実施、専用フォームから申請すると「感染防止徹底宣言ステッカー」を取得できます。ステッカーを教室等に貼り、感染防止対策を実施していることをお知らせするものです。
早速、当教室もチェックシートを確認して実施、ステッカーを取得しました!
虹の絵柄です。明日の明るい虹となりますように。
年少の女の子yちゃん、幼児教材に取り組んでいます。
こくごの、ひらがなに親しむ取り組みで「かたつむり」が出てきました。
私)「かたつむりって知ってる?」
y)「知ってるよ。見たもん」
私)「へえ、どこにいたの」
y)「あじさいの花のうえにいたよ」
私)「良く見つけたねえ!かたつむりは紫陽花が好きなんだね。それとね、雨もすきなんだよ」
素敵です!日常生活の中で四季を感じ、愛でています。四季を感じることが難しいこのごろですが、よーく見るとあちこちに四季を感じるものがあります。急いで走り去るのではなくて、ちょっと足を止めてみれば、そこにあります。
小さいころ、五感で感じた四季は宝(感性)となります。
さあて、今日は何が見つかるかな?
3月から先が見えない日々(コロナ禍)が続きました。6月、少し見えてきました。しかし、今、残念ながら少し曇ってきた(特に東京)と言わざるをません。
子どもたちは日常が疑問視される中、子どもたちなりにサバイバルしていました。大人以上にコロナ対策マナーを守り、自宅学習も頑張る、など。そして、日常が戻ってきました。しかし学校が始まったとはいえ、学習の遅れが懸念され、子どもたちは毎日の授業に追われています。
まだまだ不安が残る今、本音、「夏キャンペーン*実施中です!」と、大きな声で言いにくいのです。なので、キャンペーンが始まってもここにメッセージを綴ることができませんでした。
悶々と考えていました。でも、あれ、これ「ピンチをチャンスに変える」ことじゃないか?と。子どもたちの不安を自信に変えてあげる機会になるのではないか、と。ガウディアなら出来る、夏キャンをうまく使っていただこう!
不安をかかえたまま、待つのではなく、行動することです。行動することで変われます。
ああ、やっとメッセージを送ることができました(よかった…)。
*夏キャン=夏の2週間無料キャンペーン
6月1日より、週1回通室の分散通室をお願いしてきましたが、29日(月)~、週2回の通常通室を始めます。
でも、いましばらく「感染防止対策=密を避ける」をご協力いただきたく、曜日と時間(1時間ごとの枠)を決めて通室いただくことにしました。これにより、同じ時間帯に在室する生徒さんの集中を避け、着席距離を保つことができます。
もともと、学習習慣をつけるために、曜日と目安の時間を決めて通室いただくことをお願いしています。ただ、生徒さんもいろいろな事情で何かと時間がずれたりすることも多く、厳しく時間を問うことはしてきませんでした。
でも今回は、しっかりお願いします!
改めて「○曜日の△時はガウディアの日!」とスケジュールに書き込んでくださいね。
そう、これが実現できるのは、生徒さん、お母様方のご協力のおかげです。新たに始まった学校の時間割を見ながら、通室日と時間を検討してくださったお母様方、本当にありがとうございます!「私は、○曜日の△時ね!」と確認してくれた生徒さん、ありがとうございます!
さあ、今日も素敵な日になりますように。
今日、お問い合わせの電話を頂戴しました。
「休みのこの期間、改めて子どものことを良くみることができて、良かったと思っています。が、その結果「国語力」に不安を感じています。」
大変なこの時期、悪いことばかりニュースになりますし、自分の家のことも子どものこともマイナス面ばかり、目につきます。実際、そのことの方が多いです。でも、お問い合わせのきっかけは「(子どもを)よく見ることができた」「国語力に問題があると感じた(気づいた)」と、前向きなお話です。「国語力に問題が…」は前向きではない?ように思われるかもしれませんが、ここに気付かないと次のステップは見えないですよね。
どんなことにもマイナス面とプラス面は有ります。今回のコロナは問題が大きすぎて、マイナス面が大きいかもしれません。でも、その中に前を向けるきっと素敵な発見があるはず。
ちょっと見方を変えて、一歩引いて、素敵なことを探してみませんか?
あ、「国語力」、ガウディアにお任せください!
緊急事態宣言解除を受け、6月1日より開室することとしました。
とてもうれしいです!
でも、ごめんなさい。まずは分散通室で、少し不安な今を乗り切ります。
通常週2回の通室を週1回として、お子様ひとり一人、あらかじめ、曜日と時間を決めて通室いただきます。これにより、かなり三密を回避できます。
そして、早めに、段階的に通常通室に近づけていきます。
都度都度の工夫と、都度都度の保護者様、お子様へのご協力のお願い、ご迷惑をおかけします。にもかかわらず、快くご協力いただき、応援のお言葉も頂戴して、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
さて、子どもたちの笑顔が何よりの励みです。たくさんの笑顔に会えることを楽しみにしています。
休室中の自宅学習の様子を伺いたくて、保護者様に定期的にお電話を差し上げています。
もちろん、お子様ともお話しさせていただきます。
最近、気になる話題。
「わからなーい、教えて」
「(こう考えたら?)これでいいんだよ、うるさいなあ」
そう、お父様やお母様とお子様たちの攻防です。
「いつもはそんなことは聞きに来ないのに」
「聞きに来るから、一緒にやろうとするといやがる」
「わかっているくせに聞いてくる」
そう、今は、大好きなお父さん、お母さんに甘えたいんです。ずっと家に居て、お友達とも
遊べない今、家族が一番、うれしいんです。お父さん、お母さんに聞きたい、教えてほしい。
どうぞ、今は、いつも以上に甘えさせてあげてください。
世田谷区教育委員会の方針「5月31日まで区立小中学校は休校」を受け、赤堤教室も5月31日まで休室延長としました。
緊急事態宣言が延期されるという状況も鑑みました。
残念ですが、コロナに勝つためには苦渋の決断です。
保護者の皆さまへお手紙をメール配信して連絡。でも、
「ガウディアのプリントは、毎日必ず取り組むと意気込んでいるので、自宅学習でも頑張ります!」
「時間があるので、いろいろなドリルを試してみましたが、ガウディアが一番です!」
「先生も大変ですが、ご自愛ください」
皆さまのこの言葉で救われます。感謝です。

