習慣という強み - 赤堤教室 - 幼児小学生のための国語算数英語学習教室ガウディア

習慣という強み

「先生、一日のプリントの枚数を算数も国語も少し多めにしてください。」
小6、Sさんのお母様からの電話です。
「そんなにたくさん、Sさんの負担になりませんか?」
「大丈夫です。ここ2か月、溜まった宿題を一日10枚ずつ、取り組んできました。その流れで…。」
「確かに、頑張っていましたね。」
「負担になるようなら、Sと話して、また、先生に相談します。」

そう、Sさんは宿題を溜めてしまい、それを毎日、計画的に進めていました。
毎回提出するプリントの多さに、私は感心していました。
そして、宿題の山がなくなる頃のお母様からの相談でした。 6年生になるタイミングでもありました。
「では、Sさんと相談して進めますね。」

私は、算数は発展問題を追加し、国語は漢字プリントを時折混ぜる、としました。
Sさん、算数が得意なので。

頑張っています。
「発展問題が手ごたえあるのよねえ。できる問題と悩む問題があるけど。」
「悩む問題がちょっと苦手なジャンルかもしれないわね。苦手な単元は枚数にこだわらず、じっくりやりましょう。」

枚数をたくさん取り組むのがいい、とか、すごい、とかの話ではありません。
そもそも、ガウディアのプリントはしっかり考えて取り組む問題が多いので、枚数を増やすのは大変です。
そもそも、たくさん取り組むことを目標にはしていません。
では、何がすごいのか。
習慣です。
毎日、一定時間、しっかりとプリントに向き合う、その習慣です。
溜まった宿題を毎日10枚取り組んできたことがきっかけかもしれません。