お問い合わせをいただく中で、
「周り人は、幼稚園(その前から)から塾に通わせていて、まだ早いとは思うけれど、遅れるのは心配で…、そろそろ始めた方がいいでしょうか」
というご相談を受けます。
浜田山駅前教室の周辺では、
早めの学習が流行っているようです。
私は早期教育はあまり賛成はできません。
と言っても、小学校に入学する前にはほとんどのお子さんがひらがなは書けています。
子供は残酷で
「書けないの?」
と悪気もなく言う子がいます。
学校の先生も書ける前提で教えていたりもします。
お子さんは、入学早々劣等感を抱き、
勉強の苦手意識を持つことがあります。
私は個性を大切にしてあげたいので、
競争に巻き込みたくはないのですが、
集団教育は優劣の差を生むのです。
そうすると、やはり
「この地域では入学前にはある程度の知識は必要です」
とお答えするしかありません。
やっぱり、子供はできると嬉しいのです!
幼児教育は詰め込みではなく、
その子ができることを増やしてあげることが大切だと思っています。
できないことを無理やりできるようにさせようとすると
その子の芽を摘むことになります。
ガウディアの幼児教材は、難しいものもありますが、得意な子にはすぐできてしまうものもあります。
すぐに終わるとあまりやってないように思う親御さんもいますが
園児さんのプリント学習は5〜15分位です。
でも、毎日やれば
1週間続けて 10分×7日=70分
1ヶ月続けて 10分×30日=300分
すごいです!
「もっとやりたい!」
位で終わらせて、
「また明日ね♪」
と楽しみにとっておくぐらいがいいのです。
集中力が長く続かないのも園児さんの特徴ですから。
実は、子供はプリントから学ぶものはほんの少しなのです。
お母様との会話、お手伝い、
友達との遊び、自分の興味のあるもの、
そんな中からの学びの方が遥かに多いのです。
小学生になって、
長文読解ができないのは語彙力がないことが原因の1つです。
「そんなの言葉も知らないの?」
とお母様は言いますが、
語彙は会話から得る事が殆どです。
今一度、会話やお手伝いを見直してみてください。
プリント学習は家庭では学べないことを学ぶ教材です。
特に幼児さんの場合、ガウディアを始めるられるかどうかはお子さんにもよると私は思います。
もし、お迷いの親御様がいらっしゃいましたらご相談ください。