休校が延長となり、ますますお子様、ご家族の方が大変な状況にあられると思います。
自宅学習ではありますが、少しでもお役に立てればうれしいです。

休室中は、これまで以上に、出来る限りお子様の学習をサポートできるよう工夫しました。
それは・・・お手紙でご確認ください!
郵便局に向かおうと、教室の玄関を出たとき、
「うわあ、かわいいねえ!黄色いねえ」
と草花の前にかがむ小さな女の子。
「かわいい花だねえ、何ていうのかな」
と、お父さんかな。
ガウディアの看板の下に、けなげに咲いている黄色い草花がありました。思わず、
「かわいいですね。草花ですけど、きれいな花ですね」
と声をかけちゃいました。
しばらく見ていましたけど、出かけようとする私に、女の子は
「いってらっしゃい」と言ってくれました。
「ありがとう、行ってきます(ニコ)」

何だか、ほっとして、うれしくて、気持ちがぽわんとしました。
お父さんと小さな女の子のこんな時間はとても素敵です。

大変な時期だから、こうしたことが、私たちを癒してくれます。
大変な時期だからこそ、道端の草花に目を向けてほしいものです。
かわいいけど、たくましいですよ。  
緊急事態宣言と共に休室して、生徒さんには自宅学習をお願いしています。
そんな中、とても素敵なメールが届きました。
年長さんのRちゃん、お母さまと自宅でプリントに取り組んでいるとき、
「先生に私が取り組んでいるところを見せたい!お母さん、写真を撮って先生に送って!」と。 素敵な写真が届きました。
お母様からは、「自分で問題からイメージするいろいろなことばや絵をプリントに書いて楽しんでいます」と。 ますます、素敵です。
プリントの問題に取り組む(=問題を解く)だけではなく、そこから自分が抱くイメージを文字や絵で表現する。
表現の世界を広げる、つまり、思考力・表現力を広げる土台となっています。
まあ、こうした理屈よりも、Rちゃんが楽しんで取り組み、お母様が温かく見守っていらっしゃる、このことがとても素敵で、大切なことだと感じました。
ありがとう、Rちゃん、お母様
緊急事態宣言を受け、また、本部の方針を受け、当教室も5月6日まで、休室します。休室期間中の対応について詳細(お手紙)は教室にてご案内しますが、主な事項は以下です。

