みなさんこんにちは。7月になりましたね。
7月といえば「七夕」です。
新越谷教室では、お子さまたちが七夕の願い事を書けるように
短冊の準備をしています。
ガウディアのHP「ガウディア図工室」に短冊が掲載されてますので
ご家庭でもぜひご活用くださいね♪
https://gaudia.co.jp/atelier/
諸説ありますが七夕は織姫と彦星の古い物語がその起源と言われています。
そこで、
★お子さまが自分で読んでみるバージョン★と
★ご家庭で読み聞かせをしてみるバージョン★をつくってみました。
(七夕の由来より再構成したものです)
★お子さまが自分で読んでみるバージョン★
むかし、天(てん)の神(かみ)さまに
織姫(おりひめ)という女(おんな)の人(ひと)がいました。
織姫(おりひめ)はとてもまじめで、
毎日(まいにち)きれいな布(ぬの)をおるしごとをしていました。
ある日(ひ)、神(かみ)さまは
はたらきものの彦星(ひこぼし)という男(おとこ)の人(ひと)を、
織姫(おりひめ)に会(あ)わせてあげました。
二人(ふたり)はすぐになかよくなり
うれしくて毎日(まいにち)いっしょにすごしました。
でも、あまりに夢中(むちゅう)になってしまい
しごとをさぼるようになってしまいました。
神(かみ)さまはおこり
二人(ふたり)を天(あま)の川(がわ)のむこうと
こちらにわけてしまいました。
かなしむ二人(ふたり)を見(み)た神(かみ)さまは、
「まじめに働(はたら)くなら
年(ねん)に一度(いちど)だけ
七月(しちがつ)七日(なのか)に会(あ)ってもよい」
と言(い)いました。
それからは
二人(ふたり)は会(あ)える日(ひ)をたのしみに、
いっしょうけんめいしごとをするようになりました。
★「ご家庭で読み聞かせをしてみるバージョン」★
(七夕の由来より読み聞かせ用に再構成したものです)
むかしむかし、天に神さまがすんでいたころのお話です。
神さまには、**織姫**という娘がいました。
織姫はとてもまじめで
毎日、はたをつかって美しい布をおっていました。
その布は、空にあるほしの着物や
神さまのためのふくに使われていたのです。
でも、織姫はあまりに一生けんめいはたらいていたので
あそんだり、おしゃべりしたりする時間もありませんでした。
ともだちもおらず
ちょっぴりさびしくくらしていたのです。
それを見ていた神さまは
ある日、**彦星**という青年を
織姫に会わせてあげました。
彦星は天の川のほとりで
まいにち牛の世話をしているこれまたまじめな男の人でした。
二人は出会ったその日から
すぐになかよしになりました。
いっしょに話したり
わらったり、とてもたのしい毎日がつづきました。
ところが……あまりに夢中になったふたりは
しごとをしなくなってしまいました。
織姫はもう布をおらず
彦星も牛の世話をわすれてしまったのです。
それにおこった神さまは
ふたりを天の川の両がわにわけてしまいました。
もう、かんたんには会えません。
ふたりはさびしくて、たくさんたくさん泣きました。
そのすがたを見た神さまは、こう言いました。
「まじめにしごとをするのなら
年に一度、七月七日にだけ会わせてあげよう。」
それからふたりは心を入れかえて
いっしょうけんめい働くようになりました。
そして、七月七日の夜になると、天の川をわたって
たった一度だけ会うことができるようになったのです。
七夕(たなばた)は、そのふたりがまた会える日。
空を見上げて
二人のことを思い出したりじぶんのねがいごとを短冊に書いたりする
大切な日なのです。
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・お子さまが楽しめる教材をご用意しています。
・著作権があるものも多く取り揃えていますので
出典から検索して物語の気になる前後を
(図書館で借りたり、購入したりして)
読み続けることができます。
・好奇心旺盛な子どもたちからは
「続きが読みたい」という声をいただきます。
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