お直しを見て、×になっているとすぐそのまま「わかりません」と聞きにくるI君。
「えー、なんでえ?」と言いながらももう一度読み返すSさん
「これで、どうだあ」と言って消しカスが残ったプリントを持ってくるH君
「わからない」から先生に聞きに来るのは当たり前ですが、そのタイミングは三者三様です。
×を持って聞きに来る子供たちに対して、私はいつも「まず、自分でもう一度読んで、自分はどう思うか先生に教えてください」と応えます。そのこともあり、SさんやH君の頑張りが出てきたと思うのです。
すぐ聞きに来るI君にもそう応えると「わからなかったら、先生に聞きなさい、とお母さんが言ったよ」と。なるほどその通りです…。
そこで、私は「まず、一緒に問題を読んでみようか」と促すのでした。
I君が「先生、ぼくはこう思うんだけど」と聞きに来てくれる日はもうすぐです。