教室には「わすれものBOX」が、用意されています。その名の通り、みんなの「わすれもの」を入れる箱。
「わすれもの」の多くは鉛筆、消しゴムなので、筆箱サイズのお菓子の箱を再利用しています。
今も消しゴムが6個、鉛筆が12本!も入っています。
忘れた本人は、なかなか気づいてくれません。
「あー、鉛筆、消しゴム、忘れた!」こちらは、持ってくるのを忘れたAくん。
実は、毎回、忘れる常習犯。以前は、私に借りに来たのですが…。ある日、
「先生、わすれものBOXから借りちゃうね。」
なるほど、この手がありました(笑)。感謝して使ってね。
「誰か、折り紙(作品?)忘れてるよお。しょうがない、わすれものBOXに入れよう。」
「かわいいキーホルダー、忘れてる。誰?わすれものBOXに入れておくね。」
わすれものBOXが一杯になってきました。
すると、BOXを覗く子が増えてきました。「何が入っているかな?」
忘れたり、借りたり、預けたり。興味を示して覗いたり。
わすれものBOXの多様な効用?を発見するこの頃です。
できれば、BOXを大きなものに代えなくても済みますように…。
そして、忘れられたモノたちが、早く持ち主のもとに帰れますように。