小3Hくん、国語の長文読解がきらい!
長文読解が苦手なお子さまは多いです。読む前におそらく、半分は投げ出している。
こんなときは、少し戻って復習しながら、文に慣れることから。
Hくんの場合、「物語」が苦手なので、2年生の「ものがたり」単元を復習します。
文章の量が今(3年生)より少なく、文章表現も比較的わかりやすいからです。
ちなみに「せつめい文」は割と好きだそうです。理論的な?文の方が馴染みやすいのかもしれません。
「オレは、わからないから、わかるようになるために、2年生を復習するよ!」
「そうそう、その気持ちが大切。頼もしい!」
復習を前向きに考えられない、ちょっとやだな、と思うお子さまは多いですが、Hくんなら大丈夫!ところが、
「オレ、ゴーシュは嫌いなんだ…。」
2年生の学びで「セロ弾きのゴーシュ」が出てきます。
宮沢賢治の有名な作品ですが、馴染みにくいことばや表現が多く、その理解に???
登場人物も多く(猫やかっこうも出てくる…。)、ますます???。
Hくんはかつて取組んだときの苦手感がよみがえってしまったようです。
「えーい、でもやる!」
「今だから、もう一度読めばきっと楽しくなるはず!」
取組みが終わった今、Hくんはイスに倒れています…。頑張ったね!
実は、「ゴーシュ」の話は発展問題(総復習)で再登場し、更に進みます。ちょっと難しい。
私はこのプリントをHくんに挑戦してもらうか悩んでいます。
大丈夫!きっと「楽しい」と思ってもらえるはず…。
「やってみようか!」