七夕~アナザーストーリー⭐第6話(最終話)⭐ - 日能研多摩センター教室 - 幼児小学生のための国語算数英語学習教室ガウディア

七夕~アナザーストーリー⭐第6話(最終話)⭐

7/1に「織姫と彦星の物語」をご紹介しました。
その織姫と彦星に思わぬことが起こったら…?という
完全オリジナルアナザーストーリーを作成しましたので、全6話にしてお届けします😊
一話一話は読み聞かせにちょうど良い長さになっています。
1・2年生なら頑張って一人で読むのもいいかもしれません😊
今回は6話の紹介です。ぜひ親子でお楽しみください♪

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第6話(最終話):星と地球のあいだで

七夕の夜、空は静かに輝いていました。ヒカリとカナタは、成長してそれぞれの星の役目を果たすようになっていました。

ヒカリは「希望の星」、カナタは「勇気の星」。
ふたりはそれぞれの光を、地上へそっと送り続けています。

ルナは今も、しっぽに“星のしずく”をたずさえ、夜空をかけめぐっています。

「ねえルナ、地球の人たち、今年はどんな願いをしてるの?」

「うーん……『たいせつな人が元気でいてくれますように』とか、『夢を叶えたい』とか……いろいろ!」

ルナの声には、空のすみずみまで届くようなあたたかさがありました。

織姫と彦星は空のはしに立ち、地球の空を見つめます。
「きっと、今年も会えるわね」
「うん、あの橋を渡って」

そのとき、無数の星のしずくが空を舞い、地上へ降りていきました。

それは、すべての願いが生まれた場所――夜空と地上のちょうどまんなか、
“星と心が出会う場所”に、そっと落ちたのです。

ひとつの願いは、ひとつの光になって、そっと誰かの胸に灯りました。

そしてその夜、夜空を見上げたすべての人の目に、流れ星がひとすじ……

それはルナのしっぽ。

「ことしも、願いをのせて。しゅわーん!」

夜空と心をつなぐ、ほうき星の光は、
ずっとずっと、消えることなく流れていくのでした――。

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七夕のアナザーストーリー全6話いかがでしたか?アナザーストーリーのその後はどうなるのか…?考えてみても楽しいですね⭐

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