日本語の難しさ - 国分寺駅前教室 - 幼児小学生のための国語算数英語学習教室ガウディア

日本語の難しさ

私の最近の読書は、とある会社が提供している「プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービス」を取り入れています。もう3年以上、紙の本は読んでいません。通勤時にカバンも重くならないし、朗読スピードの調整も可能、ダウンロードするので本のように何度でも聴くことができます。読もうと思っていたけれど、図書館で借りるほどでもない。この本に、この値段を払ってまで購入したいと思うほどでもない。そういった本を、毎日聴いています。プロの方の朗読なので、とても魅力的で、聴きやすいものばかりです。その中で一つだけ気になるのが、読み間違いです。小説ですから、著者には(通常の読み方とは異なる)特別な読み方を意識しているのかもしれませんが、予想以上に読み間違いが多いです。原稿に「フリガナ」がふられていないのか、ナレーターが間違えて読んでいるのかは分かりませんが、とても気になります。このような仕事をしている身としては、とてもがっかりします。例として、「早急:〇サッキュウ ×ソウキュウ」「代替:〇ダイタイ ×ダイカエ」「重複:〇チョウフク ×ジュウフク」「肉汁:〇ニクジュウ ×ニクジル」「漸く:〇ヨウヤク ×シバラク」などなど・・・・・

もし、お子様がこのサービスを利用していて、読み間違いを指摘したとします。その場合には頭から否定するのではなく、一緒に読み方を調べてみてください。サービス提供側が間違っている可能性が高いです。大人でも読み間違える語句はたくさんあります。子どもの頃に間違って記憶してしまうと、大人になってから修正するのは手間がかかります。Gaudiaで基本能力を鍛えてみませんか?