◆休室期間中は2週間ごとに自宅学習用プリントをお渡しします。
◆期間中、学習に関すること、プリントの問題の疑問点などメールやお電話にてご対応させていただきます。
◆自宅学習プリントで不安な点、苦手感があるなどの場合、ご相談ください。次のプリントで対応できるよう調整します。わからないところを そのままにしない、苦手なところを克服するよう応援します。

宣言を受けての保護者様への連絡(メール)は、「夜分失礼します…。」の時間帯となってしまいました。その返信は「通室を楽しみにしていたので残念です」「先生もお気をつけて頑張ってください」です。ただただ、感謝です。自宅学習を楽しく進められるよう、出来る限り応援するつもりです。元気な子どもたちに早く会えることを願って。
先日もお知らせしましたように、教室は引き続き、感染防止策(消毒、換気、マスクの着用など)を強化して、お子様の安全を第一に優先して、開室しています。 しかしながら、新型コロナウィルスの感染拡大は留まる気配がなく、学校休業が続く中、通室においても防止策に更なる工夫、強化が求められます。 そこで、通室時間を学年別時間割制(めやす)として、同席するお子様が密集しないようにします。詳しくは教室にてご案内しますが、開室時間の2時から6時までの間を、①1,2年生、②3,4年生、③5,6年生に分けて通室していただきます。但し、ルールではなく、めやすとしてご家庭やお子様のご都合、ご兄弟での通室など、柔軟にお考えください。 更に、通常は週2日の通室ですが、ご家庭のご判断により、週1回とするなど、通室パターンもご検討ください。すでにご検討いただいて通室パターンを変更されている生徒さんもいらっしゃいます。ご希望に応じて自宅学習分のプリントをお渡しします。 なお、自宅学習期間中の学習に関する質問は、随時、メールやお電話で受けておりますので、安心して学習をすすめてくださいね。
まだまだ先が見えないことが多い状況ですが、先日お知らせしました通り、引き続き感染予防対策を強化して、開室しています。

生徒さんたちは皆、元気に通ってきてくれます。これが何よりです。生徒さんや保護者の皆さまがご家庭でできる感染予防対策を実施してくださっているおかげでもあります。

暗くなりがちですが、子どもたちの笑顔は明るく、私たちの、そして子どもたち同士の支えになっていると思います。

そう、マスクの自慢話も盛り上がっていますよ。「私のマスク、かわいいでしょ」「ピンクもかわいい」「黒のほうがかっこいいよ」

子どもは楽しいことを生み出す天才です。

でも、そろそろマスクをはずして、みんなの顔を観たいね。
コロナ感染の影響で学校がお休みになっていますが、当教室は通行通り開室しています。

但し、教室では以下の感染対策とするとともに、生徒さんへ協力をお願いしています。

〇新型コロナウイルス感染予防対策
・外気取り入れによる換気を随時行っています。
・机、いす、手すり、ドアノブなど次亜塩素酸ナトリウムを使用した消毒清掃をしています。
・生徒さんにはお子様用手指用アルコール消毒液を使用していただいています。
・先生は、マスク着用で対応させていただきます。

〇生徒さん、保護者様へのお願い
・通室前の体温を計測してください。
・風邪の症状(発熱、咳、くしゃみなど)がある場合は、通室は控えてください。
・石鹸やアルコール消毒液などによる手洗いを励行してください。
・マスクを着用するなど咳エチケットにご協力ください。

大変な時期ですが、お子様方が元気に過ごせますよう、ご協力をお願いします。