もうすぐ新学期。
入学・進級を前に、無料体験学習に来られるお子さまが増えてきました。
習い事や学習が全く初めてのお子さん、他の学習教室で学習をされていたお子さん、タブレット学習や通信学習をされていたお子さんなど、様々なお子さんがいらっしゃいます。初めて来られる時の様子も、恐る恐る、興味津々、自信満々、など皆さんそれぞれです。でも、小１時間ほどの体験学習を終えて帰るころには、皆さん一様に、満足げな、自信に満ちた表情になって帰っていきます。「これなら自分でも出来る！」と感じてくれるようです。そして次回来られる時には、ほぼ全員が宿題として渡したプリントをやって持ってきてくれています。その様子をご覧になった保護者様も「これなら続けられそう！」と安心して入会下さる方がほとんどです。

ところで、学習をしていると、自分の力だけでは理解できない問題にぶつかる時があります。問題文中の漢字が読めなかったり、言葉の意味がわからなかったり、どうやって考えたらいいかわからなかったり・・・。そんな時、大人は「わからないところは先生に質問をするべきだ」と考える方が多いかと思いますが、この「わからないところは質問をする」という行為、子ども達にとっては結構ハードルが高いんです。
わからなくて先生に聞きたい時、どのタイミングで、どんな風に、何を聞けばいいのか。小学校などでも、それがわからなくて尻込みしてしまい、質問せずに終わらせてしまうお子さんが多々いると思われます。「こんなことを聞いてみんなに笑われたらどうしよう。」「こんなこともわからなくて先生に怒られたらどうしよう。」など、気にしてしまうと質問することはとても大変なことに思えてしまうようです。逆に、タイミングや周りとの兼ね合いを気にせずに自分が聞きたいことばかりを聞いて、集団の中で迷惑をかけてしまいかねないお子さんもいるかと思います。知的好奇心が旺盛で質問すること自体はいいことなのですが、他の子達の時間を奪ってしまうような質問の仕方であれば考えないとなりません。
何故、小学校などでこういう状況になってしまうかというと、質問の仕方を学べる環境が少ないからではないかと思われます。
ガウディアは、自分でプリント学習を行う自学自習の教室ですが、読解力・思考力・表現力・活用力を養う為のプリントとなっていますので、単に計算問題を解く、漢字を練習する、などと違って、指導員のヒントや解説が必要になる機会が多く出てきます。生徒さん達には「わからなかったら質問しにきてね」とお声をかけていますので、質問したい箇所が出てきた時には、指導員のところまで質問をしにきてもらっています。お子さんの年齢や性格によっては、最初は指導員のところまで質問にくることを躊躇してしまうお子さんもいらっしゃいますので、様子を見てこちらから「大丈夫？出来そう？」と質問を引き出しに行くこともあります。逆に、指導員が他の生徒さんの質問に応じていたりしてもところかまわず質問をしてきてしまう生徒さんには「順番にやっているから待ってね。先に自分で出来る問題を探してそれをやりながら待っておいてね。」と声をかけて、「今すぐ質問したい！」という感情をコントロールする練習を促すようにしています。 そういった質問の機会を重ねていくうちに、子ども達は質問の仕方が上手になってきます。人見知りであまり自分から話をするのが得意ではない生徒さんでも、わからないところを一度で質問できるように質問箇所を整理してから質問にきたり、わからない箇所に自分で印をつけておいて質問できるタイミングを見計らって質問にきたり、効率的・効果的に質問の成果が得られるように工夫するようになります。また、質問するのが大好きでちょっと難しそうだとすぐ教えてもらおうとする生徒さんも、「これを聞いたら多分先生に『まずは自分で考えよう！』って言われるだろうからこれは聞けないな。」と質問していいかどうかの塩梅を考えるようになってきたりします。 こういったコミュニケーションのスキル、大人になっても様々な場面で必要ですよね。もっともっと子ども達に質問の仕方を学べる環境を増やしてあげたいものです。

ガウディア八王子教室では、春の無料体験学習キャンペーン中です。
プリントの中だけではない、沢山の学びのチャンスをご用意してお待ちしております。是非お気軽に体験にいらして下さい。教室見学だけ、教材を見るだけでも結構です。

お問い合わせはお電話でも、メールでも、ショートメールでも。ショートメールでお名前、学年、無料体験希望日時を送って頂くだけでも大丈夫です。スタッフ一同、皆様のお力になれることを楽しみにしております。
ガウディア八王子教室
電話・ショートメールはこちら　090-6726-5870
メールはこちら　hachioji@gaudia.co.jp