と、言いながら、お直しを持ってくるKさん。そのすぐそばから、
「合ってればいいってものじゃないよ!」と友達のsさん。
うーん、厳しいお言葉。実は、私がいつも指導していることばに関係しています。私はいつも、
「合っているかどうかより、何故こうなったか、考えているかな?」
と問いかけます。もちろん、合っていて花丸をもらえる方がうれしいです。でもその花丸はしっかり考えた結果なのかどうか。こうした花丸こそ、子どもたちに自信をもたらします。
さて、「考えているかな」という問いかけは抽象的でわかりにくいので、
「どうしてこうなったか、先生に教えて」
「どこに書いてあったか文章に線を引いてみて」
と聞くようにしています。
なんか、いじわるな先生だなあ。でもね、このいじわるが子どもたちの背中をほんの少し押していると信じてやまない私です…。