居残りで遅くなった! - 緑ヶ丘教室(工藤宅) - 幼児小学生のための国語算数英語学習教室ガウディア

居残りで遅くなった!

15:30に、バタバタと学校帰りに来る小4の子どもたちがいます。
Sくんがなかなか来なかったので、お母様にご連絡しました。
やがて、ドッタンバッタンと賑やかに入ってきたSくん。いつもと様子がちがいます。
「遅かったね!どうしたの?」「居残りさせられた!!」「それは、お疲れ様!」
学習を始めてまもなく、分かりませんとやって来たSくん。イライラしている様子でした。みんなが質問しに来る問題なので、色分けして丁寧に説明しましたが、席に着いてもイライラが収まらない様子。
Sくんならできそうなところの問題を、質問に来ました。
「どうしたの?イライラしてるね。何か学校であったのかな?居残りが大変だったの?何か悔しいことがあったのかな?」と、訪ねると、ポロポロと涙を流しはじめました。
活発で元気いっぱいなSくんの涙を見るのは初めてです。思わず背中をさすって、「今日は大変だったんだね!今日は帰って、明日来てもいいよ!」
「今日、頑張る!!」と、しばらくしくしく泣いていたようなのですが、気持ちを切り替えて頑張っていました。「先生、間違え1つだったよ!それもこの漢字だけ!」
誇らしげに私に報告しにきたSくんに、
「偉かったね~本当に偉かったよ!」
友だちに笑顔で一言交わし、帰っていきました。
勉強だけでなく、子どもたちの気持ちにも寄り添って、指導していきますね。